芸能ニュースなどの芸能情報から掲示板で雑談!

芸能速報チャンネル ごしっぷる

篠田麻里子演じる不倫妻とノリノリで…『離婚できない男』クズ男役で見せた小池徹平の「新境地」

篠田麻里子演じる不倫妻とノリノリで…『離婚できない男』クズ男役で見せた小池徹平の「新境地」 (全3枚)

妻の不貞を知り、「なんとか親権を確保した状態で離婚したい」と奔走する夫……そんな夫婦のバトルを描いた『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)が評判を呼んでいる。深夜帯の放送にもかかわらず毎回、SNSでトレンド入りを果たし、ネットニュースも大騒ぎ。第1〜4話のTVerの総再生回数は1500万を超えている。

爆発的な再生回数を稼いでいる一番の理由は、悪妻・岡谷綾香役の篠田麻里子(37)による、地上波的には相当に激しいラブシーンの数々だろう。放送当日まで篠田の名前は伏せられたままで、登場したと思いきや、不倫妻役だったときは本当に驚いた。

このドラマは主人公の岡谷渉(伊藤淳史・40)の離婚が大テーマのはずなのに、視聴者の視線は次から次へと飛び出す、篠田の大胆な演技に釘付け……。

さすが脚本を担当する、鈴木おさむ氏の妙である。

そんな『離婚しない男』にもう一人、目が離せなくなってしまう俳優が出演している。綾香の不倫相手・司馬マサトを演じる小池徹平(38)だ。篠田麻里子の濡れ場が巷の評判になっているだけに、そのパートナー役の小池にも同じく視線が注がれているのだが――。小池って、たとえ演技であったとしても、女優に首輪をかけたりするようなキャラクターだったっけ……?

今回は現在の活躍を讃えつつ、長年、あの甘いマスクに注目してきた者として、彼の変遷を振り返りたい。

ラストステージの涙を忘れない

マサト役の演技を初めて見たときはまさにびっくり仰天、声も出なかった。だからといって、画面から目を逸らすこともできない。女性視聴者の中には、私と同じような思いを抱いた人も少なくないだろう。

小池は2000年代初頭、アイドル的な人気を誇っていた。ウエンツ瑛士と組んだ音楽デュオ『WaT』のデビュー曲『僕のキモチ』が大ヒット、2005年度の音楽新人賞を総なめ、紅白歌合戦出場も果たしている。この紅白出演時、ふたりのスタンドマイクが同時に倒れて、ギターを弾きながら、ほぼアカペラで歌うというハプニングがあったことはいまだに忘れられない。

その後、デュオは2016年に解散。ラストの『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、感極まった小池が涙をこぼす一幕も。その涙の美しさに、女性ファンは酔いしれた。

2005年は大ブレイクイヤーに

『WaT』の活躍とほぼ同時並行で、小池は俳優としても頭角を現した。2004年には当時、男性俳優が人気を獲得するための登竜門のような作品だった『WATERBOYS2』(フジテレビ系)に出演。このドラマは男子生徒がシンクロナイズドスイミングの大会で優勝を目指す物語だ。共演には市原隼人(37)、中尾明慶(35)、石原さとみ(37)らが名前を連ねている。彼らの現在の活躍ぶりを見れば“登竜門説”は正解だろう。

その後、世間の女性たちが小池徹平の愛らしさに釘付けになっていく。その理由は彼の学園ドラマへの出演だった。

『ごくせん』(日本テレビ系・2005年)、『ドラゴン桜』(TBS系列・2005年)と立て続けに学ラン姿で登場。両作、ドラマスタート当初はおバカな設定だったけれど、放送回が進むにつれて改心していく様子が面白かった。こうして活動歴を並べてみて気づいたが、2005年は歌手、俳優業ともに彼にとって大ブレイクの一年だったわけだ。

2006年は『医龍-TeamMedicalDragon-』(フジテレビ系)シリーズや、朝ドラ『あまちゃん』(NHK総合・2013年)に出演。いつの間にか、アイドルっ気は抜けて、映像作品に欠かせない名バイプレイヤーになっていた。

この頃、小池は舞台『キンキーブーツ』にも出演して、演劇賞を受賞している。縁あってこの舞台を観覧したのだが、彼の演技に圧倒された。すべての動きがダイナミックで、小柄さをまったく感じさせず、活き活きとしていたのだ。

小池徹平は“本物”になったのだと思えばいい

そんな小池の役柄に異変を感じたのは、2020年の『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜(以下、『ギルティ』)』(読売テレビ、日本テレビ系)の、荻野一真役。広告代理店勤務で見た目よし、妻に激甘で優しく、まさに理想的な夫なのだが、裏ではズブズブの不倫をしていた。『離婚しない男』ほどのハードさはないけれど、濡れ場もあった。それまでの役柄は明るくて、清廉な雰囲気を残す俳優だったはずなのに……?

