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一体何を指し、何を言いたいのか……。

３月１日、長渕剛が自身のインスタグラムに投稿した意味深な内容が注目を集めている。添えられているのは、どこかの砂浜で太陽に向けてかざした手が写っている写真だ。

《何も知らない人間が虚構を切り刻み、貼り付けそして汚い金になる。そんな社会が確かにある。私に向けた刃ならいつでも立ち向かう。なぜなら自尊があるからだ。何かあるならば私の名前を叫んでこい。自分を見失わせる恐ろしい社会になったけれど切り刻まれようとも私は立つ。今日私はここに立つ。》

長渕といえば硬派の“漢”がウリなのは誰もが認めるところ。彼の歌だけでなくSNSの投稿も“厳つさ”がみなぎり、過激な表現が目立つ。今回の投稿も“虚構を切り刻み”“私に向けた刃”“自尊”“私の名前を叫んでこい”等々、漢を感じさせる威勢のいい文言が並んでいるが、いったい誰に向けての言葉なのか……。

「誰もが思い浮かべたのが、元女優の若林志穂でしょう。１月23日、彼女はX（旧ツイッター）を更新し、女優時代に超有名大物ミュージシャンから性被害を受けPTSDになったことを告白しました。実は彼女、昨年の11月にライブ配信で同被害のことを告白しています。かなりショッキングな出来事でしたが不思議なことに話題になりませんでした。

今回、その動画が削除されていることに気づいた彼女が、PTSDになった理由を明らかにしたのですが、この投稿に反応したユーザーから当時の配信映像を提供され、リポストして再公開。そこではドラマで共演した“大先輩”のミュージシャン『N』から性暴力を受けたと告白しているのです」（スポーツ紙記者）

映像では、「セリフ合わせをしよう」と誘われ、相手が暴力を振るうことで有名だったことから断り切れず自宅に招き入れてしまったと経緯を説明し、

《そのNさんに薬物持って来られて、監禁されてレイプされて暴力を振るわれて、最終的に『お前なんか芸能界に居られないようにボコボコにして海に沈めてやる。俺の周りにはそういうことできるやつがいる』と脅された。それが３回くらいありました》

と明かしていた。当然、ミュージシャン『N』が一体誰なのか、となるわけなのだが、

「彼女が挙げていたヒントは、１、現在52歳の若林さんの大先輩。２、日本を代表するような有名ミュージシャン。３、ドラマや映画で主演を務めてきた。４、若林さんと映画で共演経験がある。５、違法薬物での逮捕歴がある。６、業界では暴力的なことで有名。これらを繋ぎ合わせていくと……。

推理している間に、若林さんは『N』が長渕であることをSNSで暴露してしまいました。投稿はすぐに削除されたが、SNSでは『やっぱりね』となってしまったのです」（ワイドショー関係者）

長渕が若林さんに対し、どう反論するか注目されたのだが、長渕が取ったアクションは上記の意味深発言だった。これに対しSNSでは、

《世界平和だとか、戦争反対とかいう前に、指摘されたことにちゃんと答えるべき》

《長渕のことを本当に信じているファンたちが可哀想。きちんと真実を話すべき》

などと批判が集まっている。

「長渕は過去に覚醒剤で逮捕され、その際も当時恋人だった国生さゆりが疑われる事態に陥ったが、長渕はこれも完全にスルーしていた。妻だった石野真子に対するDV報道もあったが、これも完全スルー。今回に限ってはなぜかスルーするでもなく、しっかり反論するでもなく抽象的な表現で事実無根を訴えているかのようで、中途半端感がぬぐえません。彼の中で迷いのようなものを感じます」（老舗芸能事務所幹部）

今回の言葉は、長渕のことをカリスマと仰ぐファンに向けてのメッセージでもあるのでは、と前出幹部は語るが、

「ファンはそんな言葉を望んではおらず、真実を知りたがっています。事実ではないならしっかり否定すればいい。それができないということは……。と、ファンも戸惑っています」（音楽雑誌ライター）

と、業界関係者も戸惑いを隠さない。長渕の次の行動で、改めて“漢”が問われるだろう。

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