所属事務所をクビになり、無期限の芸能活動休止を発表した木下ほうか（58）による“性加害報道”の波紋は広がり続けている。4月5日にスタートする山下智久（36）主演のNHKドラマ10「正直不動産」は、木下が出演しない内容で放送することが決まった。

木下ほうか「性行為強要」疑惑で廃業危機…暴かれた“サイゼリヤおじさん”の裏の顔

一方、WOWOWで放送予定の木下出演ドラマ2作は、現時点では変更なし。4月9日スタートの反町隆史（48）主演の「今どきの若いモンは」と、5月27日スタートの大谷亮平（41）主演の「異世界居酒屋『のぶ』Season2」は予定通り放送する方針だという。

「『正直不動産』は2020年にジャニーズ事務所を辞めた山PのNHKドラマ初主演作で、『今どきのーー』はテレ朝の『相棒』を先日卒業したばかりの反町の主演作と、いずれも鳴り物入りの話題作です。もはや木下自身では、どうやっても落とし前をつけようがないミソをつけてしまった。もう活動休止のまま芸能界をフェードアウトするしかないでしょう」（在京キー局幹部）

そんな跡を濁しまくっている木下に、芸能界の“大物”2人もとんだトバッチリを受けている。

29日放送のフジテレビ系情報番組「バイキングMORE」で、木下が「僕とつながればいろんな監督を紹介してやれる」などと言って性行為を強要したことについて、MCの坂上忍（54）は「こういうことはほぼほぼございませんと言っておきます」などとコメント。同番組の火曜レギュラー、ヒロミ（57）も「芸能界に長くいるけど、こんな話、聞いたことない」「うそだと思った方がいい」などと同意していた。

「坂上さんもヒロミさんも、たとえ立場が上の相手でも、そんな脅し文句は信用せず、断った方がいいといった意味でコメントしていたんですが、発言の一部がネットニュースになるやいなや、ネット上では〈長年芸能界にいる大物が聞いたことがないはずがない〉などと騒がれてしまっている。知らないふりをしている〈うそつき〉呼ばわりされる始末なんです」（ネットニュース編集）

ある芸能プロ関係者も、こう口を揃える。

「確かに芸能界に〈枕営業〉と称した性加害が存在していたことは否定しません。が、今はコンプラに厳しい時代で、監督やプロデューサーなどキャスティングに影響力のある人ならいざ知らず、そもそも一役者、それも脇役にそんな力なんてありませんよ。キャスティングにまで口を出せる俳優なんて、ごくひと握りの限られた超大物だけ。いかに木下が出演作多数の名バイプレーヤーとか言っても、女優生命を左右できるほどのランクじゃないのは明らかです。そういう意味では、ヒロミさんが『こんな話、聞いたことない』のも、もっともなんです」

まさに、とんだトバッチリか。

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