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「『私のお尻の何がいいの?』という感じで」最初はイヤだったが…グラビアアイドル・秋山莉奈が語る、“オシリーナ”が誕生したワケ

“オシリーナ”の愛称で人気グラビアアイドルとして活躍した秋山莉奈さん(38)。もともと自分の体にコンプレックスがあり、水着になることにも抵抗感しかなかったという秋山さんはなぜグラビアの世界へ飛び込んだのか。“オシリーナ”誕生の経緯を聞いた。(全3回の1回目/続きを読む)

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「『私のお尻の何がいいの?』という感じで」最初はイヤだったが…グラビアアイドル・秋山莉奈が語る、“オシリーナ”が誕生したワケ
秋山莉奈さん©釜谷洋史/文藝春秋

◆◆◆

中学3年で「仮面ライダーアギト」のヒロイン役に抜擢

ーー秋山さんは子どもの頃はどんな子だったんですか。

秋山外で遊ぶのが好きで、髪は短かったですし少年でした(笑)。当時はJリーグが流行っていて、サッカー選手になりたくって。そんな時に今の事務所にスカウトされて「サッカーじゃなくていいや」と芸能界に入りました。人と違うことをやるのが好きで、中学でもみんなが紺のコートを着る中、一人だけ白のコートを着て、ピンクのマフラーをしてました。

ーー「仮面ライダーアギト」のヒロイン役に決まったのは中学3年生の頃ですね。

秋山中学3年でそろそろ受験だからとこれを最後に一回仕事を休もうというタイミングで受けたのがアギトのオーディションでした。

オーディションの日は朝からモデルの仕事があったので変にテンションが高くて、オーディションでもとにかくしゃべり倒していて、幼馴染の恋愛事情までしゃべっていたのを覚えてます(笑)。後日、マネージャーさんから合格したと聞いて。それで受験前に仕事を辞めるという話はなくなり、仕事を続けました。

ーーアギトで演じた風谷真魚は秋山さん自身も反映されているとか。

秋山等身大でいきたいとスタッフさんに普段どういう格好をしているのか聞かれました。それで演じた風谷真魚も白いコートにピンクのマフラーになりました。あと私は中学ではテニス部だったんで、真魚もテニス部設定でした。

ーー仮面ライダーの撮影は厳しいと聞きますが、実際はどうでしたか。

秋山ドラマ自体が初めてだったので、厳しいのが当たり前だと思っていたので大丈夫でした。むしろ仮面ライダーで基本を学んだので、ほかの現場にいくようになってからは物足りなさも感じてました。

仮面ライダーは立ち位置や目線と細部にも厳しくて。他の現場だったら「だいたいでいいよ」という目線も「ずれてる」とか「重心もっと右」とか細かい。でも怖いということはなかったです。スタッフのみなさんに愛があるんですよ。だから厳しく言われても追い詰めてこない。

何回もNGで撮り直しとなると、フィルムで撮っていると妥協も出てくるじゃないですか。でも仮面ライダーのスタッフさんは良いものを撮るためだったらとことん付き合ってくれる。そういう部分が伝わってくるので頑張ろうと思ってました。

自分の殻を破るためにグラビアの道へ

ーー秋山さんは後にグラビアで活躍されますが、当時は全身タイツのような衣装を着るのも嫌で泣いたと聞きました。

秋山「劇場版仮面ライダーアギトPROJECTG4」の時ですね。黒の衣装だったんですけど、下着のラインが透けていて、恥ずかしくって泣きましたね。当時は人前で水着になったこともなかったので、パニックになったのを覚えてます。

ーーそんな秋山さんがどうしてグラビアの道に進むことになったのでしょう。

秋山「仮面ライダーアギト」の後も昼ドラに出たりと活動はしていたんですけど、忙しくなく学業メインで宙ぶらりんな状況だったんです。ただ、卒業後は芸能界でやっていくとは決めていて、どうしたらお仕事がもらえるのかなって考えた時に、まず人に「秋山莉奈」という名前を知ってもらわないといけないって考えてたんです。

