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武井壮、次世代ご意見番に王手?本物としての説得力で炎上知らず

武井壮、次世代ご意見番に王手?本物としての説得力で炎上知らず 近年急増しているタレントコメンテーターの中でも、発言の注目度の高さで頭ひとつ抜きんでているのが武井壮だ。そのツイートが同日中にネットニュースに取り上げられることも珍しくない。メディアが注目するのは、武井の発言が多くの共感を呼ぶ点にある。最近では、日大アメフト問題に関する投稿が約7万「いいね!」2万リツイートの反響を呼び話題となった。時に過激ながらも、なぜ武井の言葉は炎上せずに視聴者の支持を得られるのだろうか?

【写真】体格の違う外国人選手と並んで…世界マスターズに出場した武井壮

■スポーツだけでなく社会問題への鋭い提言もメディアも注目する発言力

5月6日に起きた日大アメフト問題では、専門家やスポーツコメンテーターからさまざまな意見が上がったが、ひと際視聴者の共感を呼んだのが武井のコメントだった。

日大加害選手の会見があった同月22日、「スポーツってよ、努力して夢叶えて幸せになるためのもんだろう?大人のくだらねえ権威争いとか保身の為に子供達を扱うもんじゃねえだろうよ」「反則したり若者苦しめたり彼らが人生投げ出してまでも『勝たなきゃ食って行けない』ような業界じゃ未来はねえよ」とツイートすると、「武井壮さんのこういうのホント好き。正しいことを正しいと言える人間にならんとな」、「もはや武井壮さんにスポーツ界の現在、そして未来を託したい」といった称賛の声が相次いだ。

また、4月に投稿したSNS上の誹謗中傷問題に対する持論も際立っていた。自身への中傷ツイートを投稿したユーザーに対し、「ネットはもうネットだけに隠れた世界じゃないよ、世界中に向けて発信してコミュニケーションもビジネスもできる公的なツールだと思う」と指摘。多くの賛同を得ると同時に、“アンチ武井”だったユーザーと和解まで果たしている。

こうした支持を裏付けるように、ネット上には武井の発言を集めた“武井壮の名言まとめ”サイトが多数存在する。芸能人のブログやツイートの炎上が頻発する昨今において、極めて稀なことと言えよう。

■40歳を超えても世界レベルの身体能力”本物”だからこその説得力

いまや、タレントコメンテーターの枠を超え、“ネクストご意見番”とも言うべき存在感を発揮している武井だが、デビュー当初は「スポーツバーで犬用ガムを噛んで顎を鍛えていた」「定住する家を持たない」といった野性味あふれるエピソードを持つキワモノ系キャラだった。2012年にバラエティ番組『うもれびと』(フジテレビ系)の出演をきっかけに注目を集め、「ライオンと闘ったら首根っこ捕まえて膝蹴り叩き込んでKO」を豪語し、“百獣の王”を目指すシュールなお笑いで人気となった。

そんな武井の発言が視聴者の共感を得るのは、ひとつに彼が“本物”だからという点にあるだろう。バラエティタレントでありながら、白いタンクトップからのぞく筋骨隆々の肉体は伊達でなく、陸上競技の日本一を決める「日本陸上競技選手権大会」の十種競技で優勝するなど(1997年)、アスリートとして輝かしい実績を持つ。

今でも現在進行形でスポーツに挑み、2015年には世界マスターズで優勝。プロ野球の始球式で140キロ投球を目指すなど、武井のスポーツに対する情熱にはまったく嘘がない。それだけに武井の言葉には「本物としての説得力」が備わっており、視聴者も“納得”できるのだろう。

■個人事務所の強み?忖度なしの意見が反対派にも響く

また、武井が個人事務所なのも無関係ではない。大手事務所所属であれば、関係各所を忖度する発言も考えなければならないが、個人であれば自分の責任において歯に衣着せぬコメントもできるというもの。上辺を取り繕わない真っすぐな意見だからこそ、武井の言葉は受け入れられ、反対派の過剰な反応も招かないのだろう。

最近は、70畳ものリビングがあるマンションに住んで高級車を乗り回すなど、豪勢な暮らしぶりを明かしているが、個人事務所なのでギャラの取り分が100%であることを堂々と報告しており、ネタにはなれど非難・炎上の対象にはなっていない。

これまでの武井の半生は決して順風満帆とは言えない。30歳を超えてプロ野球入りを目指すが、「32歳で入団テストを受けさせてくれる球団がない」ことに気づいて諦め、アメリカにゴルフ留学するも夢破れている。芸能界でブレイクするまでは、陸上のみならず競輪選手、プロゴルファー、プロ野球選手の個人トレーナーなど「スポーツでメシを食べていた」時代があるとも明している。しかし、そうしたさまざまな人生経験を積んでいるからこそ、武井の発言には重みがあり、共感も得られるのだろう。

現在レギュラー出演する『バラいろダンディ』(TOKYOMX)の「タンクトップの上にスーツを着用する」といった姿に象徴されるように、スポーツ以外の知的なジャンルでも超人ぶりを発揮してもらい、これからも視聴者に響くコメントを届けてほしいものである。

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