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実写化してほしくない漫画ランキング「鬼滅」や「SLAM DUNK」抑えた1位
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「鬼滅の刃」最終巻発売時には行列が(写真:西村尚己/アフロ)
二桁視聴率をマークし、大きな反響を呼んだ6月30日放送のドラマ『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系)。主演・高橋一生やピノコ役の永尾柚乃らの“なりきり”ぶりが好評だった一方で、ドクター・キリコ(石橋静河)が手塚治虫の原作とは違い女性に改変されていたことに対し、批判的な意見も少なくなかった。
2023年に放送された『セクシー田中さん』(日本テレビ系)をめぐっては、ドラマ化に際しての内容改変が大きな問題となったが、ドラマ化・実写化される人気漫画やアニメは今も多い。
そこで、本誌はアンケート調査を実施。「ドラマ化・実写化してほしくない漫画作品」を、全国の漫画好きの20代から40代の男女500人にきいた。対象としたのは、人気漫画17作品だ。
では、「ドラマ化してほしくない漫画」トップ5からみていこう。
【第5位】『呪術廻戦』37票
2018年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中。コミックス累計発行部数は9000万部を突破。
「実写でやられても、奇抜な格好や色使いのキャラが多いのでコスプレにしか見えなさそう」(30代女性)
「呪術廻戦のキャラほどかっこいいビジュアルの人は現実世界に存在しない。二次元と三次元は別物」(20代女性)
【第4位】『新世紀エヴァンゲリオン』42票
1995年から1996年にかけてテレビ東京系でアニメが放送され、大ブームに。
「自分の人生のなかで大切な作品。イメージを壊さないでほしい」(30代男性)
「実写ドラマなんかにしたら、あの独特の世界観が崩れる。レジェンド作品を汚さないでほしい」(20代男性)
【第3位】『SLAMDUNK』46票
「週刊少年ジャンプ」で1990年から1996年にかけて連載。全世界でのシリーズ累計発行部数は1億7000万部を突破。2022年公開の劇場版アニメ『THEFIRSTSLAMDUNK』も大ヒットした。
「あの躍動感は漫画やアニメでこそ。実写で表現できるとは思えない」(30代女性)
「桜木や流川、三井を演じられる俳優はいない。顔だけ似てても高年齢、キャラの年齢にあわせると子ども。無理でしょ」(30代男性)
【第2位】『鬼滅の刃』76票
2016年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」で連載。累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破。2020年の映画『無限列車編』は興行収入400億円超えで、日本における映画の興行収入歴代1位に。
「『推しの子』の実写ビジュを見たけど、程度の低いコスプレにしか見えん。同じことはしてほしくない」(30代男性)
「メインキャラは年齢低めです。実写化となると、おそらく無理やり設定を変えることになります」(30代女性)
【第1位】『名探偵コナン』97票
1994年から「週刊少年サンデー」で連載中。テレビアニメは1996年から日本テレビ系で放送中の“超”長寿作品。
「外見が子どもで中身が高校生。これをどうやって実写化すると?」(20代女性)
「子どものときからずっと見ている。愛着があるからこそ、イメージを崩さないでほしい」(20代男性)
「以前、実写版をみたことがあるが、どれも大失敗していた。無理に実写化してもろくなことにならない典型」(20代男性)
じつは、2006年以降、小栗旬らが工藤新一を演じるテレビドラマも制作されている。しかし、江戸川コナンは「声のみ」で、姿は登場しない。やはり実写化には“大きな壁”がありそうだ。
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