仮面ライダーに出た直後に「sabra」という雑誌で一度だけグラビアをやったことがあったんですが、事前のイメージとは違っていてグラビアに魅力も感じていました。それに周りにグラビアをやっているお友達もできていて、じゃあグラビアをやってみようと思ったんです。私はよく「自分の殻を破りなさい」って言われていて、自分の中で一番選択肢になかったグラビアを選ぶことで殻を破れるとも思って。

そこで急に事務所に行って「グラビアをやります」と言ったのを覚えています。ただ性格的には前に出るタイプでなかったので事務所からは「無理無理無理。莉奈には絶対できないよ」ってすごく止められました。そこを説得してグラビアを始めることになりました。

ーーその頃には水着になることへの抵抗感はなくなっていたんですか。

秋山いえ、抵抗感しかなかったです。肌を見せることもあったし、私は少年みたいに育ってきたので色気とは無縁で生きてきたんです。だから男の人にそういう目で見られるのも抵抗感はありました。あと自分の体にすごくコンプレックスがあったので。

ーー体のコンプレックスというのはお尻のことですね。

秋山ずっとコンプレックスでした。アギトの時にスーツを着る時にも「ああ、私のお尻大きいな」ってすごく思ってましたし。当時は腰回りがピタッとしたズボンが流行っていたんですけど、私がはくとお尻が強調されるから嫌でした。お尻の肉を削りたいとずっと思ってました(苦笑)。

コンプレックスだったお尻も「長所と短所は紙一重」

ーーそうした体のコンプレックスが武器になるのはグラビアの面白いところですね。グラビアを始めた頃からお尻をアピールしていたのですか。

秋山最初は売りはくびれと言われていて、普通のグラビアを撮っていました。最初はグラビアの仕事もなかったんですよ。でも仮面ライダーをやっていたので徐々に仕事をもらえるようになっていって。

お尻については「スコラ」の編集者さんにコンプレックスがお尻だと伝えたら、そこがチャームポイントだと言われて、そこからは正面でなくお尻をメインとした振り向きの写真が増えていきました。

ーー秋山さん自身はお尻が売りになることにはどう思っていましたか。

秋山嫌でした(笑)。ずっと「私のお尻の何がいいの?」という感じで。でも褒められていくうちに長所と短所は紙一重だなって思うようになりました。

ーーそして秋山さんがブレイクするきっかけとなったのが2005年に出版された写真集「楽園」でした。当時のグラビアは胸が大きい人ばかりでしたし、お尻を売りにした「楽園」のヒットはグラビア業界のエポックな出来事でした。

秋山徐々にお尻のグラビアが増える中、お尻をメインにした写真集を作ろうとなってできたのが「楽園」でした。あの写真集のグラビアが発売から何年経ってもいろんな雑誌に出ていて、あの写真集をきっかけにグラビアのイメージになりました。

ーー当時はまだオシリーナというキャッチフレーズではありませんでしたね。

秋山他にも「ピーチヒップ」「桃尻娘」とか雑誌ごとにいろいろつけていただいていて、その中にオシリーナもありました。

当時って「グラビアといえば胸でしょ」という感じで、そこに私がお尻という異物を押し込んだ感じだったんです。その中で「グラビアって出るたびにキャッチフレーズがつくなら、これを統一したらもっと私のことが浸透するんじゃない?」って思って、名前もお尻も入っているオシリーナというキャッチフレーズに統一してほしいって、私から事務所に言いました。「楽園」が出た後くらいだったと思います。

ーーオシリーナでPRしていこうというご自身の戦略があったとは知りませんでした。

秋山事務所もグラビアをほとんどやってなかった頃ですし、二人三脚というか、自分でセルフプロデュースしていかなきゃいけなかったので。オシリーナってやっぱり耳に残るじゃないですか。今みたいにSNSもなかったですし、自分を売り出していくためには、記号化しなきゃいけないと思っていました。

〈「『私の顔はお尻なんです』って考えるようにしてた」ポーズのせいで筋肉痛にも…元グラビアアイドル・秋山莉奈が語る、“オシリーナ”時代の苦労の数々〉へ続く

(徳重龍徳)

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