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松本人志、騒動後初インタビューで語ったテレビへの「苦言」賛否

松本人志、騒動後初インタビューで語ったテレビへの「苦言」賛否

12月25日、芸能活動を休止している「ダウンタウン」の松本人志が、芸能記者の中西正男氏の独占インタビューに答えた記事が公開された。騒動後初となる松本の肉声は、注目を集めている。

「松本さんは、2024年1月に性加害報道をめぐる裁判に注力することを理由に芸能活動を休止して以降、表舞台に出ていませんでした。今回、公開された記事では、関係者へのおわびや休止中に収入が減ったことへの不安、相方の浜田雅功さんに対する思いを語っています。

今後について話すなかで『テレビを見る子どもたちが減っている』『いろいろな(表現の)幅が狭まっている』など、昨今のテレビ業界自体に“苦言”を呈すような発言も見受けられました。松本さん本人は、テレビへの決別でないことを強調していましたが……。

また、浜田さんとともに、月額制の独自のプラットフォーム『ダウンタウンチャンネル(仮)』を始めることも明かし、新しいメディアへの参入も強調していました」(芸能記者)

これまで“テレビの顔”として活躍してきた松本から、テレビ界への提言が飛び出したことについては《あんだけテレビから離れた芸人見下してたのに》《松本人志がテレビ業界に必要かどうかは別の話》といった、厳しい意見もXでは出ている。

一方、新たに松本が作ろうとするメディアについて《「笑ってはいけない」の復活を祈ってます》《笑ってはいけないを独自チャンネルで復活かな》という“待望論”も聞かれた。コンビの冠バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)で、かつて人気だった「笑ってはいけない」シリーズの復活を求める人が多いようだ。

「松本さんが掲げるのは、テレビやYouTube、Netflixなどの既存のプラットフォームではなく、視聴料を払う意思のあるファンなどに限定した場で、笑いを届けるコンテンツのようです。

『笑ってはいけない』シリーズは、2006年から毎年、大みそかに日本テレビ系列で放送され、高い人気を誇りましたが、2020年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』を最後に、放送されていません。

2021年には、出演者であるダウンタウンや月亭方正さん、ココリコが50歳を超え、過酷なロケをおこなうことが難しくなり、シリーズを休止することが発表されました。いまや“幻”になった企画といえます」(前出・芸能記者)

地上波で見られなくなった「笑ってはいけない」シリーズ。ただ、ファンが、松本の掲げる新たなプラットフォームで復活を望むのには、インタビュー内での“松本の意見”も関係しているようだ。

「年齢による長時間のロケの負担だけでなく、恒例だった“ケツバット”による罰ゲームも、コンプライアンスを重視する昨今のテレビの流れとはあまり、相性がよくないものになっています。

松本さんはインタビューのなかで、《言葉狩り的に、ちょっと何か言ったら炎上させられる》という現状を嘆き、《「あんたらのことが好きだから、好きな絵を描いてくれたらいい」という人に見てもらう》という、コンプライアンスに縛られたくない思いを述べていました。

会員制のコンテンツであれば、ダウンタウンを見たい人だけが視聴するので、世間やスポンサーの反応を気にせず、ある意味“コンプラ無視”のような攻めた企画もおこなえます。『笑ってはいけない』シリーズのメンバーが、のびのびと人気企画をおこなうことに期待する人も多かったのだと思われます」(同前)

テレビに代わるコンテンツで、松本はどんな企画を思い描いているのか──。

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