どこかしら疲れた印象の岡田将生（写真・伊藤修）

2024年6月中旬、うだるような暑さのなか、東京・墨田区の公園でおこなわれた音楽フェスに姿を現したのは、俳優の柄本時生。どうやらこの日は、新作ドラマの撮影中だったようで──。

「2024年7月12日から始まる『錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜』（テレビ東京系）というドラマです。この日は、実際に開催される『すみだフィルムコミッション』のPRイベントとコラボして撮影をおこないました。柄本さんの初プロデュース作品で、柄本さんはプロデューサー兼演者として力を入れており、テレビ東京公式のYouTubeで、メンバーシップ限定動画を配信し、月額190円の登録料の一部を能登半島地震の災害義援金として被災地に寄付する取り組みをしています。

主要なキャストは、柄本さんと十年来の友人であり、2020年には『劇団年一』を結成したメンバーである賀来賢人さん、落合トモキさん、岡田将生さんです」（ドラマ関係者）

撮影が進むと、100人を超えるエキストラの前に、全身黒色の衣装を来た岡田将生が登場。だが、岡田の表情はどこか険しい。

「それもそのはず。岡田さんの多忙ぶりは、すさまじいですから」（エンタメ紙記者）

岡田の、2024年の出演作品数を見れば明らかだ。

「公開予定のものも含めて、映画3本、地上波ドラマ2本、配信ドラマ1本です。とくに、2024年3月に公開された映画『ゴールド・ボーイ』では、殺人犯役をみごとに演じました。そしていま、注目されているのがPrimeVideoで世界配信されている『1122（いいふうふ）』です。岡田さんは、高畑充希さんと夫婦役でダブル主演。マンガを実写化したこの作品は、結婚7年めの夫婦がセックスレスであるがゆえに、月に1度、お互い公認の恋人との不倫を許すというもの。“婚外恋愛許可制”を描いた、30代のマリッジ・ストーリーです」（同前）

役柄と同年代の岡田自身の恋愛といえば2022年5月、本誌は岡田と、フジテレビ・鈴木唯アナとの電車内での“見つめ合いデート”を報じている。「まさきくん、まさきくん」と混雑した車内で甘える鈴木アナに、寄り添っている岡田の姿は理想のカップルそのものだったが、「マリッジ」とはならなかったようで……。

「控えめで純朴な鈴木アナと岡田さんの庶民派デートは、ふたりの好感度をあげていましたが、2023年1月に『女性セブン』で破局がスクープされました。多忙なふたりですから、すれ違いが起きてもおかしくありません。以来、岡田さんの浮いた話は出ていないです」（芸能記者）

2024年6月、恋愛が“低空飛行”中の岡田は、女性向けウェブメディアで、「僕は独身なので、夫婦というものに対して、どこか理想ばかり追い求めていたところがあるかもしれません。この作品を通じて、擬似的にリアルな夫婦の関係性を体験できたような気がします。（中略）作品を通じて、僕は結婚という選択を前向きに捉えるようになりました」と語った。

結婚を前向きに捉えた――ということは、岡田の“1122”ストーリーがもうすぐ聞けるかも!?

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