「意外といえば意外ですかね」（在京キー局関係者）なんて声もある。

「子供は欲しい？」の“タブー質問”に嵐・松本潤のひと言

マーケティングリサーチを手がけるアーキテクトの「タレントパワーランキング」が3月29日に発表した「F1層（20〜34歳女性）の支持が特に高い男性タレントBEST10」で、俳優の生田斗真（37）がトップに輝いた。

ちなみに2位は嵐の松本潤（38）、3位は同じく相葉雅紀（39）だ。

「生田はジャニーズJr.時代の1997年に松本、相葉、二宮和也と『MAIN』というユニットを組んでいました。昔を知るファンにとっては3人がトップ3というのは、うれしい話かもしれませんが、今は役者路線の生田が嵐のメンバー以上に支持が厚いとは……」（前出の在京キー局関係者）

確かに、生田が“マツジュン”や“相葉クン”より上というイメージは薄いかもしれない。

「いやいや、松本さんになくて生田さんが持っているものって結構多いような気がしますよ」と、芸能ライターのエリザベス松本氏はこう話す。

「まず何より演技力ですね。生田さんは6月から舞台『てなもんや三文オペラ』で主演しますが、生田さんにはジャニーズファン以外にも、〈次はどんな演技を見せてくれるかな〉という演劇ファンも付いている。今や演技でお客を呼べる実力派で、松本さんよりファン層の幅が広いように思いますね」

完結編が昨年公開された主演映画「土竜の唄」シリーズで潜入捜査官、同じく2015年の「予告犯」で予告犯グループの主犯格、19年の主演の連ドラ「俺の話は長い」（日本テレビ系）ではニートと、役柄の幅も広い。

14年の「軍師官兵衛」や19年の「いだてん〜東京オリムピック噺〜」とNHK大河ドラマにも出演と、コメディーからシリアスまでこなす“カメレオン俳優”である。

私生活では、15年の主演の連ドラ「ウロボロスこの愛こそ、正義。」（TBS系）で共演、交際していた清野菜名（27）と20年6月に結婚し、先月9日に第1子が誕生したばかりだ。

「結婚も生田人気の追い風になっています。共演をきっかけに5年間交際し、きちんとけじめをつけた。生田の好感度は爆上がりです。特にF1層はそういう恋愛、結婚話に敏感ですからね」（広告代理店関係者）

そこも、松本とは決定的に違う。マツジュンは05年の連ドラ「花より男子」（TBS系）で共演した井上真央（35）と幾度となく熱愛、破局が報じられてきたが、今もうやむやのままだ。

「同じジャニーズでも役者路線の生田とアイドル路線の松本では立場が違うとはいえ、そりゃファンはやきもきしますよ。松本主演の来年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の前に結婚発表なんてことになったら、松本の好感度も爆上がりするでしょうけど」（前出の広告代理店関係者）

1位と2位の“差”は大きいようだ。

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