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大河ドラマで描いた「頼朝の最期」 三谷幸喜さんが明かした秘話

大河ドラマで描いた「頼朝の最期」 三谷幸喜さんが明かした秘話

哀れな姿だった。武家政権の礎を築いた源頼朝。その死に至るシーンが6月26日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(第25回)で描かれた。同じ源氏一門の木曽義仲を討ち、有力家臣の上総広常を権謀術数の限りを尽くして殺し、平家滅亡の最大の功労者である実弟の義経も滅ぼした。粛清を重ね権力を手にした男が、死を直前にして罪の意識にもだえ、疑心暗鬼に陥る。3日放送の第26回では、落馬後に昏睡(こんすい)状態になった頼朝が死去した。脚本の三谷幸喜さん(60)がオンラインの取材会を開き、頼朝の最期についての「秘話」を明かした。【稲垣衆史】

「ちむどんどん」させてくれているか担当記者座談会

死期に近づく頼朝

この25回では、死期に近づいた頼朝(大泉洋)が不安に駆られ、さまざまな「異常行動」を起こす。

連日、自分が死ぬ夢を見て不安になり、異母弟に悩みを打ち明ける。義弟の北条義時(小栗旬)には「北条は信じてよいのか」「近ごろはもう誰も信じられん」と迫る。重臣や長男が訪ねてきても「追い返せ!」と怒鳴る。

さらに、長年支えてもらった義父の時政(坂東弥十郎)には、「時政はわしを殺して鎌倉をわがものにしようと考えているのではないか」と疑念を向ける有り様だ。また、餅を喉に詰まらせて窒息しそうになるなど、もう大変。さらに時折、鈴に似た音が耳鳴りのように響いて頼朝を苦しめる。

そういえば、これまであまりに冷酷でわがままな「大泉頼朝」に、SNSでは視聴者から厳しい声が相次いだ。誰かが粛清されるたびに、ツイッターでは「#全部大泉のせい」というハッシュタグができて、何度もトレンド入りした。

大泉さんに対して三谷さんは「僕が望んでいる頼朝像をきちんと、それ以上に演じてくれるという信頼がある。孤独な部分も含め、これほど人間味ある頼朝を演じられる俳優は他にいない」と絶賛する。三谷・大泉コンビといえば、2016年の大河ドラマ「真田丸」が思い浮かぶ。大泉さんが真田幸村の兄、信幸(信之)を好演。それもあって強い信頼関係があるのだろう。ツイッターでの「悪評」を知り、大泉さんに「日本中に嫌われても僕は君のことが好きだよ」とメールしたところ、「全部お前のせい」とちゃめっ気たっぷりの返信があったという。

落馬シーンに込めた思い

また、こんな印象的なシーンもあった。頼朝は、木曽義仲を支えた巴御前(秋元才加)と面会し、こうべを垂れて涙を流す。そしてこう謝罪するのだ。「義仲殿にはすまぬことをした。(略)義仲殿もわしも、平家を討ってこの世を正したいという思いは一緒であった。すまん。そなたの顔を見ると無性に謝りたくなった」

三谷さんは「(大泉さんは)自然と涙が出たと言っていました。僕はあんなに泣くとは思わなかったんだけど、それはこれまでずっと演じてきた積み重ねの上での涙なんじゃないかな」とおもんぱかった。

頼朝の死については諸説あり、なかには暗殺説も存在する。だが、歴史書「吾妻鏡」に記載のある落馬を選んだ。その理由を「これだけ長い時間、頼朝のつらさや孤独を十分感じてきたので、静かにちゃんと死なせてあげたかった。殺されれば、殺す側のドラマになってしまう」と語った。

その落馬シーン。森の中を馬上で進んでいた頼朝が、急に右手にけいれんを覚える。鳥の鳴き声や風の音が大きくなり、そのまま落下。絶命を予感させるが、その場にはいない義時や梶原景時(中村獅童)、三浦義村(山本耕史)らが異変に気付いたかのように、その表情がクローズアップされる。

この描き方については「40年越しの構想だった」と打ち明けた。

というのは、1979年の大河ドラマ「草燃える」も鎌倉初期を描いており、当時高校生だった三谷さんはこれを見て感銘を受けたという。「その頃は脚本家になると思っていなかったし、大河ドラマで同時代を書くとは想像もしていなかった」。だが、当時の落馬シーンを見た際、「自分なら倒れた瞬間に周囲の人たちが何を思っていたのかを描く」と思いついたという。今作を見て「演出の吉田(照幸)さんが僕の思いをより強調し、一人一人に時間をかけて描いてくださった。『僕が見たかったシーンは、これなんだ』と感じた」と感慨深げに語った。

頼朝が死去し、物語は後半に入る。昨年末に行われたインタビューで、三谷さんは「物語が始まるのは頼朝が死んでから」と語っており、御家人同士の政治闘争はさらに激しさを増しそうだ。

義時の最後の敵(ラスボス)は「承久の乱」を起こす後鳥羽上皇かと目されてきたが、今回、三谷さんが挙げたのは意外にも有力御家人の三浦義村だった。「いまだにどんなやつかわからない。僕のアイデアですけど、最後に大ばくちを打とうと考えて、ラスボス的に物語に関わってくるかもしれない」と明かす。

ではラストはどうなるのか。「自分の中で決めているのは、主人公の人生が終わる時が最終回。理想は息を引き取った瞬間」だとか。いやが上にも期待が高まる。

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3日放送の「鎌倉殿の13人」北条義時の意味深発言にネット震撼 大泉洋が三谷幸喜氏へ感謝源頼朝役を演じ「とっても幸せだなと」 長澤まさみ「鎌倉殿の13人」にサプライズ出演か意外な役柄に?

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