見る側に軽い落胆を与えつつ、『科捜研の女』(テレビ朝日系・2022年)にレギュラー出演が決定。20年以上続く、テレ朝の看板作品に出演ということは『ギルティ』で見た不倫役はちょっとしたトライアルだったに違いない――。そう思っていたのは、ほんの束の間だった。

『離婚しない男』のエロ大使・マサト役はそれほどに凄まじい。わざわざ綾香の自宅の隣室を借りただけではなく、第3〜4話ではついに自宅に侵入して行為に及ぶ。常軌を逸したエロの爆発は誰にも止められない。

「ここが君の家庭か……(深呼吸)たまらないよ、君への愛があふれてくる」

ただの不倫クズ男というだけではなく、コメディの要素も含んだ役柄を小池は完璧に演じている。

前述の舞台を観たときも脳内をよぎったけれど、小池徹平は“本物”になったんだと思った。もちろん“本物”とは、他者評価に委ねるのではなく、本人が決めるもの。それでも彼の演技には見る側に“本物”だと、感じさせる説得力が充分に存在する。

今回のマサト役を経て、次にどんな役に向かうのだろうか。

取材・文:小林久乃
小林久乃(こばやし・ひさの)/エッセイ、コラムの執筆、編集、ライター、プロモーション業など。著書に『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ)、『45センチの距離感つながる機能が増えた世の中の人間関係について』(WAVE出版)、『ベスト・オブ・平成ドラマ!』(青春出版社)がある。静岡県浜松市出身。X(旧Twitter):@hisano_k

篠田麻里子演じる不倫妻とノリノリで…『離婚できない男』クズ男役で見せた小池徹平の「新境地」 /img/cmn/btn_share_x.svg /img/cmn/btn_share_fb.svg リンクをコピーする みんなの感想は? 外部サイト なんという体当たり演技…!不倫妻を熱演する篠田麻里子・37歳の妖艶美貌 目は窪み、首にもシワが…休養中の中居正広「近影・激ヤセ画像」にファンら絶句“涙が止まらない” 「もう一軒行きましょうよ」と…岡田将生&「3時のヒロイン」福田麻貴が「ハシゴ酒デート♡」

この芸能ニュースに関連する芸能人

  • +お気に入り登録

関連芸能ニュース

松下奈緒が「旅サラダ」で禁止されていることを告白「勘違いしてた」

松下奈緒が「旅サラダ」で禁止されていることを告白「勘違いしてた」

女優の松下奈緒が27日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」に出演。レギュラー出演する「朝だ!生です旅サラダ」(ABCテレビ制作、全国放送)で?禁止?されていることを明かした。 質問コーナーで「兵庫出身だが、今でも関西弁をしゃべることはあるか?」と聞かれた松下は「全然あります、あります」とニッコリ...
山下智久、新ドラマで「何やっても山P」と指摘の声も…木村拓哉とは違う?

山下智久、新ドラマで「何やっても山P」と指摘の声も…木村拓哉とは違う?

山下智久(39)が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ「ブルーモーメント」の第1話が、24日に放送された。平均視聴率は世帯8.6%、個人4.8%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、まずまずの好発進。22年4月に水10ドラマが復活して以降、歴代トップを記録し、「さすが山P」と評価を上げている。 キムタクを縛...
小松菜奈の産後1カ月での復帰 祝福の一方で「早すぎる」との意見も

小松菜奈の産後1カ月での復帰 祝福の一方で「早すぎる」との意見も

産後1カ月で復帰した小松菜奈 俳優の小松菜奈が、産後初めて公の場に姿を見せた。4月25日に都内でおこなわれた、映画『わたくしどもは。』の完成披露試写会で舞台あいさつ。小松は、夫で俳優の菅田将暉と設けた第一子の誕生を3月9日に発表していた。 ネットでは、小松の現場復帰に対し祝福が寄せられるととも...
タモリのふかわりょうをブレークさせた?眼力?に関根勤が感嘆「お前バカだろ?って」

タモリのふかわりょうをブレークさせた?眼力?に関根勤が感嘆「お前バカだろ?って」

タレントの関根勤が27日、自身のユーチューブチャンネルを更新。フジテレビ元アナウンサーの阿部千代とともに、互いに共演経験の多いタモリとのエピソードを繰り広げた。 「笑っていいとも!」のテレフォンアナウンサーを務めた経歴を持つ阿部は「(タモリに)すっごく良くしていただきました」と告白。「生...

コメント(0)

名前
コメント
※必須
http://scoopire.net