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映画「貞子の逆襲」撮影関係者に不幸続出?監督と役者が語る
突然、テレビに不気味な映像が映し出される。画面の中から近寄ってくる長髪の女がゆっくりとテレビから這い出てきて……。
【写真】映画『movie貞子の逆襲』劇中の一場面。この後、恐ろしいことが…
「ホラー映画『リング』が'98年に公開されて大ヒットしました。テレビと、当時はどこの家にもあったビデオテープという身近なモノを使った内容が、恐怖をより倍増させましたよね。架空の人物である“山村貞子”が怖すぎて、社会現象にまで発展したほど。その後も次々と続編が作られ“貞子”という存在が、日本でのホラーというジャンルを牽引してきたといっても過言ではありません」
あれから20余年─。昨年末、また新たに『貞子』の名を冠した映画が、世に生み落とされた。ただこの作品、本編はともかく不思議なトラブルに見舞われているというのだ。
撮影後に起こった不可解なトラブルとは
「『movie貞子の逆襲』という作品ですが、ものすごく低予算で作られた映画で、撮影は大変だったそうです。ま、内容は置いといて、問題なのは撮影後の話です。なんでも、映画の撮影に関係した人たちに次々と不幸が起こっているんです。ウソのような本当の話で、めちゃくちゃ怖いんですよ……」(映画関係者)
異変は映画の撮影が終わった'21年3月から始まる。
同作を製作した監督が、その恐怖を明かす。
「撮影が終わった直後のことです。車で帰路についたのですが、路上に人が倒れていたんです。急いで駆け寄って声をかけたのですが、息をしていなくて。すぐに救急車が来て運ばれていきましたが、その後どうなったかはわかりません。その数日後には新型コロナウイルスのワクチンを接種したのですが、翌朝起きるとなぜか、ひざが血だらけに。驚いて、すぐ医師に確認しましたが“こんなことは前例がない。原因不明です”と言われちゃって」
不幸は、これだけでは終わらない。
貞子役の役者が自殺未遂
劇中で中学生時代の“貞子”を演じた山谷栞梨(やまたにかんな)も、こんなことを言う。
「クランクアップ後、仕事がなくなってしまったんです。収入もなくなり、家賃が払えなくなっちゃって」
生活に困窮し、ネットを頼った。
「“誰かごはんを食べさせてください”って、SNSでお願いしたんですが、ホストやヤミ金とか怖い人ばかりとつながっちゃって。ホテルに連れていかれて変な薬を飲まされたり、軟禁されたこともありました。風俗で働かされそうになったこともあって、なんだか生きていくのに疲れちゃって……。風邪薬を一気飲みして、死のうとしたんです」
数十錠を飲み、路上で倒れて緊急搬送。翌朝に退院したが、行き先がない。再び絶望感に打ちのめされた。
「また“死にたい”って思いましたが、両親の顔が浮かんで……。区役所のケースワーカーに助けを求めました。いろいろ話して、やっぱり病院に入院することになり、区役所内の待合室で待つように言われたのですが、ソファに座っていたら、だんだんおかしくなってきて……」
そのとき彼女に何かが乗り移ったかのように、10代の女性とは思えない力でソファを持ち上げ、床に叩きつけて破壊したのだ。さらに、意味不明な言葉を叫びながら、区役所の2階から飛び降りようとしたという。
「あまり記憶がないんですが、5〜6人の男性職員に取り押さえられていたのは覚えています。気がつくと監視つきの部屋で拘束されていて。あれは、なんだったんだろう……」
今は北海道の実家に戻り、穏やかな日々を送っている。
撮影スタッフが行方不明に
「撮影スタッフのひとりから“天から見守っています。私を探さないでください”というメールが来たんです。いろんな人に送ったみたいで、大ごとになっちゃって。一時は行方不明になってたんです」
今は元気に仕事をしているというが、理由について彼は何も語らないという。
貞子の呪いで交通事故!?
女子高生役で出演した藤元海璃の身にも、不幸が襲った。
「昨年7月、自転車で交差点を渡ろうとしたときのことです。車が突っ込んできて、私は吹っ飛ばされました。骨折まではいきませんでしたが、骨が削れてしまったみたいで……。半年たった今も治っていないんです」
利き手を痛めたことで、生活に支障が出ているという。
「貞子の呪いなのかな……」
藤元はポツリと呟いた。
信じたくはないが、これだけ不幸が続くと何かあるような気がしてしまう。
前出の監督は虚ろな目をして、記者と向き合いながらも、中空をぼんやりと見つめながら、こう話す。
「実は、まだまだあるんです」
えっ⁉まだあるの?
「子役で出演した女の子の父親が突然、家に帰ってこなくなったんです。会社に連絡しても出勤しておらず、行方不明に。母親は警察に捜索願を出したそうです。飲食店の店員役で出演したクルズリサさんという女性は、8歳のときに腎臓移植を受けていて。絶対コロナに感染しないよう、感染症対策を徹底していたのに感染した。コロナ治療の切り札である、人工心肺装置を使う直前まで病状は悪化して。助かって、本当によかった」(同・監督)
そう話すと、ブツブツと何かを呟き始めた。監督の様子がおかしい。
「これは呪いだ……“貞子の呪い”なんです!呪いなんだ!!」
急に大声で叫ぶと、記者の両肩を掴んでガクガクと揺すり始めた。怖くなったので、急いでその場を後にしたのだが、それからこの監督とは連絡がつかない。
前出の映画関係者に監督の様子を聞くと、
「えっ、監督の様子が変だったって?2日前に会いましたけど、元気そうでしたよ。冗談を言って怖がらせるのはやめてください(笑)。まぁでも、財布をなくしたとか自転車を盗まれたなんていう些細なトラブルも多発していましたから、“お祓いに行かなきゃ”とは話しているんです」
はたして、これは“貞子の呪い”だったのか─。
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