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セクシー女優・深田えいみの「追徴課税事件」のヤバすぎる真相
![セクシー女優・深田えいみの「追徴課税事件」のヤバすぎる真相 セクシー女優・深田えいみの「追徴課税事件」のヤバすぎる真相](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/d/edab1_1413_5275f3b1_bd3b4bfe-m.jpg)
2月に報道された「8000万円」追徴
SNSの総フォロワー数が1300万を超える人気セクシー女優の深田えいみは今年2月、東京国税局から8000万円の追徴課税を受けていたと報じられ、話題を呼んだ。深田本人も4月にYouTube動画で追徴課税の事実を認め、経緯について初めて告白。そのなかで、所属していたAV事務所からは「(事務所側が)確定申告はしている」と聞かされていたとし、前事務所の前会長に対しては、「飛ばれた」「裏切られた」などと批判を口にしていた。
真実はいったいどこにあるのか?現代ビジネス編集部では渦中の前事務所フォーティーフォーマネジメントの吉田健一元会長(52歳)を直撃した。2度にわたり、計約3時間にわたる取材に応じた吉田氏は、業界の慣行から深田への支払いについての詳細を明かした。それは、深田の言い分とは真っ向から異なる内容だった。
まず事実経緯について説明したい。
今年2月、写真週刊誌FLASHが深田の追徴課税について初めて報じた。「裏事情を知る深田の知人」という人物が取材に応じる形で、証言している。その発言を引用しよう。
「昨年、事務所を移籍した深田さんですが、じつは前事務所時代の給料をめぐって、約8000万円を追徴課税されていたんです。前事務所では、月給約200万円で年収は約2400万円だったそう。在籍7年間の累計収入は1億5000万円以上ですが、それが一度も申告されておらず、追徴課税が命じられました」
「給与について、深田さんは前事務所から『税金はちゃんと処理しているから』と聞かされていたんです。しかし、実際は事務所側はいっさい申告しておらず、深田さんと会社の両者に税務調査が入りました。そのためか、前事務所は当時の社長が姿をくらまし、経営陣も一新されました」
以上がFLASH記事に掲載された主要な証言だ。記事は、追徴当時の深田の貯蓄額が約2000万円だった、とも言及。〈2023年4月に貯蓄が消え、現在は完納のための金策に奔走しているという〉などと報じた。
この報道の直後、深田はX上での投稿で、「事務所はフォーティーフォーマネジメント会長は吉田健一」と投稿し、事務所とトラブルがあったことを示唆した。さらに別のAV事務所であるマインズに移籍したことにも触れ、「今の事務所マインズは大丈夫です」と投稿していた。
そして、4月に入ってから配信した、人気ユーチューバーぷろたんとのYouTube上でのコラボ動画で、次のように語っている。
「(税金未払いが)発覚したのが1年前くらいだったんですよ。ずっと隠してたんだけど、ああ、ついに掘り出されちゃったな、みたいな」
そう追徴課税の事実を認めた。長らく給料は手渡しだったとし、前事務所からは「確定申告はしている」と報告されていたが、税務調査の職員が突然自宅を訪れたと説明した。
「そのときはめちゃくちゃたいへんで、ボロ泣きですよ。いきなり国税が(チャイムを)ピンポンピンポンって来て。携帯にも非通知のやつ(電話)がずっとかかってきて」
と当時の様子を振り返った。
地下アイドルからデビュー
そして、前事務所の会長(当時)の吉田氏については、以下のように言及した。
「前事務所の社長(正確には会長)に飛ばれたの。いきなり敬語になって『前事務所とは全く関係がないので私は知りません』みたいな」
「ずっと、私、お父さんみたいな存在だと思ってたんだよ。第2のお父さんじゃないけど。お金ももちろんあれだったけど、親みたいな感覚だったからそれを失う感覚がすごくつらくて、裏切られた、みたいな」
この動画(現在は削除済)を見る限り、深田は前事務所側に過失や責任があると主張している。古巣の事務所への告発は多くのネットメディアなどで取り上げられ、業界関係者のみならず、世間の耳目を集めた。
現代ビジネス編集部では5月に入り、東京都内などで2度にわたり、前事務所会長の吉田氏に接触し、インタビューを敢行した。以下はその詳細なやりとりだ。
──事務所立ち上げから深田さんとのこれまでの関係についてまず説明を。
「うちの事務所は2015年の創業で、老舗事務所が多いAV業界ではまったくの新参者でした。私はそれまで主に金融コンサルタントで生計を立てていたのですが、ふとした縁でイエローキャブでアイドルをやっていた女の子をAV事務所に紹介したことがありました。でも、その所属先とうまくいかず、その子を引き受けて自分で事務所を立ち上げたのが始まりです。
深田が入ってきたのは創業後1年後ぐらいでした。彼女は最初、地下アイドルグループ『B少女戦士ゴーファイガー』のメンバーの天海こころとして16年にデビューしました。これは私の後輩がプロデュースしていたグループで、最初からAVに出演させるための準備との位置付けでした。
