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新ドラマ始まる有村架純が見せた「幸せ感じる長ネギ買い物姿」

有村架純主演のドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系)が7月8日より始まる。
ドラマの舞台は個人が営む小さな法律事務所。有村が演じる主人公の石田硝子は、パラリーガル(弁護士の指示、監督のもとで法律関係の事務に関わる専門職)として父親が経営するマチベン『潮法律事務所』で働いている。
「彼女は東大法学部に主席で卒業したものの、司法試験に4回落ち、5回目も落ちるのが怖くて試験を受けることを諦めてしまう役どころ。高卒ながら一発で司法試験に合格した羽根岡佳男(中村倫也)と共に、さまざまな問題に取り組みながら自らの抱えるコンプレックスとも向き合い成長していく姿をコミカルに描いたコメディドラマです」(テレビ誌デスク)
有村といえば、『中学聖日記』(TBS系)や『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)、そして日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得した映画『花束みたいな恋をした』のような恋愛ドラマのヒロインを多く演じてきた。だが、昨年あたりからその演技の幅がより広がったともっぱらの評判である。
「『コントが始まる』(日本テレビ系)では、引きこもりから救ってくれた芸人を応援することが生きる支えとなっているファミレス店員役を演じました。酔っ払って深夜の公園でブランコを漕ぎながら、アニメ『アルプスの少女ハイジ』の主題歌をハイトーンボイスで熱唱し、そこに現れた応援している芸人を呂律の回らない口調で説教するシーンは、語り草になるほどの名演技でした。
また映画『前科者』では、自らの病気が原因で多額の借金を抱え、保護士をしながらコンビニと新聞配達のバイトを掛け持ち、必死に生きる女性を演じました。同世代の女性なら誰もが抱える生きづらさや、それに必死に抗う姿をナチュラルに表現する演技力は本当に凄いですね」(テレビ局関係者)
なぜ、有村はそういった難役をナチュラルに演じることができるのか。それは、彼女のこれまでの経歴に関係しているのかもしれない。
有村は昨年8月に出演した『ボクらの時代』(フジテレビ系)の中で、自身の子ども時代の話を語っている。小学4年生の時に両親が別居し、母親と姉と三人暮らしを始めた。この時すでに、
「ちゃんと自分で生きていかなきゃいけないんだな。母親を支えていかなきゃいけなし、姉も守っていかなきゃ。自分が父親代わりにならなきゃ」
と、すでに“悟り”を自覚したという。
中1の時に両親が離婚し、家計を助けるためにも中学3年で本格的に芸能界を目指す決意をする。そのための上京資金を稼ぐために、平日は放課後の4時間、休日は10時間を寿司店と蕎麦屋のバイトに費やしたそうだ。そういった経験が演技の幅を広げているのは間違いない。有村はこうも語っている。
「『落ち着いてるね』ってよく言われるんですけど、(小4の時から)ちゃんと“保っていなきゃ”って意識が強いのかもしれませんね」
そのためにも、オフの過ごし方がとても重要だそうで、有村の出世作となった‘17年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』出演時に雑誌のインタビューでは次のように語っていた。
「幸せを感じる時?スーパーにいるとき(笑)、任務終了!のメイクオフの瞬間、眠りに落ちるまでのまどろみのひととき、かな」(『MAQUIA』‘17年8月号)
本誌は『ひよっこ』撮影後、帰宅途中のスーパーに立ち寄り、じっくり時間をかけて買い物をする有村を何度か目撃している。そして今年2月にも、都内のスーパーから出てきた有村を発見。両手に抱えたパンパンに膨らんだスーパーの袋からは長ネギが顔を覗かせていた。
その姿は仕事帰りの同世代の女性と何ら変わらず、街で普通に見かける日常風景に完全に溶け込んでいた。有村のナチュラル演技の真髄は、この“保つ力”にあるのかもしれない。

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