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伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

●初の母親役で甥との接し方に変化

きょう2日にスタートする日本テレビ系ドラマ『肝臓を奪われた妻』(毎週火曜24:24〜)で、最愛の夫から騙され裏切られ、復讐の炎を燃やすシングルマザーを演じる伊原六花。その衝撃的なタイトルが目を引くが、「復讐だけじゃない面白さがある」と見どころを語る。

そんな彼女が、初の母親役、地上波連ドラ主演に臨む心境や、原作へのリスペクト、さらに自身が“裏切られた”経験などを語ってくれた――。

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」 『肝臓を奪われた妻』に主演する伊原六花撮影:泉山美代子

○ただただ復讐だけじゃない

――まずこの衝撃的なタイトルですよね。伊原さんのインスタでこのタイトルだけ載せている投稿がありますが、すごくインパクトがあって、思わずタップしてしまいました。

作戦通りです(笑)

――まずこのタイトルから入ってきたと思うのですが、印象はいかがでしたか?

それはもう壮大な復讐劇が待ってるんだろうなと思いました。「肝臓を奪われた」ことがきっと復讐のきっかけになるんだろうけど、「どういう話なんだろう?」って。

――そこから実際に原作と脚本を読んで、印象が変わっていったと。

きっかけとしては肝臓を奪われたところから始まるんですけど、それだけが復讐の理由というわけじゃないんです。愛する人に裏切られたり、それが彼の家族全員からだったり、自分の愛する母親のことまで調べられていたり、そういうところも理由になってくるので、ただただ復讐だけじゃないっていうことが、分かってもらえると思います。

――母親役は初めてですね。ご経験がない役柄だと思いますが、どのように臨んでいますか?

もちろん実体験というものがないので、全てが分かるわけじゃないんですけど、私の姉に2人男の子がいるんです。今6歳と3歳で、子育ての大変さというのは割と身近に話を聞いていたので、全く未知の世界ではありませんでした。ただ、私の姉には旦那さんや母親など周りに助けてくれる人がいるのですが、優香に関してはそうではないので、これは計り知れないなと。なので、私が想像できる範囲に加えて、もっと大変なんだろうなと思いながら台本を読んでいました。

――今回の役柄が決まった後に甥っ子さんに会うと、やはり接し方や見方は変わりましたか?

毎日テレビ電話して話しているんですけど、どうやったら言うこと聞いたり、何をしたら喜ぶんだろうと、ちょっと探るようになりました(笑)。「ねえねえ、ちゃんと話聞いて。こう言ったらそれを言われた人ってどう思う?」と、こっちから聞いてみて反応を試してみたりとか。そう言えば最近、急に保育園で何があったかしゃべらなくなったんですよ。雪山に登ってご飯を食べる「雪山遠足」というのがあったんですけど、それが楽しかったのかどうかも話してくれなくて。

――そんなハードなイベント、絶対報告したいはずじゃないですか。

私の姉にも報告しないので、姉自身も「こんなん初めてやねんけど、なんで言ってくれへんねやろ」って悩んでて。母親にも分からないことがあることもあるんだと思って、勉強になりました。

●ダンス部キャプテンと共通するチームプレーの意識

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

――今作が、地上波連ドラ初主演になります。

想像以上に「おめでとう」「楽しみにしてるよ」って連絡をたくさん頂きました。そして原作のファンの方からも「ずっと読んでました」と作品への思いをメッセージでくれて、「はっ、そういうことなんだ」と改めて気付かされたんです。これは、本当にたくさんの方に読まれて愛されている作品だということ。私自身も読んでいるからこそ、「そうだよな…」と思うメッセージを頂いて、それを読んで、より頑張りたいなと思いました。

――インスタでは、「リスペクトと愛を込めて、大切に丁寧に。」というコメントを添えられていましたが、原作への思いということですね。

私も漫画やアニメを見るので、それが実写化されるときはすごく気になります。自分の好きな作品が実写化されることの喜びもあれば、好きな部分がちゃんと残ってるかなという心配も、どちらの心境もあると思うんです。でも、ドラマだからこそできる見せ方があると思っているので、そこも楽しんで一緒に愛してもらえたらと思います。

――主演は「座長」という呼ばれ方もされますが、高校時代にダンス部のキャプテンとして100人以上を率いていた経験が生きることはありますか?

何とも頼りないキャプテンだったので(笑)。キャプテンの仕事に集中できるように、他にやらなきゃいけないことは全部同期のメンバーが手分けしてやってくれていたので、その経験があるからこそ「座長について来い!」というよりは、みんなで一緒に作り上げられたらと思います。本当にいろんな人の支えがあって、この場所に立てていてるという感覚が強くあるので、みんな楽しければいいなと思います。

――チームプレーという面は、共通する部分ですよね。

そうですね。よくドラマは「総合芸術」と言われますけど、カメラを向けてもらったり、光を当ててもらわないと私たちは映らないし、本当にいろんな方が自分のすべき場所でプロフェッショナルな仕事をやっているものが一つになるのがドラマだと思っているので、私は俳優部としてしっかりこの作品に向き合って、やるべきこと真摯(しんし)にやっていけたら思います。

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

○座長の背中を見せてくれた趣里や広瀬アリス

――今までいろんな作品に出演されてそれぞれに主演の方がいらっしゃいますが、そういった方々の姿を見て参考にしたいことはありますか?

