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タレントの三田寛子（５８）が、４度目の不倫を報じられた夫で歌舞伎俳優の中村芝翫（５８）に怒っている。これまで芝翫の女性問題に寛大な神対応を通してきたが、堪忍袋の緒が切れた。?神?から?鬼?に変わった妻が夫に放った?最後通告?は――。

芝翫は４月、ＮＥＷＳポストセブンで４度目の不倫を報じられた。車の助手席にかねての不倫相手である元アパレル勤務の４０代女性を乗せ、スピード違反もした。６月には都内の実家で半同棲生活を送っているとまで伝えられた。三田はここを訪れ、「しっかりしなさいよ！」と夫を叱責したという。

三田は芝翫の過去３度の不倫に神対応を見せてきた。

「報道陣の取材やテレビ番組で離婚や別居などを笑顔で否定し、梨園の妻の堂々とした振る舞いが神対応と称賛されてきました」（梨園関係者）

芝翫が橋之助を名乗っていた１９９１年に結婚し、３３年がたつ。３人の息子（四代目中村橋之助、三代目中村福之助、四代目中村歌之助）が歌舞伎界のホープとして台頭する中、江戸時代から続く大名跡を継いだ夫がその手本になるどころか、４度目の不倫でイメージは失墜した。

三田は?神?から?鬼?に変わり、芝翫に最後通告したという。

「三田さんの怒りはこれまでと明らかに様子が違います。よほど腹に据えかねたということでしょう。芝翫さんに向かって『そんなに遊びたいなら、（歌舞伎俳優を）辞めなさい！』と迫ったと聞いています。三田さんは梨園の妻の中でも立場が上で、責任もある。本来なら歌舞伎界を引っ張るべき夫の責任感のなさにあきれ、妻としてカミナリを落としたようです」（同）

三田は自身のインスタグラムを毎日のように更新しており、梨園の妻としての報告も多い。

６月２４日の投稿では「七代目中村芝翫である義父が息子達の初舞台の口上時に歌舞伎座の満員のお客様に連日頭を下げてお願いして下さった想いに感謝し忘れた事はありません」と先代への思いをつづった。七代目は芝翫にとって父、三田にとって義父だ。同日のインスタでは、屋号「成駒屋」への「サポートを変わらずがんばる所存でございます」などと決意を示していた。

「七代目中村芝翫は人望が厚く、多くの人に愛された。（２０１１年に８３歳で）亡くなるまで日本俳優協会会長として歌舞伎界を統率した。三田さんは夫にも『義父のように…』と願っていたこともあったのですが、今の芝翫さんは人望が厚いとは言えない。これまで見せなかった怒りは、やるせない思いが蓄積し、あふれ出たんだと考えられています」（同）

妻のカミナリで不肖の夫は改心するか。

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