早くも6月中に始まる夏ドラマがある。水川あさみ（40）主演の連ドラ「笑うマトリョーシカ」（TBS系）は、6月28日金曜日午後10時からスタート。早見和真氏の同名小説のドラマ化で、水川が演じるのは真実を追う新聞記者・道上香苗。《野望と失脚、陰謀と裏切り……人間の欲望と謎が絡み合う》という政治サスペンスだ。

NHK朝ドラ「ブギウギ」の好発進支える“敗者復活組”水上恒司と水川あさみの孤軍奮闘

水川といえば、人気の高かった2024年前期のNHK朝ドラ「ブギウギ」で大阪のオカン・ツヤの好演が記憶に新しい。もっとも、キャストの発表当初は、主演の趣里（33）と水川の実年齢が7歳しか離れていないため、《母娘って無理があるんじゃ？》なんて心配する声も上がったものだが……。

「劇中では違和感ゼロ。水川さんは達者な演技で視聴者の不安の声を見事にねじ伏せました」（週刊誌芸能記者）

違和感どころか、回を重ねるごとに《水川さん、大阪のオカンがぴったり》《趣里さんとちゃんと母娘に見える》などと、好演を称える書き込みがネット上に相次いだ。

ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「ツヤさんの好演が視聴者の記憶に残っているところで、主演ドラマ。非常にいいタイミングだと思います。《次はどんな水川あさみが見られるのかな？》と期待する視聴者もいっぱいいそうです。共演の玉山鉄二さん、嵐の櫻井翔さんとどんな風に絡んでいくのかも非常に楽しみ」と話す。

水川は2019年に俳優の窪田正孝（35）と結婚。結婚してから窪田が痩せたことなどで、なぜか水川がバッシングされるなんてこともあった。それどころか《水川あさみ》と名前を入れて検索すると、《窪田正孝別居》なんて、穏やかじゃないサジェストが上位に来る検索サイトもあるほどだ。

「水川さんは結婚前から自然派志向であることを取材などで語っていました。そんな水川さんの健康的な食生活に感化されて、それまで肉好きで偏食傾向だった窪田さんも野菜中心の食事でグンと痩せた。ただ、それが《奥さんに合わせすぎて無理してない？》《痩せすぎじゃ……》とファンを心配させる原因に。結婚後からなぜか“別居説”が途絶えないのも、根も葉もない噂話が根強く残っているせいもあるでしょう」（女性誌編集者）

その窪田は、2023年8月の主演舞台「いつぞやは」を第一頸椎剥離骨折により降板。それ以前にも、2021年の舞台「醉いどれ天使」の出演を2週間ほど前にドタキャンしていたと報じた女性週刊誌もあった。

前出の山下氏は「そういった報道が原因なのか、なぜか《奥さんのいいなり》《水川さんが窪田さんをコントロールしている》と一部の窪田さんファンが暴走。水川さんへの風当たりがキツイ時期も確かにありました。でも、別居はないんじゃないでしょうか。降板した舞台『いつぞやは』にも、水川さんと窪田さん、2人揃って見に来ていましたし、その時の様子も仲睦まじい雰囲気でしたよ」と明かす。

NHK朝ドラ好演からの民放連ドラ主演と、女優としていい波に乗っている水川。夫・窪田との仲が円満なのも、絶好調の要因のひとつなのかもしれない。

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