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後藤久美子が女優復帰を正式発表 山田洋次監督が手紙でオファー

後藤久美子が女優復帰を正式発表 山田洋次監督が手紙でオファー 女優の後藤久美子(44)が31日、都内スタジオで行われた映画『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(来年12月27日公開)の制作発表記者会見に出席。23年ぶりとなる“女優復帰”を正式発表し、大勢の報道陣を前に「皆様、ごぶさたしております」と笑顔であいさつした。

【写真】似てる?日本デビューで母・後藤久美子と美の共演を果たしたエレナ

後藤が演じるイズミ・ブルーナ(旧作では及川泉)は、諏訪満男(吉川秀隆)の初恋相手で、1989年公開の『男はつらいよ僕の伯父さん』から95年公開の『寅次郎紅の花』まで5作に登場。一度は結婚の約束までしたが、両親の離婚後にオランダへ渡り、難民問題に興味を持ち、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)職員となった。新作では、既婚で2児の母となり、仕事で来日した際に、思いがけず満男と再会を果たす。

オファーの経緯について「ジュネーブの自宅に山田(洋次)監督からお手紙が届きまして『こういう作品を作りたい。君が必要だ。どうにか考えてもらえないか』と。その長いお手紙を読んで、作品に対する大きな愛情と、今作への情熱をヒシヒシと感じて、お手紙を読み終わるころには私が考慮する権利すらないと思えた」と秘話を告白。「山田監督から呼び出されたら、二つ返事で向かうんです」と白い歯を見せた。

女優業のブランクについては「とても不思議な感覚を味わっている」と話しつつ「ほんのちょっとお暇して、また戻ってきて『おかえり、ただいま』というような。あの当時のスタッフの方もいらっしゃるので、とても温かく迎え入れていただいて、とても心地よい現場です」と、楽しんでいる様子だった。

後藤は1996年に渡仏し、F1ドライバーだったジャン・アレジ氏との間に家族をもうけ、現在はスイスとフランスで暮らす。長女のエレナアレジ後藤(21)は昨年より日本での活動を本格的にスタートさせ、今年8月のフジテレビ系『梅沢富美男のズバッと聞きます!』では母娘共演を果たした。

1969年に第1作が公開され、渥美清さん主演で49作(97年)まで続いた不朽の名作『男はつらいよ』。誕生50周年を記念した新作には、シリーズ全49作を4Kデジタル修復した映像と、新たに撮影される映像が使用される。元々は68年に全26話のテレビシリーズとして誕生。その最終回、主人公のフーテンの寅がハブに噛まれて死んでしまうというエピソードに視聴者からの抗議が殺到したため、原案・脚本を手掛けた山田監督が映画化を思いつき、69年に第1作を公開したところからシリーズの歴史が始まる。83年には“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定されている。

会見にはそのほか、倍賞千恵子(77)、前田吟(74)、吉岡秀隆(48)、夏木マリ(66)、浅丘ルリ子(78)、山田監督も出席した。

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