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「カメラを止めるな!」に盗作疑惑?告発側に疑問も

低予算映画ながら口コミを中心に人気に火がつき、6月の公開時には都内2館のみだったのがいまや累計上映館数全国約200館規模にまで拡大してきた「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)に思わぬ“盗作騒動”が持ち上がった。21日発売の週刊誌「FLASH」が詳細に報じたほか、同誌の取材を受けた原作を主張する元劇団PEACE(2014年解散)主宰の和田亮一氏も、同日朝、ネット上に心境をつづった。この手の話は昔から絶えないが、今回は大資本が人気俳優などを使って作らなくても映画本来の面白さで勝負できるということで美談的にも盛り上がっていた。それが一転、盗作騒動となると非常に残念な事態だが、一方で“告発側”の和田氏への疑問もネット上に出てきている状況だ。いったい、何が起きているのか?

監督に盗作との認識はない?告発側の和田氏も「面白かった」とツイート

「カメラを止めるな!」は、劇中劇のゾンビ映画が終わったあと、後半ではその舞台裏を回収していくという構成自体がキモとなっている作品で、2011年に初演された劇団PEACEの舞台作品「GHOSTINTHEBOX!」がルーツなのだとか。劇団員に上田監督の知り合いがいて、観劇した監督は、15年にその劇団員を通し映画化の話を持ちかけた。監督は舞台の脚本執筆者に映画用脚本も依頼するなどしたが、このときは頓挫。その後、16年になって監督は同じ劇団員に「GHOST〜」の映画版を作りたい旨を伝え、脚本は大幅に書き直しオリジナルストーリーとした。監督自身も、出演したテレビ番組などで「舞台作品にインスパイアされた」ことは発言しており、盗作したという認識ではない。すでに劇団は解散しているうえ、さまざまな人物がからんでいることから微妙な齟齬が生じている可能性もあり、経緯はなかなか複雑だ。

和田氏は21日にネット公開したノートで、いまはなき劇団や元劇団員への思いとともに、この件についての心情をつづった。それによると、最初に映画化の話が上田監督から劇団員や脚本執筆者に持ちかけられた際は、関知していなかったという。14年の劇団解散で和田氏は精神的に立ち直れない状況にあり、元劇団員みんなとの連絡も断っていたのだとか。現在は復活し、今回の映画については別の元劇団員の後輩から聞いて知り、思い入れある作品が形を変えて多くの人に見られていることが単純に嬉しかったのだという。事実、和田氏は同映画に関する話題を自身のツイッターで拡散していた。

ところが実際に映画を見ると、クレジットに劇団名と作品名がなかったことや、世間では上田監督のオリジナルストーリーとして評価されていたことに納得ができないという。そこで監督側と協議のうえ、クレジットに「原案」として劇団名と作品名を入れてもらうことになったが、思い入れの深い劇団と作品の尊厳を守るために、「原作」と認めて欲しいというのが和田氏の主張だ。

「しかしその和田氏自身、映画が人気となって7月に入ってから自身が鑑賞した後も、ツイッターで『カメラを止めるな!めちゃ面白かった』などと作品名のハッシュタグ付きで喜びのツイートをしているんですよ。それに対し上田監督が『ワダさん、ありがとう!!楽しんでもらえて良かった。嬉しい。』と引用リツイートしているんですが、それをさらに和田氏が『上田さん、最高でした。めっちゃ映像で遊んでましたね!』『すごく面白くて、あんなに会場中がみんな笑ってるいい空気感の映画は初めてでしたよ!』などと拡散している。盗作との思いがあるなら、少なくともその時点で抗議していなければおかしい。整合性がとれないんですよ。もしかしたら、和田氏の周囲の人物が、映画のヒットを見て、和田氏を焚き付けたのでは?」と、首をかしげるのはスポーツ紙の50代男性記者だ。

確かにネット上にも、「上映館2館の時点で同じように告発するならわかるけど…」「思い入れある作品なら映画を見たときから憤っているはず」「ヒットしてから騒ぎたてるのはなぜ?」などと、和田氏への疑問の声も出ている。

監督側の見解では、最初は映画化の話を一緒に進めたもののそれは頓挫し、結局は別物になったため、「原作」の表記はできないというものだという。

海外ではよくある話理由はまさかの大ヒットにあるのか?

同作は、監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾作品として送り出された、上田監督初の長編。オーディションで選ばれた無名の俳優たちと製作されたもので、脚本は数ヵ月に渡るリハーサルを経て俳優たちに当て書きで執筆されたという。

「海外、とくにエンターテインメント大国でありながら訴訟大国でもあるアメリカでは、このような話は日常茶飯事です。比較的近年でも、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』やアルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』などで盗作訴訟が起きましたが、映画側が勝訴しています。ディズニーの『ズートピア』は、ハリウッドのベテラン脚本家から二度に渡り訴えられた。いちいちあげたらキリがないほどです。インスパイアではなく盗作であると主張するからにはそれなりの根拠がなくてはなりませんが、本当に盗作だというならもちろん権利は主張すべきです」と、指摘するのは地上波放送局の40代男性プロデューサーだ。

この騒動に関して、ネット世論も意見が割れているようだ。想定外のヒット作となってしまったことから起きた騒ぎのようにも思えるが、作品自体は評判が良いだけに、後味の悪い決着は誰も望まないだろう。

(取材・文:志和浩司)

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