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加藤綾菜「加トちゃんとの結婚後に受けた壮絶なバッシング。警察から『加害者は暇だからやっていた』と聞かされ、泣くのでなく笑おうと」
2011年、23歳の時に「加トちゃん」こと加藤茶さんと結婚した加藤綾菜さん。45歳という年齢差もあってか、大いに話題になった結婚生活もすでに10年をこえ、綾菜さんの料理研究や介護資格取得など、その献身ぶりが注目されるようになりました。しかし、結婚を発表してからは4年以上にわたり、各所から「財産目当て」「保険金目当て」といった、バッシングを受け続けたそうで――。綾菜さん直筆のマンガとともに、当時の様子を紹介します。
【マンガ】週刊誌にあることないことを書かれるようになった綾菜さん。「こんな荒唐無稽な話、誰も信じないだろう」と思っていましたが……
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わたしの記事が怒涛のように掲載されるように
結婚していることが世間に知れ渡ってから3カ月後、2012年のことです。
立ち寄ったコンビニで、何気なく週刊誌の表紙を視界に入れると、「加藤茶の嫁」の文字。興味本位で立ち読みをすると、「加藤茶の嫁はお金持ちしか登録できない高級デートクラブに所属していた。加藤とはそこで出会った」と書いてありました。
このときわたしは、他人事のように「なにこれ。信じる人おらんじゃろ」と受け流しました。あまりにも事実無根で、荒唐無稽だったから。
でもこれは、まだまだ序の口。この記事を機に、わたしに関する記事が怒涛のように掲載されるようになったのです。
↓↓↓↓おもしろおかしく書かれるようになり……
ネットニュースにもおもしろおかしく書かれ
「母親はホステスで、父親は漁師。金に困った両親が加藤茶に娘を売り込んだ」
「老紳士が涙の告白!『わたしは彼女から結婚詐欺に遭いました』」
「社長秘書を経て高級クラブに勤務。元カレはあの大物アイドル」
こんな言葉が、週刊誌売り場に並びました。
たとえば、派手な格好をした男性グループと一緒に写った、加トちゃんとわたしの写真も、そのひとつ。
真相は、友人の誕生日パーティーに行った際、その場にいた男性たちから「一緒に写真を撮ってください」とお願いされて撮ったものですが、その写真が、ネットニュースにおもしろおかしく書かれつつ掲載されたこともありました。
4年間、寝ても覚めてもバッシングに恐怖する日々
いまなら笑ってしまうようなウソみたいなプロフィールが、毎週のように報じられては、わたしは立ち読みすることを止められずにいました。
よせばいいのに、わざわざ毎週お店に行き、立ち読みして、「なにこれ!?どうすればいいの!?」と悔しさといら立ちで沈んでしまう。それでもまた、週刊誌を手に取ってしまう。
わたしが負のスパイラルに迷い込んでいると、今度はこうした報道を真に受けた読者の方たちの存在が、大きくなってゆきました。
自宅のポストが荒らされ、わたしのブログにも、加トちゃんのブログにも攻撃的なコメントが書かれ、自宅には無言電話が何カ月も続き、複数回の引っ越しを余儀なくされました。
日本料理を学ぶために勤務していた飲食店にも毎日のように電話が鳴り響き、迷惑をかけてしまうことが心苦しく、自主退職しました。挙句の果てには友人のネイルサロンにも、嫌がらせのFAXが届くようになって……忘れられるのは、寝ている時間だけ。でも、どんどん眠ることも難しくなってゆきました。
ふと見上げると、ボコボコに壊されたわたしの自転車が、木の幹に吊るされ揺れていました
4年間、寝ても覚めてもバッシングに恐怖する日々でした。
「加藤茶・綾菜の夫婦日記『加トちゃんといっしょ』」(著:加藤綾菜/双葉社)
離婚すれば、幸せなのかな
でも加トちゃんは、ほとんどいつもどおり。一度だけ、わたしが部屋の隅で、背中を丸めて憔悴しきった表情でブログのコメントを読み漁っていると、「もう見なくていい!」と、声を荒らげてケータイを取り上げたことがありました。が、それくらいです。
わたしが落ち込んでいても、加トちゃんはいつもと同じようにテレビを観ながら声を出して笑って、いつもの生活を続けていました。
「わたしがこんな状態なのに、普通でいられるなんて、ひどい」
「加トちゃんがいなければ、離婚すれば、幸せなのかな」
被害者意識が全身を支配して、そんなとんでもないことが頭をよぎったこともあります。
転機は、突然訪れました。買い物に行こうと駐輪場に行くと、わたしの自転車がありません。ふと、頭上で見覚えのあるシルエットがちらっと見えて。そこにはボコボコに壊されたわたしの自転車が、木の幹に吊るされ揺れていました。
「このままじゃダメだ。このままこれに飲み込まれたら、わたしはきっと死んでしまう」
強くなるしかない。乗り越えるしかない。
絶望のどん底まで落ちきっていたわたしは、立ち上がって前に歩き始めるしか、生き残るための手段が残されていなかったのです。
人がどう思うかではなく
同時期、ネイルサロンの友人が警察に被害届を出すと、バッシング主の一部の方が次々と判明しました。警察の方から、「みなさん、ごく普通の人たちで、〈暇だからやっていただけ〉と言っています」と聞かされました。
そのときわたしは、「そういう人もいるけれど、様々な視点から、その人なりの物差しでわたしのことを見ていて、なかには加トちゃんを本気で心配している人もいるのではないか」と、感じたのです。
だからこそ、この人たちを責めても、なにも解決しないのではないかと思うに至りました。
「人がどう思うかではなく、自分なりにどう誠実に生きるか、なのではないか?」
そう気づいたとき、思ったんです。決めたんです。これからは、自分の大切な人たちと、自分なりに楽しく生きていこう、と。泣くのではなく、笑おう、と。
このときを境に生きる気力を取り戻していけた気がします。加トちゃんと育んでいた《加藤家》の新しい扉を少しずつ開け、隙間から漏れる光を目指すようになりました。
※本稿は、「加藤茶・綾菜の夫婦日記『加トちゃんといっしょ』」(双葉社)の一部を再編集したものです。
外部サイト カトちゃんと年の差婚10年・加藤綾菜「激しいバッシング、夫の病気を超えて今」 加藤綾菜たまたまバイト先にきた加トちゃんと始まった新たな関係。繰り返される小野ヤスシさん・左とん平さんとの「4人デート」に隠された意図とは 志村けんお笑いにかけた人生「イヤなことがあっても思いきり笑えば忘れられる」 「加藤茶」をもっと詳しく 加藤綾菜が語る2人のなれそめ加藤茶との「4人デート」に隠された意図 加藤茶、妻の誕生日にサプライズでプレゼント「高かったです」 加藤茶、志村けんさんの死去で家にこもりきりに支えた妻に感謝関連芸能ニュース
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