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戸田恵梨香 「大恋愛」に見る“かわいい”だけじゃない万能調味料な女優力」

戸田恵梨香 「大恋愛」に見る“かわいい”だけじゃない万能調味料な女優力」

ムロツヨシ……結婚してくれ。見終わるたびに思わずつぶやいてしまうTBSドラマ「大恋愛」。いつもの彼のコミカルな役柄から一転、ずっとムロの目からは光が消えている。しかしその捨てられた子犬のような不憫さが、ちょっとしたさじ加減で男の哀愁に変わって見える時があるのだ。不幸な生い立ちや病を抱えた女性との悲恋がベースにあるからこそ、無理に見せる笑顔やギャグシーンがさらに切なく見えてくる。おしるこに塩を入れると甘みが増すように。いや、コメディもシリアスも対応できるとなると、一本あれば煮物も炒め物もサラダもおいしくできるめんつゆと言うべきか。まさに万能調味料のような男、ムロツヨシおそるべし。

一方で、主演の戸田恵梨香も実は万能調味料な女優と思うのである。「当たり役」のイメージからはみでない女優も多い中、淡々と色々なキャラクターに挑戦しているように思う。「流星の絆」「SPEC」「BOSS」「コード・ブルー」……キャラクターは違えど、様々なヒット作で見かける戸田の名前。主役だろうとそうでなかろうと、巧みに存在感を発揮しながら世界観をきちんと作り上げている。いうなれば、彼女が有名ドラマに出演しているのではなく、彼女が出演したドラマが有名になっているのかもしれない。

さて今回の「大恋愛」で演じる北澤尚は、若年性アルツハイマーを抱える、優秀で裕福な産婦人科医である。同じく恵まれた医師の婚約者と別れ、大好きな小説を書いた作家と恋に落ちる。障害を乗り越えていく恋愛、というのは使い古されたテンプレートであるし、美人で優秀な女性と、人柄はいいが冴えない男性とのラブストーリーという構図も、前クールの「高嶺の花」と同じだろう。難病モノかつ格差恋愛。ある種、手垢のついた設定だ。

戸田恵梨香 「大恋愛」に見る“かわいい”だけじゃない万能調味料な女優力」 戸田恵梨香

にもかかわらず、大きな支持を集めているのは、主演2人の万能調味料感にあるのではないか。前に出すぎず、かといって控えめになりすぎず、全体をまとめながらもまさに「いい味」を出す絶妙な空気感。抑制のきいた2人の様子に、虜になる視聴者も多いのではないだろうか。

「かわいいは正義」を超える、万能調味料感の正体

ふと思うのは、戸田恵梨香は美人だが、今まで「美人売り」を意外としてこなかった女優だということだ。男女両方から美人だと言われる、石原さとみ、綾瀬はるか、長澤まさみ、新垣結衣らの同年代の主演女優たちに比べると、美人女優としての戸田の印象は弱い。芯が強く、しっかり者の役が多かったのもあるだろう。とはいえ、美人ヒロイン像に固執することなく、演技にもひょうひょうと取り組んでいるように見える。つまり、本人が「可愛く美しく撮られること」にあまり意識を向けていないように思うのだ。そのいい意味で女優らしくない姿勢が、まさに万能調味料感の正体であり、主役のオファーが途切れない理由なのではないだろうか。

「かわいいは正義」という言葉は、美貌さえあれば何をやっても許される、という身もふたもないネットスラングである。しかし今や、「かわいい」より「かわいげ」の時代ではないかとも感じる。SNSが発達した今、ちょっとした言動がやり玉にあげられ命取りになるからこそ、美貌にあぐらをかいているわけではない、というエクスキューズが求められる。芸能界も例外ではない。広瀬すずや橋本環奈も映画やドラマで変顔をさらし、「かわいいのにあんなこともできる」と好感をもって語られる。バラエティでは親子の悩みや体のコンプレックス、心の闇を語るタレントやアナウンサーたちがお茶の間を席巻し、「美人で恵まれているように見えるけど、実は私もあなたと同じ」と親近感を打ち出す。

しかし戸田は、そういう小手先のことをしない。おそらく変顔も求められればやるし、鼻くそくらいほじるだろう。もちろん悩みだって山のようにあるだろうが、好感度と引き換えにプライベートを赤裸々に話す、ということもないのではないか。それでも、彼女の女優としての存在感は揺るがないし、かわいらしさも失わない。今回の役柄も、「やせている」とは何度もドラマ内で言及されるが、「美人」とは表現されない。しかし視聴者の感想を見ると、「戸田恵梨香がかわいい」という声も多く挙がっているのだ。

かわいい役柄を選び続けているわけでもない。三枚目を演じて逆説的に「かわいげ」を手にするわけでもない。それでも人気とかわいらしさを保ち続ける戸田の万能調味料感。前述の同世代女優らと比べると熱愛スクープも多く、彼女と噂された男性たちはみな売れる、という下世話な記事も過去あった。しかしそれもまた、相手の持ち味を引き出すことのできる、戸田の万能調味料的な魅力ということなのだと思う。酸いも甘いも噛み分けた彼女の演技力で、「大恋愛」がひと味違うドラマになるか、この先が本当に楽しみである。

(冨士海ネコ)

2018年11月9日掲載

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