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総再生数1900万回、アラサー女性がハマるSNSの「不倫ショートドラマ」

総再生数1900万回、アラサー女性がハマるSNSの「不倫ショートドラマ」 (全5枚)

昨今の流行コンテンツとして挙げられる「ショートドラマ」。若い世代を中心に視聴者を獲得し続けており、短いものだと10分程度、SNS上で気軽にドラマを楽しむことができる。

中でも人気を集めているのが、YouTubeチャンネル「しゅくろーから夜ふかし」が手掛けるショートドラマだ。「オトナのドラマシリーズ」と題し、セフレや不倫など生々しい恋愛模様を映した動画は、総再生数1900万回を突破している。ショートドラマの何が人を惹きつけるのか。メンバーのひとりである和田崇太郎氏(愛称:そうたろー)にロングインタビューを敢行した。

セフレ、不倫…テレビでは映せない“リアル”なショートドラマ

ーーなぜSNS上のショートドラマが人気なのでしょうか?

和田:ショートドラマには、短い時間でサクッと楽しめるという利点があります。一時間見て面白くなかったら許せないけど数分なら見てみようかなと思いやすい。加えて、テレビでは見られないテーマを扱っているからではないでしょうか。

例えば「オトナのドラマシリーズ」で人気のセフレものなんかは、テレビだと映しにくい。SNSでしか見られない、物珍しいものに触れたいという欲求が刺激されるのかもしれません。

ーーコメント欄には「テレビはあまり見ないけど、YouTubeのショートドラマは見る」という方もいらっしゃいます。

和田:コンテンツとして一定の距離があるテレビに対して、リアルなところを覗き見できるのがYouTubeの良さです。僕は、YouTubeは「親近感の媒体」だと思っているんです。知り合いがやってるから見る…みたいな感覚に近くて、出演者を身近に感じるからこそ楽しめる。そうじゃないと、知らない兄ちゃんのVlogなんか見ていられるわけがない(笑)

だからショートドラマを見る動機としては、「隣で起こっているリアルな恋愛を覗き見たい」という欲求があるんだと思います。そこで、僕のショートドラマではリアルさを大事にしてきました。あえて作り込みすぎず、「絶対今その辺で起きてるよね」「こういう奴いるよね」みたいな撮り方やキャスティングを意識しています。

悩みが根深いオトナの恋愛をテーマに

ーー和田さんの本業は俳優で、「オトナのドラマシリーズ」では主演・脚本・監督を務められています。恋愛ショートドラマを撮り始めた経緯を教えてください。

和田:僕を使ってくれる監督がいないから自分で撮るしかない、という単純なきっかけです。僕が所属するYouTubeチャンネル「しゅくろーから夜ふかし」が恋愛をテーマにしているので、このチャンネルの中でドラマを撮るなら恋愛ドラマかなと。僕のエゴと強いテーマをかけ合わせた感じですね。

ーー最も伸びている動画は2021年6月にアップした「セ○レと過ごす時の男の本音が痛いほどわかるドラマ」(2024年5月現在、818万回再生)です。なぜセフレをテーマにしたのですか?

和田:ドラマを撮り始める少し前は、まだYouTubeにショートドラマが少なく、恋愛ものも多くありませんでした。ただ、その中で100万回再生を超えていたのがセフレものの短編映画だったんです。

ただ、当時「純猥談」などのチャンネルから出ていたエモい系のセフレものに疑問がありました。セフレとの間にエモさなんてなくて、もっと汚くてしょうもないのにと。そこで、「エモの逆張り」にしようと、男の本音をむき出しにする方向で製作しました。

ーーなぜ和田さんの動画は人気が出たと思いますか?

和田:先ほど言ったように、テレビで映せない恋愛を描いているところがひとつ。それから、普通の恋愛ドラマよりも悩みが根深いので、ちょっとでも共感するところがあると見てしまう。そして、ちょいエロいので引きが強いっていう感じだと思います。

ーーご自身で脚本を書かれるときは、どのようにセリフや設定を考えているんですか?

