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AVデビュー直前に母親から「どういうこと」と長文LINE 女優がやりとり告白

〈「事務所の方はオッケーって言っていたので…」芸能界からセクシー女優に転身した矢埜愛茉が振り返る“精神的に追い詰められた”アイドル時代〉から続く

女優、タレントへの登竜門「日テレジェニック」のグランプリに選出された矢埜愛茉がセクシー女優へ転身するというニュースに業界は騒然とした。

【写真】矢埜愛茉が芸能人時代に出演していたテレビ番組

芸能界での輝かしい経歴を持ちながら、なぜセクシー女優になろうと思ったのか。デビューから1ヵ月を迎えた今、その決断を悔いてはいないのか。彼女の本音を紹介していく。

AVデビュー直前に母親から「どういうこと」と長文LINE 女優がやりとり告白
©文藝春秋

◆◆◆

「すぐに『はい!やります!』とは思えなくて」

――デビューを決断した背景には、これまで、芸能活動を続けてきたなかでの手詰まり感のようなものがあったのでしょうか。

矢埜そうですね。あと、20代後半になったし、また新しいことをやってみたい気持ちになっていたタイミングでオファーをいただいたので、セクシー女優の道を考え始めました。

ただやっぱり、受け入れるまでは時間がかかったといいますか、すぐに「はい!やります!」とは思えなくて、半年くらい考える期間を設けさせてもらったんです。

その間、声をかけてくれた事務所の方と週に1回くらいの頻度でメリット・デメリットを何度も話し合って、次第に前向きに考えられるようになった感じですね。

――前向きに考えられるようになった一番の要因は何なのでしょうか。

矢埜いまはセクシー女優さんが本当に幅広い仕事をされている時代じゃないですか。このままグラビアを中心に活動しているよりも、セクシー女優になった方が、雑誌だったり、ラジオだったり、テレビだったり、私のやりたい仕事ができるかも、と考えるようになったのが大きいです。

これは本当に、三上悠亜さんをはじめ、さまざまな方が道を切り拓いてくださったおかげですね。

――では、セクシー女優としてデビューされたわけですが、芸能関係のお仕事も積極的にやっていきたいお考えなんですね。

矢埜今は芸能人とセクシー女優の境目がほとんどなくなっていると思っています。

実際に私の場合、デビューが決まってから色んな雑誌で撮り下ろしの仕事をいただいたんですけど、それって本職のグラビアだけで活動している頃にはまったくなかったことなんですよ。

キー局の文化放送さんからラジオのお仕事をいただけたのもセクシー女優になってからですし、自分のやりたいメディアでの仕事が一気にできるようになったので、この道を選んでよかったなと本当に思っています。

――デビューするかどうかを検討している段階で、ご家族に話されたりはしたのでしょうか。

矢埜セクシー女優デビューのお話をいただいた時点ですぐに仲良しの姉に相談しました。自分で決めることではあるものの、やっぱり自分ひとりだけの問題にはならないじゃないですか。電話はしょっちゅうかけあっているので、そのなかで「実はこういう話が来ていて……」と、どうしようか悩んでいる旨を打ち明けました。

そうすると、「セクシー女優になることで、自分がやりたいと思っている仕事ができるようになるんだったら、ありなんじゃない?」と声をかけてくれて。

ただ、母に伝えるのは、ちゃんとことが進んでからじゃないとなと思って、しばらく伝えていませんでした。芸能を始めるときも、隠れて履歴書を送って面接のタイミングになって初めて親に話していたので、そのときと同じですね(笑)。

親に何を言われようとこの道で頑張る

――実際にお母さまに伝えられたのはいつ頃だったんでしょう。

矢埜2023年末に伝えました。もう5、6本くらい作品を撮り終えたタイミングだったと思います。

AV新法の制度上、そのタイミングで出演をキャンセルすることも不可能ではないんですけど、私の意思は固まっていて、親に何を言われようとこの道で頑張ると決めていたので、相談というよりは報告というかたちでしたね。

――意思が固まっていたとはいえ、話題を切り出すのはなかなか緊張しそうです。

矢埜電話をかけたんですけど、やっぱり最初はどう切り出していいかがわからなかったですね。ただ、ちゃんと率直に気持ちを伝えなきゃと思い切って、「仕事の幅が広がると思うから、セクシー女優になることになって、実際撮影も進んでいるから応援してほしい」と話しました。

――お母さんはどのような反応を?

