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「年配の方が多かった」映画「空海」の邦題で勘違いする老人が続出か

映画を観ると、たまに「タイトルと全く違った」と思った経験はないだろうか。2月に公開された染谷将太さん(25)主演の映画『空海KU-KAI美しき王妃の謎』も、そう感じた人が多いようだ。

同映画は日中合作の映画で、9世紀の中国(唐)が舞台。空海(演:染谷将太)と詩人・白楽天(演:黄軒)が首都・長安で権力者が相次いで奇妙な死を遂げる怪事件の真相を探っていくというもの。

先日、キャリコネニュースでは「空海の映画かと思ったら主人公が猫だった」「空海ってネーミングは詐欺」などという声が多く上がっていることを伝えた。原題『妖猫傅』、英題『LegendoftheDemonCat』なのに、なぜ日本だけ趣が変わっているのだろう。

広報担当者「空海は日中合作。各国、"国産映画"として公開しています」

「年配の方が多かった」映画「空海」の邦題で勘違いする老人が続出か

これに対して同作の宣伝を行うTOHOマーケティングの担当者は「各国、観客から支持されるタイトルを検討しました」と話す。同作は、日本の原作、中国のスタッフ、日中キャスト、日本アーティストによる主題歌で成り立っている。

「両国一丸となり各国産映画として製作しました。そのため日本では"日本映画"として公開しています。日本では原作『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(夢枕獏・著)も尊重し、主人公・空海にちなんだタイトルにての公開に至りました」

たしかに『妖猫傅』だと主人公が空海であることは分からず、まさか原作が日本の作品だとも思わないだろう。このタイトルの方が"日本の映画"然としている。ただこのタイトルのためにミスリードが起こったという声が相次いでいる。

「我が家のじっちゃんが『空海の一生なんだろ?(フガフガ』って勘違いしてた」
「夢枕獏の原作を知らないもんだから、割りと真面目な伝記映画だと勘違いしてた」

さらに「空海見事にジジババばっかなんだけど、真言宗のガチ映画かなにかと勘違いされてねぇかこれ」「確かに年配の方が多かった」という報告も多い。

RAD野田洋次郎も「日本では吹き替え版しかないのは残念」字幕版上映予定は?

同作は染谷将太さんや阿倍仲麻呂役の阿部寛さん(53)による中国語のセリフや、李白の漢詩を朗詠するシーンがあるが、日本公開は吹き替えのみ。

白楽天を高橋一生さん(37)、楊貴妃を吉田羊さん(44)など錚々たる俳優陣が声を当てているが、ネットでは「中国語で字幕版欲しかった絶対その方が雰囲気ある」という声が多い。主題歌を担当したRADWIMPSの野田洋次郎さんも

「日本では吹き替え版しかないのは少し残念ですが、今後の動員次第では限定で字幕上映とかもあったりするのかな。あったらいいな、なんて」

とツイートしているが、広報担当者は「現在、字幕上映の予定はありません」とコメントしていた。そこはDVDになった際に期待、といったところだろうか。

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