２１日放送のＴＢＳ系「ひるおび！」（月〜金曜・午前１０時２５分）では、大谷翔平投手を公私でサポートしてきた水原一平通訳（３９）がドジャースを解雇されたニュースを報じた。

開幕戦取材のため韓国を訪れている石井大裕アナウンサーが、現地から情報を伝えた。石井アナは「韓国の野球ファンにお話を聞きますと、『後頭部を朝からぶん殴られたような、そんな衝撃を受けた』なんてコメントもありました」とファンの混乱を伝えた。

続けて「恵さん、わたくしあの、きのうの夜もですね、水原氏とあいさつをしましたし」と２０日夜もあいさつをしたという。「きのう試合が終わった後にですね、大谷選手のところにわたくし行きまして、『今から囲み取材してもいいですか』と確認して、実はわたくしから最初にいくつか質問をして、他のメディアが集まって来て、取材をするという状況になったんですけれども。その後半にはですね、外国のメディアも入ってきて、水原氏が通常通り通訳を行っているという姿がありました。そして帰りもですね、大谷選手と水原氏が２人でロッカールームを後にしていって。ここ韓国寒いんですけれども、大谷選手は半袖で会場入りしてまして。『あれ？コート持ってきたかな』なんて一言言った時に、水原氏が『ないですよ』っていうような会話もあったんですね」と、報道前日の水原氏の様子を説明した。そして「だから本当に、朝起きてこのニュースを見た時に衝撃を受けました」と寝耳に水だったようだ。

司会の恵俊彰から「石井くんからみて、水原一平さんというのはどういう存在だったんですか」と聞かれた石井アナは「ＷＢＣの時もですね、わたくしがヒーローインタビューをした時に、東京ドームでですね、ヌートバー選手がお立ち台に立って、横に水原氏がいて。わたくしがスタンドに向かって『通訳の水原さんです』と紹介して、ヌートバー選手のインタビューを始めました。これについてもですね、昨年水原氏から直接お礼をされたりですとか、メディアに対しても優しい人の印象があったんです」と語った。

そして韓国入り後の１６日に、大谷がベッツやフリーマンと会見を行った時の水原氏の様子も明かす。「急きょ水原さんが、ベッツ選手とフリーマン選手の通訳も務めました。この時に、序盤うまく通訳ができなかったシーンがあったんですね。会見が終わった後に、水原さんがわざわざわたしのところに来てくれて、『自分がＭＬＢから聞いてた話と違って急にやることになっちゃったんで、うまくいかなくてすみませんでした』って、謝りに来られたんですよ。そういう姿をわたくしは知ってましたので、まさかと。本当に驚きしかないという感じになっています」と衝撃を隠せなかった。

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