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RADWIMPSの「愛国ソング」が物議 論点は「歌わされてないか」

RADWIMPSの「愛国ソング」が物議 論点は「歌わされてないか」

来年で忌野清志郎さんが亡くなってから10年になる。ソロでもバンドでも彼が残した曲は大好きなものが多いのだけれども。何度かの発売禁止騒動があり。「君が代」のカバーなんかもそうだ。音源を買い、ライブでも見たが、なんというか圧巻だった。別に国歌をバカにしているようには見えず。これはこれでクールだなと思ったり。「星条旗よ永遠なれ」をロックなアレンジにしたジミ・ヘンドリックスへのリスペクトを感じたり。ライブで歌詞に合わせてムースを髪に山ほどかけるのには苦笑したのだけど。

育児と仕事でバタバタしており。いつの間にか、RADWIMPSの「愛国ソング」炎上騒動が起こっていた。「HINOMARU」という曲だ。タイトル、歌詞、曲の印象が「愛国ソング」、いや「軍歌」というような批判が起こったという話だ。ボーカルの野田氏は、釈明のツイートをしている。

ちょうど、昨日、家族でクルマで移動していたら、TOKYOFMの「TIMELINE」で小田嶋隆さんがこの問題を取り上げており。曲もその時に初めて聴いた。

もともとの歌詞はこれだ。
HINOMARU
http://j-lyric.net/artist/a04ac97/l0469f5.html

騒動の一部始終と、専門家の見解は朝日新聞のこの記事によくまとまっている。記事中にあるように、椎名林檎やゆずの曲をめぐってもこの「J-POPと愛国」問題は起こっている。

RADWIMPSの新曲、軍歌のよう?歌詞めぐり議論に:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL6D42L6L6DUCVL006.html

何が問題か。整理が必要な案件だ。

音楽は極めてクリエイティブなものであり、自由であるべきだ。だから、つくり手が自由にしたらいい。受け手も自由に解釈し、楽しんだらいい。

アーチストが歌いたいことは別にラブソングだけでも仲間サイコーソングでもない。徐々に社会のことに関心を持つ人だっているわけで。だから、国についての愛を歌いたいなら、歌えばいい。

問題は歌いたかったのか、歌わされたのかというものである。また、仮に本人が自由に歌ったところで、それを利用されてしまったのか否かという論点である。もっとも、これは音楽、いやすべての創作がはらむ根本的な問題であり。意図せざるかたちで利用されてしまうという。

若い人気バンドが「愛国心」を歌いたがっているということも、肯定的なファンがいるということも注目するべき現象だ。今回の野田氏の釈明でも、愛国心という意図はまったく否定しておらず、むしろ再確認している点が注目される。1985年生まれ、帰国子女、慶応SFC中退(ってことは、古市憲寿氏と同期?)の彼が愛国心を歌いたいと思った想いは何だろう。社会が不安定な時代の拠り所を求めているのか。

もっとも、前出の「TIMELINE」での小田嶋隆さんの解釈が実に腑に落ちており。どういう解説だったかというと、古風な日本語の表現を取り入れているのだけど、それを消化しきれていなかったのではないか、という。私もそう思う。

前述したように、私は別に「愛国」については歌いたかったら、歌えば良いし、自由に表現したら良いと思う。「愛国」にも様々な形があり。これを言い出したら、たとえば郷土の素晴らしさを歌った民謡ですら、否定されてしまう(やや極論だが)。「愛国歌」と「軍歌」は異なるものである(とはいえ、通底する部分があるのがこの問題の難しさなのだけど)。

左翼だと言われる私だけど、愛国には右も左も本来ないはずだ。愛国・憂国の想いは強く。公文書を改ざんする国、自衛隊の日報を紛失する国には愛するがゆえに「大丈夫か」と思ってしまう。

ただ、一音楽ファンとして言わせて頂くと、小田嶋隆さんの説明じゃないが、表現として消化しきれていなかったのではないかなと思った次第だ。野田氏が語った想い。もっと別の表現の仕方があったのではないかと。率直にRADWIMPSは他の曲の方が好きだ。古語を使わなくても、自分の同時代の言葉で愛国を表現できたのではないか。

なお、楽曲として愛国を表現する他に、スタンスとしての愛国というものもあり。例えば、小学校の頃からLOUDNESSという日本を代表するメタルバンドを聴いているのだけど、彼らはロゴなどに旭日旗を取り入れている。ボーカルの二井原実さんのブログはたまに社会問題についての言及があるのだが、徹頭徹尾、右よりの発言を繰り返している。

というわけで、一市民としては音楽を楽しみつつ、それが何かに利用されていないかということを常に気をつける姿勢が大事だと言えるだろう。ワールドカップイヤーだし、オリンピックも近いし、作品と愛国の議論は今後も起こるのだろうな。

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これからの働き方を考える「AIと社畜の間」海老原嗣生×常見陽平
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