数ヵ月で脱退して、地下アイドル出身の天海こころとしてAVデビューし、出演料80万円の3〜4本ぐらい出しましたが、芽は出ませんでした。本人が公表していることですが、彼女は自分の貯金と私からお金を出して、顔や胸も全部を整形して別人として再デビューすることを選択した。それが『深田えいみ』の誕生です。当時から彼女は他の女優とは少し違って根性がかなりあったのをよく覚えています。『私は絶対売れるようになる』と宣言していました」
「2018年の再デビュー後はしばらく単体女優としては契約できず、単体よりもだいぶ単価の安い『キカタン』と呼ばれる企画単体女優としてスタートしました。まず3本出したところ、そのうちの1本が爆発的に売れたんです。
そこから急に深田の引き合いが強くなり、1本60万円の単価で様々なメーカーから作品を出す時期がしばらく続きます。そして、人気が安定化し、AV大手のDMM系のメーカーと新たに単体女優として契約を結びました。その時に提示されたのが1本単価70万円で月間12本、年間総作品数144本という1年契約でした。業界では、それまで聞いたこともないような異例の契約でした」
撮影のドタキャン
「ただ、やはり本数が多すぎるので、1年の契約を満了しないうちに、深田の体がもたなくなってしまった。本人の希望を受け入れ、メーカー側と交渉し、月に1本で、出演料550万円という契約に変更してもらったんです。引退するまでの最後の1年契約という位置付けでした。
当時、AV女優では三上悠亜が業界最高のギャラをもらっていると言われていましたが、それに匹敵するような額で間違いなく業界トップクラスでした。もちろん、うちの事務所的にも『安定ドル箱』の女優でした。
事務所は今では30人ぐらいの所属女優を抱え、業界で五本の指に入ったぐらいの自負があるのですが、深田がその原動力になってくれたのは間違いなく、感謝をしています」
──どう変化していったのか?
「深田は当初は何のトラブルもなかったのですが、しばらくしてから、撮影をドタキャンするなど仕事をたびたび飛ばすようになってしまった。軽く10本以上を飛ばしています。その場合は現場経費などの制作費30万〜100万円程度を事務所側が負担してAVメーカー側に払う必要がありました。トップAV女優として少し甘やかした部分も影響したのかもしれない。
注意は一応するのですが、他事務所からの引き抜きや引退など入れ替わりの激しい業界ですし、そこまで強くは言えないというところも正直ありました」
「今ではユーチューバーやインスタグラマーとしても彼女は有名ですが、最初はサイバーエージェントと組んで、彼女のYouTubeのチャンネルを作ったんです。サイバーエージェントとも力を入れて予算組んでやっていきましょうとなり、反響もしょっぱなから大きかった。
そうなった矢先に、2020年ごろだったと思いますが、動画配信のライバー会長の飯田祐基氏(肩書は当時、後に辞任)にユーチューバーとしての深田を引き抜かれるんです。その頃から深田は個人として動き始めていて、飯田氏と組んだのも事後的に本人から報告を受けました。飯田氏に知人を通じて抗議したら、『彼女の方から来た』との趣旨の返答でしたが、飯田氏は結局、私から逃げ回っているようで今も会えていません。それでサイバーエージェントとの仕事も結局壊されてしまった。
ただ、うちの事務所と深田との契約は続いていましたので、YouTubeで深田の知名度が高くなるのであれば仕方ないというところに持っていかれ、私も『損して得とれ』という気持ちで受け入れることにしました。
ここで言いたいのは、深田にはうちの事務所からのAV出演などの収入と事務所は関与しないYouTubeの収入の大きく二つがあったということです」
──そうした状況下で、国税が入ってきた。
「はい、2022年12月のことでした。深田だけではなく、うちの事務所自体にももちろん国税はやってきました。深田以外の所属女優約30人についての売り上げや支払いの詳細を記した帳簿も全て持っていかれました。ただ、国税としてはAV以外のメディア露出でも目立っていた深田をおそらく狙い撃ちにしたのだと思っています」
──深田さん側は事務所側が確定申告をしていると聞かされていたと主張している。そもそも税務面についてどのように説明していたのか。
「そんな説明はしていません。最初の契約の時に、女優は社員ではないので、自己責任で確定申告をする必要がある旨を必ず説明するようにしています。深田の場合も同様です。彼女に対してだけ、事務所が確定申告を代行するようなことはしていません。彼女から裏帳簿を意図的に作るよう私に依頼するLINEのやりとりも残っています」
後篇《出演一作で「出演料550万円」のセクシー女優・深田えいみ前事務所会長が明かす「二重帳簿」錬金術の壮絶修羅場》で、元会長による「深田からの二重帳簿処理の決定的証拠」や、AV業界での錬金術について、赤裸々に明かされる。
【続報】出演一作で「出演料550万円」のセクシー女優・深田えいみ前事務所会長が明かす「二重帳簿」錬金術の壮絶修羅場
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