和田:自分の経験に基づいて、リアルな感情や言葉をひとつ入れるようにしています。例えば「セ○レと過ごす時の男の本音が痛いほどわかるドラマ」だったら、男性が女性に対して心の中で思う「早く帰れよ」です。なに彼女面しとんねんって(笑)

女性側の感情は、過去に言われた言葉などから想像して書いています。僕はおそらく女性の気持ちが分かっていないので、シンプルに僕が思っているものを反対にしたら近くなるんじゃないかとは思っています。

セフレものは飽和状態、トレンドは不倫へ

ーー動画のテーマは、セフレから年下男性との職場恋愛へ、そして現在は不倫へと変化しています。

和田:元々エモい系のセフレものがあって、その逆張りとして僕が男の本音むき出し系を作った。その後はもうどちらかのパクりが続出して、セフレものは溢れに溢れたんですね。だから今セフレものが強いかというとそうではなく、むしろ視聴者には「またコレか」と思われる節があります。

ここ2年くらい、テレビの深夜ドラマやTikTokのショートドラマで流行っているのが不倫もの。やっぱりセフレや不倫といった刺激的なジャンルは引きが強く、その流行に乗りました。ちょっと遅かったなとは思ってるんですが。

加えて、視聴者の年齢に合わせてテーマ選定を変えている、というのもあります。

視聴者はショートドラマに「共感」して感情を消化する

ーーというと?視聴者はどんな方が多いんですか?

和田:25から35歳の女性です。チャンネル自体の視聴者は、男女比が5対95くらいで女性の方が圧倒的に多い。そして、僕ら出演者と同世代で、一緒に年齢を重ねていってるんです。

だから、僕が27歳の頃は視聴者が24から30歳くらいで、セフレの話に共感する人が多かった。僕が30代になったときは、年下と恋したい人もいると思ったので、年下男性との純愛を撮りました。そしてさらに年齢を重ねた今は、流行も相まって不倫ものを描いています。

ーーさらに先になるとどんなテーマが共感されると思いますか?

和田:今のところ分からないですね。セックスレスを描こうとしたこともあったんですが、確かに悩みは深いけどピンポイントなので、その悩みを体験している人の的が絞られるかもしれないと思いまして。対して不倫は、実際に不倫をしていなくても、やましい感情や後ろめたい恋愛という要素に共感する人が多いのではないでしょうか。

ーー「共感」がキーワードなんですね。

和田:男女差ではないのかもしれないですけど、無理やり男女で区切るとすれば、男性より女性のほうが、特に「共感」という切り口からコンテンツを楽しめる人が多いように感じています。

「わかるー!」とか「そんな事もあったな」とかで心が動く。僕からすると感性ビシバシで羨ましいですけど。

例えばセフレもので「男が追いかけているほうを描いてくださいよ」って言われることも多いんですけど、そっちはあまり伸びないんじゃないかと思っていて。そもそも男性で「セフレを好きになってしまい悩んでいる」という人は、解決を求めていて、この手のショートドラマに辿り着く人は少ないように思います。

YouTubeからTikTokの縦型ショートへ

ーーこれからのショートドラマについてお聞かせください。

和田:今はTikTokなどの縦型ショートが人気で、プラットフォームが徐々に移っていくと思います。

TikTokを利用するボリュームゾーンはYouTubeよりも若いイメージがあるかもしれませんが、ショートドラマを見る年齢層に大きな違いはありません。まさに今TikTokで数字を取っているのが不倫です。

ーー視聴者が見たいセフレや不倫は、ずっと同じなんでしょうか?それとも、少しずつ変わってきているのでしょうか?

和田:変わっているとは感じますね。やっぱり一度見たものを何度も見たいとはならなくて、同じテーマでも新しい切り口で触れたいと思うので。

ーーどんな切り口が求められていると思いますか?

和田:だいぶ昔と比較すると、「高い車に乗って良い家に住んでてかっこいいよね」というステータスの時代から、今は「何をしていてもその人が楽しかったらかっこいいよね」という多様性の時代に変化しています。それに伴い主人公像も、圧倒的にかっこいい主人公から、ダサいけどもがいていてかっこいい主人公に変わってきてる。

それは恋愛ものとかも同じことが言えて。「めっちゃいいじゃん、この恋愛!こんな恋したい!」だったのが、それよりももっとリアルで、「そんなんもあるよね、わかる」という時代になっている気がします。ドラマに求めるものが憧れから共感へとシフトし、登場人物の醜さも受け入れられているんじゃないでしょうか。

不倫激増…?コロナ危機の中で生まれた「新しいセックス様式」

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