お芝居のことに関してすごく刺激を受けたのは、『ブギウギ』(NHK)の趣里さんです。もちろん現場での居方もとても勉強になりましたが、芝居ですごく引っ張ってくださったので、素敵だなと思いました。

それと、『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)の広瀬アリスさん。「このメンバーが大好きなんだ!」っていう気持ちがすごく伝わってきて、だからこそできた空気感がありました。シェアハウスのお話なので、みんなで何かをするということを大切にしてくれたし、一人ひとりに向き合ってくれて、私もお芝居に関して相談させてもらっていたんです。役と同じような関係性でそばにいてくださって、こちらもすごく素敵な座長さんだなと思います。

――その一方で、今回は役と同じような関係性でいるのは難しいですね。

そうですね(笑)、息子役の子くらいです。なので、お昼休憩の時間などは、できるだけそばにいて、「一緒にお弁当食べない?」って誘ってみようと思います。

――甥っ子さんが報告してくれなくなったという近況があると、ちょっと心配になりますよね。

本当のママと食べるとか言われたらどうしよう(笑)。でも、頑張って距離を詰めていこうと思います。

――親子2人のシーンは、シリアスで心の痛むシーンが多い作品の中で、ほっこりする場面になりそうですね。

優香自身、復讐しながら子育てをするという両立が、本当に難しいと思うんです。復讐心に引っ張られそうなったとき、子どもの存在で平常心に戻ってこられたり、それがこの作品の面白いところかなと思っているんです。

復讐から引き戻す要素があることで、作品の見え方が変わってくるような気がして。優香が復讐心にかられると、見ていて「そっちに飲み込まれちゃうのか…」と心配になる方もいるだろうし、逆に「もっとやれ!もっとやれ!」って共感する方もいるだろうし。話が進むにつれ、その優香の絶妙な立ち位置がどこにあるかが一つ大事になってくると思うんです。だからこそ、息子役の子としっかり関係性を築いて、丁寧に描いていけたらと思っています。

――そうすると、SNSの反響とか楽しみじゃないですか?

楽しみですね。怖さもありますけど(笑)

――結構ドラマのOA中とか、エゴサ的に見たりするのですか?

はい(笑)。人の考察とかがすごく好きなので、自分が出ていない舞台を観に行ったときも、感想をすごく読みます。

●忘れられない姉の“裏切り”

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

――ご自身の人生の中で、優香が経験したほどひどい仕打ちとまではいかなくても、何か裏切られたことはありますか?

嫌なことはすぐ忘れちゃうんですよ。すべて忘れて生きてます(笑)

――それは幸せな思考ですね(笑)

だから、お菓子を食べられたぐらいしかないです。三姉妹の真ん中なので、姉からも妹からも被害を受けるんですよ(笑)。例えば、姉と背丈と体格が近いので、着る服を共有してたんですね。なので、中学生の頃は次の日に着ていく服を先に選んでイスの上に用意したほうが勝ちっていうルールだったんですけど、絶対に私が夜置いた短パンを、朝起きたら姉がはいてるとか(笑)

――確かに裏切られていますが、平和です。それに比べて今回の役は…

本当に大変です(笑)

――では最後に、見どころをお願いします。

このタイトルだけでいろんな想像ができると思うのですが、本当に強く思うのは、復讐だけじゃない面白さがあるんです。優香はこのときどういうバランスで過ごしていればいいんだろうと思いながら演じているので、見てくださる方が、復讐心なのか平常心なのか、どっちの感情になっているのか、一緒になって楽しんでいただける作品だと思いますし、初めてのお母さん役ということで、今まで見せたことがないような一面をお見せできると思っています。素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒にいいものを届けられたらと思っておりますので、まずは1話を絶対見てほしいです!

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」

伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」 (C)日テレ

●伊原六花1999年6月2日生まれ、大阪府出身。大阪府立登美丘高校ダンス部キャプテンを務め、17年に「日本高校ダンス部選手権」で披露した“バブリーダンス”で一躍有名に。18年3月に高校を卒業後、本格的に芸能活動をスタートさせる。ドラマ『チア☆ダン』や、近年では『夕暮れに、手をつなぐ』『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)、『ブギウギ』(NHK)、映画『リゾートバイト』などに出演し、4月3日には地上波連続ドラマ初主演となる『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ)がスタート。バラエティ番組『よ〜いドン!」(カンテレ)でも隔週レギュラーを務める。

ヘアメイク/面下伸一(FACCIA)

スタイリスト/山谷志穂

衣装/COCODEAL(カーディガン・スカート)、LILLIANCARAT(ニットプルオーバー)、STARJEWELRY(アクセサリー) 伊原六花、衝撃タイトルで地上波連ドラ初主演 原作愛を込めて「ドラマだからこそできる見せ方がある」 /img/cmn/btn_share_x.svg /img/cmn/btn_share_fb.svg リンクをコピーする みんなの感想は? 外部サイト 伊原六花、ミニスカで抜群スタイル“踊ってみた”に反響続々「セクシー過ぎる」 伊原六花、“肝臓を奪われた妻”役で地上波連ドラ初主演「文字にパワーのある作品」 伊原六花、“憧れる女優”との2ショット披露「本当に優しくて温かい方」

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