好評のうちに幕を閉じた「カムカムエヴリバディ」に比べて、視聴率ダウンは避けられないと予想されていた朝ドラ「ちむどんどん」が健闘している。これからの注目はヒロインを務める黒島結菜（25）。2013年公開の映画「ひまわり〜沖縄は忘れないあの日の空を〜」で女優デビューして以来、着実にステップアップしてきた。朝ドラは今回が3作目で、大河ドラマも15年の「花燃ゆ」と19年の「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に出演している。

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「このまま『ちむどんどん』が好視聴率をキープできれば、黒島は数年以内に大河ドラマの主演クラスに抜擢される可能性が高い。綾瀬はるか（37）、長澤まさみ（34）クラスのポジションが保証されたも同然です」（芸能関係者）

黒島がトップ女優の仲間入りを果たすのは時間の問題として、やや気になるのが彼女の異性関係だ。

今から2年前、「フライデー」に高良健吾（34）とのツーショットを撮られた。2人のマンションの距離は約650メートル。一緒にコンビニに行ったり、黒島の愛犬・コハダと一緒に散歩する姿はまるでドラマのワンシーンのようなカットだった。

2人が急接近したのは、「花燃ゆ」で夫婦役を演じたことがきっかけだといわれている。まだキャリア3年足らずで、稽古の時から引け目がちだった黒島に、笑顔で「心配しないで、大丈夫だから」と優しく声を掛け続けたのが高良だったという。それでも自信を持てない黒島に、本番収録中にも高良は優しく背中を押し続けた。当時の黒島は「晋さま（高良）に引かれる雅（黒島）の気持ちはよくわかります。理想の男性も晋さまに近いかな」と意味深なコメントを残している。

■中条あやみは高良と同じ所属事務所の後輩

そんな2人の関係に転機が訪れたのは、再び共演を果たした映画「カツベン！」（19年12月公開）の収録中。この作品で2人は、主演の成田凌（28）を交えて微妙な三角関係を演じることになる。黒島はこの時に目の当たりにした、高良の役作りにおける引き出しの多さに、しばしば驚きの声を漏らしていたとも伝えられている。

「2人が親密な関係に発展したのは映画の公開後ですが、キューピッド役は黒島の親友である中条あやみ（25）ではないかといわれています。中条は高良と同じ所属事務所の後輩にあたり、中条が2人の間を取り持ったのではないかと役者仲間で噂されています」（芸能関係者）

さらに2人の交際にとって追い風となったのは、黒島の所属事務所の恋愛についての寛容な姿勢だ。

■コンビニで一緒に買い物をする姿も

「昔から『ソニー・ミュージックアーティスツ』は所属タレントの恋愛にはあまり口を挟まないことで知られています。ただ役者に“生活臭”が付いてしまうことには敏感で、“付き合うのはいいけど同棲はダメ”とくぎを刺しているようです」（芸能プロダクション関係者）

筆者も2年前に黒島がツーショットを撮られた界隈を歩いてみると、「時々彼女の愛犬（コハダ）を連れた高良さんを見かけます」「今もコンビニに2人で買い物をしに現れます」といった近所の人の声を拾うことができた。2人の関係は今も順調のようだ。

黒島は高良との交際の気配を消しつつ、いつまで清純派女優を演じることができるか。朝ドラのニューヒロインの仕事ぶりが楽しみだ。

（芋澤貞雄／芸能ジャーナリスト）

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