人気女優の川口春奈（29）が破局だ。交際相手の格闘家、矢地祐介（33）とは交際を報じられて約5年、スポニチによると売れっ子となり、多忙な仕事をこなす一方、すれ違いが続いたことでこの冬、別離を選択したという。

川口春奈に格闘家・矢地祐介との“2回目の破局報道”…これで2人の結婚は完全消滅なのか？

交際中は川口の愛犬を連れて仲良く散歩したり、矢地の試合を応援する姿がキャッチされていた。川口は昨年、左手薬指に指輪をした写真をSNSにアップしており、結婚間近との見方も浮上していたが、春が訪れることはなかった。

■CM21社

主演ドラマ「silent」（フジテレビ系）などがヒットし、昨年末の「第65回輝く！日本レコード大賞」では総合司会を務め、さらに「2023タレントCM起用社数ランキング」（ニホンモニター調べ）では21本を数え、2年連続でランキング1位という超売れっ子。出演した映画「身代わり忠臣蔵」が公開中のほか、現在は4月期の主演ドラマ「9ボーダー」（TBS系）の撮影などがあり、超多忙な毎日を送っているのは間違いないだろう。

厚労省の人口動態統計月報年計2022年によると、日本の平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.7歳。晩婚化が進む中、同年代の女優、土屋太鳳らの結婚発表に川口も続くとの見方は少なからずあったようだが、「実際、交際当初は本人も『彼と結婚したい』と周囲に語っていたそうです」と、週刊誌の芸能デスクがこう言う。

「素材はいいのにブレークしない、低視聴率女優などと呼ばれていましたし、芸能界での仕事に当時は不満もあったのかもしれません」

しかし、時は流れ、昨年春のインタビューでは「実は今、恋愛の優先度がそんなに高くない」と言い、心境に変化があったことを明らかにしていたそうだ。芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。

「私の取材経験では、長い春の末にゴールインという芸能人カップルはまれです。川口さんの場合、お相手は格闘家ですが、交際5年は長すぎた春だったのかも知れませんね。その間、『麒麟がくる』で沢尻エリカさんの代役の帰蝶役を務めたのをきっかけにブレークし、今や押しも押されもせぬ国民的人気女優です。ドラマ、映画のほか、CMに紅白の司会と、引く手あまたの存在で、芸能界での立ち位置も変わった。彼女を取り囲む環境も違えば、目指す方向も変わって当然だと思います」

プライベートよりも仕事が面白く、充実しているのかもしれない。

「まだまだこれからいろんな仕事に挑戦できる年齢ですし、ますますの活躍がとても期待できます」と小柳さんはつづけた。ファンたちの反応も応援が大多数のようで、「またいい出会いがありそう」「ますますすてきな女優さんになられると思います」「女優業がんばって！」といった声がSNSにはあふれている。

業界には「別れて大正解」との声があるようだが、当然かもしれない。

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