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山寺宏一が語る石塚運昇さんへの思い「ビバップ、もうやれねえな」

山寺宏一が語る石塚運昇さんへの思い「ビバップ、もうやれねえな」

「ポケットモンスター」のオーキド博士役などで知られ、8月に67歳で亡くなった声優、石塚運昇さんをしのぶ「お別れの会」が今月上旬、東京都内でありました。大好きだったゴルフをイメージした祭壇には、オーキド博士のほか、「カウボーイビバップ」のジェット・ブラックや「CSI:マイアミ」のホレイショ・ケインなど、代表作のキャラクターが遺影を囲むように飾られ、約600人の参列者たちが最後の別れを惜しみました。声優仲間やファンの人たちから「運昇さん」と慕われた石塚さん。カウボーイビバップやポケモンなど、数多くの作品で共演した山寺宏一さんは「存在感と演技力とあの声と。芝居をかけあう時が、本当に楽しかった」と思い出を語りました。(withnews編集部・丹治翔)

【写真特集】オーキド博士・ジェット…ツイッターでも「素敵な祭壇」キャラに囲まれた運昇さんのお別れ会

祭壇には代表作のキャラクターたち

東京都港区の青山葬儀所で開かれたお別れの会は、関係者のみの参列ながら、式場に入りきらないほどの人が訪れました。会では、「ザ・ホワイトハウス」で共演した小林薫さん、山寺宏一さん、「ポケットモンスターサン&ムーン」のオーキド校長役を引き継ぐ堀内賢雄さんの3人が代表して、石塚さんへの追悼メッセージ(堀内さんは音声でのメッセージ)。喪主で妻の高江さんは「こんなに多くの方々に愛され、可愛がられ、慕われ、素晴らしい人生だったと思います」と感謝の言葉を述べました。

石塚さんは福井県出身。18歳で上京後、劇団シェイクスピアシアターなどを経て声優の世界に入りました。ダンディーで響きのある低音の声で、アニメだけでなく、海外のドラマや映画の吹き替え、CMやニュース番組のナレーションなどでも活躍。声優として不動の地位を確立しました。

祭壇には、そうした歩みを代表するキャラクターたちが飾られました。オーキド博士、ジェット、ホレイショのほか、「ハウス・オブ・カード」のフランシス・アンダーウッド、「ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース」のジョセフ・ジョースター、「ドラゴンボール超」のミスター・サタン、「ONEPIECE」の黄猿。石塚さんにとって思い出深かったハワイのゴルフ場を再現し、真ん中のグリーンには、ゴルフボール代わりのモンスターボール。そしてハワイでほほえんでいる写真が、遺影に使われました。

「いつも人の輪を大事にしてきた、温かいお人柄が伝わるような祭壇にしました」と担当した日比谷花壇。この祭壇は参列者が紹介するなどして、ツイッターでも話題になりました。

山寺さん「あんな声の人、いない」

「一見、こわもての感じがするから、近づきがたいのかなと思うけど、全然偉ぶらないし、飾らない。芝居をかけあう時は、『本当にこの人とだと楽しいな』って思いながら、色んな作品をやりました」

そう振り返るのは、石塚さんと30年以上の付き合いがある山寺さんです。「年齢は10歳上の先輩なんですけど、アニメの仕事を始めた時期はそんなに変わらなくて。デビュー当時からお世話になりました」。

数多くの作品で共演したという山寺さん。一番印象に残っているのは、20年前に放送されたカウボーイビバップのジェットです。「2人コンビの相棒の役を演じたので。存在感と演技力と声と。あんな声の人、いないですから」。最近では、ハウス・オブ・カードでも一時期共演し、「ますます円熟味を増している運昇さんの演技を見て、参ったと思いました。自分ももっと頑張らなきゃと思った作品でした」。

劇場版などで共演したポケモンでは、山寺さんがMCを務めていた「おはスタ」の生放送に石塚さんがオーキド博士の格好で出演したこともありました。「『何でこんな朝早く来て、俺がやらなきゃいけないんだよ』って言いながら、うれしそうに出てくれたのは、うれしかったですね。あの運昇さんが、『ひゃくごじゅういち』を歌ってるよって。その話もたまにしていました」。

運昇さんに恥ずかしくない演技を

お別れの会では、堀内さんが「あなたが築き上げたポケモンのオーキド校長を、私が引き継ぐにあたって、たくさんのポケモンのファンのみなさまに恥ずかしくない、そして、運昇さんに喜んでもらえるキャラクターを、真摯に、精いっぱい、作り上げていくと約束します」と決意表明をしました。「続く役は、誰かが引き継いでいくのがこの仕事」と山寺さん。ただ、カウボーイビバップは、「もう、やれねえな」とつぶやきました。

「すごい昔の作品なのに、今日は当時のメンバーがほとんど集まったんですよ。カウボーイビバップは、もうずっとやっていない作品なので、代役を立てて、このジェットをやることはたぶんない。だからみんなで『もう、やれねえな』って。『運昇さんの声を集めてやるしかねえな。音源あるかな』って。そんな話をしました」

「運昇さんともっと会って、色んな話をすればよかった。何もできなかったと本当に後悔しています。僕にできるのは、これからも運昇さんに恥ずかしくない演技をすること。『お前なんだ、最近大した芝居してねえじゃねえか。俺はギリギリまで、こんなにいい芝居したぜ』って運昇さんに言われないようにしなきゃいけない。そう思います」

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