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さくらももこさん元夫、TARAKOさんの「まる子」抜擢巡る報道に間違い指摘

さくらももこさん元夫、TARAKOさんの「まる子」抜擢巡る報道に間違い指摘

「ちびまる子ちゃん」などの漫画で知られる故さくらももこさんの元夫で、音楽評論家の宮永正隆氏が9日、X(旧ツイッター)を更新。テレビアニメで「まる子」役を演じた声優のTARAKOさん(63)が急死した件に言及した。

TARAKOさんは4日未明に病気のため死去。今年入ってから体調を崩し、療養しながら仕事を続けていたが、容体が急変したという。

宮永氏は「昨日の鳥山明氏に続きTARAKO氏の突然の訃報も」と沈痛。続けて「一部報道で『当初、まる子役は別の声優だったが、さくらももこさんがイメージと違うと再オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ』とあるが間違い。様々な声優が第1話冒頭を読むカセットを私が聴きTARAKO氏だと直感」したと明かした。

その上で宮永氏は「さくら氏と一緒に聴く前に、二人とも『まる子の声は、少なくとも理科教室のお姉さんのような?ハキハキした活発タイプ?ではない』という見解で一致してはいたが、様々な声優さんの声に続き、TARAKOさんの声が流れた瞬間、心の深い部分がほぐれて細胞に染み入った」と回想。

さくら氏と「この人しかいない」と互いうなづき、TARAKOさんの起用が決まったという。

宮永氏は「我々が『原作のイメージと違いすぎるので、これならアニメ化しなくてよいです』とアニメ会社に返したのは、声優選びよりずっと前。最初の打診で渡された『パイロット版』VHSテープだった。まだ無音声でセリフは別紙に記されていた」と一度はアニメ化を断っていたことも告白。

Xには貴重なパイロット版が添付されており「この試作動画を作った方は、おそらく原作の持つ『ナンセンスさ』『80年代サブカル的視座』『あるあるのミクロ的追求』を嗅ぎ取れておらず、それはおそらく『家庭を舞台にしたほのぼのとした漫画』としか捉えていないからだった」とつづっている。

さくらももこさん元夫、TARAKOさんの「まる子」抜擢巡る報道に間違い指摘 /img/cmn/btn_share_x.svg /img/cmn/btn_share_fb.svg リンクをコピーする みんなの感想は? 外部サイト 「名誉棄損レベルの描かれ方」さくらももこさん元夫がNHKドラマの?改変?を告白 鳥山明さん死去の3日後イベント登壇した?最側近男性?が見せた「完璧な秘匿」 鳥山明さん「ドラゴンボール」は本意ではなかった!?「悟空が嫌い」とグチも…秘話公開

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