矢埜私は緊張していたんですけど、母はそのときは「セクシー女優〜?なにそれ〜?がんばって〜」みたいな感じでした(笑)。

ただ、翌日には「どういうこと?セクシー女優って出てきたんだけど」と、めちゃくちゃ真面目な長文LINEが来ましたね。それから、自分の考えを改めて伝えて、結果的には「自分のやりたい仕事だったら頑張りなさいよ」と言ってくれました。

デビュー後も、これまで通り日常的なLINEをやり取りしていますし、“見守ってくれている”んだと思います。

「私はそこが本当にしんどくて…」

――先ほど話に上がったAV新法についてですが、契約から最短5ヵ月間は熟慮期間として、情報を公表できない決まりになっていますが、この期間はどのような生活、心境だったのでしょうか。

矢埜私はその期間が本当にしんどくて……。

前田美里(注:矢埜愛茉の以前の活動名)としての活動をしながら同時進行で撮影を進めていたので、ずっと応援してくれていたファンの方にも、今私がやっていることだったり、やろうとしていることを隠さなきゃいけなくて、それがきつかったです。どうしても後ろめたい気持ちになってしまうじゃないですか。

「どう思われるんだろう」「作品が売れなかったらどうしよう」といった不安も、もちろんありました。色んな気持ちがゴチャゴチャしていたので、姉に話を聞いてもらってなんとか自分を保つような状態でしたね。

――そうした日々を乗り越えて情報解禁を迎えた日。矢埜さんのXでのポストが大きな反響を呼びました。

矢埜運良く初めてバズりを体験できました(笑)。

おかげさまで、世の中の方々に矢埜愛茉という名前を知ってもらえましたし、周りからたくさん連絡が来てありがたかったです。

なかでも、昔舞台で共演したことのある女性から「文章にすごく感動した」「これまで頑張っているのを見ていたし、これからも応援します」と連絡をいただけたのには感激しました。「素直に書いた気持ちがちゃんと伝わった……頑張っていこう!」と思いましたし、なんでしょう、自分の気持ちを正直に伝えることの大切さを痛感した出来事でしたね。

――そうして発売されたデビュー作が、アダルト動画販売サイト「FANZA」で月間1位に輝くなど素晴らしい売れ行きを記録しました。

矢埜まさかこんなことになるとは思っていませんでしたし、とにかく想像以上でした!

これまではずっと「自分には運がない」と思いながら活動をしていたので、「13年目にして!やっときた!」という感じでしたね。だからこそ、今は一つずつのお仕事を大切に取り組んでいきたい気持ちでいっぱいです。

「『これは耐えられないな!』と思ってやめましたね」

――認知度が高まると、それに伴ってどうしても批判的な意見が出てくるとも思いますが、ストレスを感じることはないですか。

矢埜以前はエゴサーチもしていたんですけど、今は圧倒的に数が増えていて、「これは耐えられないな!」と思ってやめましたね。どうしてもネガティブなワードを重く受け止めてしまうので、あまり見ないようにしています。

もちろん意見をいただくことはありがたいんですけど、自分を見失うきっかけになってしまうかもしれないじゃないですか。

それもあって最近はよく一人旅に行っているんですよ。金沢に行ったり、京都に行ったり、推しのライブだったりイベントに行ったり。今は自分で自分と向き合える時間をしっかりとることを大事にしています。

ただ、作品に寄せられるレビューは、しっかり見たうえで意見をくださることが多いので、ちゃんと目を通していますよ!

――プライベートに関する質問で恐縮ですが、今後、結婚、出産をはじめ、ライフプランはどのようにお考えでしょうか。

矢埜いつかは結婚して子育てをしたいなという思いはあるんですけど、結婚も子育ても、ご縁がないとできないものですし、いま具体的に考えていることはありません。

ただ、どんなことをしていても、ときどきの自分のやりたいことを思いきりやっていきたいですね。何かに熱中されている方ってすごくイキイキしているじゃないですか。自分もそうありたいなと思っています。

正直に自分の気持ちを伝えること

――もし、いつかお子さんができたとき、ご自身がセクシー女優をしていたことを伝えられるでしょうか。

矢埜そうですね……。いつかは絶対にバレると思いますし、何歳のタイミングになるかはわかりませんが、そのときがきたら素直に話すと思います。やっぱり隠すのは苦手ですし。

もちろん、受け入れてもらえるかはわからないですけど、聞かされていない状態で知ってしまうのが一番ショックじゃないですか。自分の幼少期時代にも、親の離婚とかを隠されていて、「ちゃんと素直に言ってくれればよかったのに」と感じた経験があるので、そこはちゃんと正直に気持ちを伝えて、寄り添って、向き合っていきたいと思っています。

――矢埜さんにお話を伺っていると、正直に自分の気持ちを伝えることをとても大切にしていることが伝わってきます。

矢埜だからセクシー女優が合っているのかもしれません。裸を見せて、自分のすべてをさらけ出していることもあって、制限がないじゃないですか。

これまでは、過去の生い立ちや、性にまつわる話をしないほうがいいと自分を抑え込んでいた面がありましたが、セクシー女優になって一つ突き抜けて、どんな話もフラットにできるようになったので、私はそこがすごく楽というか。隠さなくていいのが本当に大きいです。素直に自分の思いを伝えられるのは素晴らしいですね。

(「文春オンライン」編集部)

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