「10年不倫」の櫻井孝宏（写真：2018TIFF/アフロ）

5月22日、『文春オンライン』で報じられた、大御所声優・古谷徹と37歳年下女性との不倫報道は、各所に大きな衝撃を与えた。

報道によると、2019年から4年半ほど、自身のファンである女性と不倫関係にあったうえ、女性が妊娠した際に中絶を迫ったことや、暴力行為があったという。

古谷は報道内容を認め、自身のXで《心身共に相手の女性を深く傷つけてしまったことを本当に、本当に申し訳なく思っております》と謝罪した。イベント予定や配信番組が取り消しになるなど、影響が出始めている。

『名探偵コナン』安室透役や、『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役などで知られてきた古谷。正義側のキャラを多く演じてきたこともあってか、SNSではショックを受ける声が相次いだ。

振り返れば、近ごろは声優の不倫報道が定期的に話題にのぼるようになった。2022年には、『鬼滅の刃』冨岡義勇役などで知られる櫻井孝宏が、既婚者であることを隠して複数人と不倫をおこなっていたと報じられている。既婚を隠して10年も不倫関係を続けていたという。

2021年には、過去に『東京リベンジャーズ』の龍宮寺堅役を演じていた鈴木達央に、20代ファン女性との不倫が発覚。妻である歌手・LiSAの不在中に女性を自宅に連れ込んだとも報じられ、猛バッシングを受けた。

そこで、本誌は全国の女性500人にアンケート調査を実施。ここ数年で不倫が報じられた声優のなかで、「一番失望した声優」を選んでもらったところ、以下のような結果となった。

【第3位】鈴木達央：60票
（『Free！』橘真琴役など）

「奥さんも注目されていた時期だったから、テレビで連日報道されていた。人を裏切る人間が、子供に夢を与える声優であるのはどうかと思う」（50代・会社勤務）
「推している黒崎蘭丸の声優だったから。不倫のほかにも（公開前の音源を聞かせたという）情報漏洩が報じられたし、不倫自体も奥さんと日々生活している家でおこなわれていたことから、不快感が強かった」（20代・会社勤務）
「結婚相手のLiSAが好きだから」（40代・派遣社員）
「ただの不倫ではなく、音源を外に出したというし、声優としてどうなの？仕事に関わるのはアウトだと思う」（50代・専業主婦）

【第2位】櫻井孝宏：127票
（『鬼滅の刃』冨岡義勇役など）

「不倫相手とのやり取りの内容が受けつけなかった」（30代・専業主婦）
「どのキャラクターも声と合っていて大好きな声優さんでしたが、演じている声を聞くたび不倫がちらつくので残念」（50代・パート）
「すごいファンだったからショックだった。でも声には関係ないので、これからも声優としては好き」（40代・パート）
「単純に不倫しただけでなく、長年女性をだまして結婚を匂わせていたような、悪質な印象が強かった」（30代・会社勤務）
「次々報道が出て印象が悪くなった。つらい目にあった人が多い」（30代・公務員）
「冨岡義勇さんのイメージを貶されたような気がする」（60代・専業主婦）
「かっこいい声で、人柄も素敵だったからこそ残念だった」（20代・パート）

【第1位】古谷徹：226票
（『名探偵コナン』安室透役、『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役など）

「キャラや人柄含めてファンだっただけに、ショックが大きい」（40代・パート）
「不倫前はタキシード仮面やアムロなど正義のヒーロー的なイメージだったが、不倫だけならまだしも、暴行・妊娠中絶と衝撃的な内容すぎて引いてしまった」（30代・パート）
「安室透の声を利用して不倫していたのが許せない」（20代・公務員）
「キャラクターのセリフをプライベートで不倫相手に言っていたり、キャラクターを汚すようなことをしたから」（20代・学生）
「大御所すぎる。彼が出演してきたアニメは、それこそ歴史を刻んできた制作者が多いので、彼らの苦労を踏みにじっている気がします。さすがに70歳での不倫、中絶、暴力はね」（50代・無職）
「子供のころから身近な存在だったので、裏切られた感じ。しかも、70歳を過ぎて！がっかりしました」（60代・派遣社員）
「報道内容がひどすぎる。事実なら、これからは作品を純粋に見ることができない」（50代・専業主婦）

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