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“韓流推し”と“自局番宣”のフジ新番組に寄せられる「落胆の声」

“韓流推し”と“自局番宣”のフジ新番組に寄せられる「落胆の声」 (全2枚)

同時間帯の視聴率最下位に沈む

今春スタートの新番組がそろい踏みし、ネット上では視聴者が、業界内では各局のテレビマンたちから賛否両論が飛び交っている。なかでも、ひときわ厳しい声が上がり、先行きを不安視されているのが、内村光良の冠番組『あしたの内村!!』(フジテレビ系)。

その理由については後述するが、視聴率に目を向けると、4月18日の初回2時間特番が個人3.3%・世帯5.5%という厳しいスタートとなり、通常放送となった4月25日は個人4.2%・世帯7.2%と上がったものの、5月9日の2時間特番では個人2.7%・世帯4.6%という同時間帯の断トツ最下位を記録してしまった。

同じ内村光良がMCを務めた前番組『痛快TVスカッとジャパン』のラスト2ヵ月間が、個人3.8〜4.2%・世帯6.0〜6.9%だったことを踏まえても、厳しい結果であることは間違いない。

photobygettyimages

さらに、「3回中2回が数字を獲りやすいはずの2時間特番であること」「新番組スタートのご祝儀視聴が見込めたこと」を含めると、いきなり先行きを不安視されても仕方ない結果と言える。

では視聴者や各局のテレビマンから、どんな厳しい声が挙がっているのか。その内容には、同番組とフジテレビの問題点が潜み、さらには「内村に対する心配や落胆」というニュアンスが感じられる。

パイロット版から“韓国”を3度放送

Yahoo!テレビの「みんなの感想」をピックアップすると、コメントの大半は韓国絡みのネタばかり扱うことへの不満だった。

「また韓国もの?」「韓国ばっかり」「なんでまた韓流?フジはどうかしている思う!」「あまりにも一方的な偏った情報」などのコメントがあるほか、ここでは書くことをはばかられるほど過激なものも少なくない。

実際、初回放送のメイン企画は「BTS総力特集」。韓国でのライブから、ファンへの徹底取材、チケットの入手方法、空港ファッションまで、放送時間の大半を使ってフィーチャーしていた。

さらに今月9日の放送でも、「あした内村に韓流ドラマ主演のオファーが来たら」という企画を採用して、キスシーンへのこだわりなどをピックアップ。韓国ドラマの制作現場を取材し、スタッフや俳優へのインタビューなどが放送された。

昨年9月に放送されたパイロット版でも、メイン企画で「あした内村が韓流ドラマにキャスティングされたら」を放送していたこともあり、「韓国ばかり」と厳しい目を向けられても仕方がないだろう。

SNSにもこれらと同様の批判があふれているが、私が話を聞いた他局のあるバラエティプロデューサーとディレクターも、「数字を獲りたい。失敗したくないという気持ちはわかるけど、あからさま過ぎた」「一定層はつかめるが、それ以上のアンチを生んでしまう」などと指摘していた。

ちなみに放送されたその他の企画を挙げていくと、「はじめて月9プロデューサーになり大泉洋の誕生日サプライズを仕切ることになったら?」、「タワマン最上階に住んだら住民だけが知る衝撃事実」、「広瀬アリスが地震でエレベーターに閉じ込められたら今知っておくべきマル秘対処法」、「移住したい!第1位長野・軽井沢に週末移住したら」、「広瀬すずが大人気!癒し系動物アルパカを家で飼ったら」、「あした初めて連ドラのメインプロデューサーになったらヤンキードラマ編」の6本。

実に6本中3本がフジテレビ系ドラマの番宣であり、そのうち2本は自局のプロデューサーをフィーチャーしていた。同番組のコンセプトは、「もしもの時にどうすれば良いのか?を完全シミュレーションしながら、他人の人生をのぞき見ることができる新感覚“没入型”バラエティー」だが、ここまでは韓国や自社番宣に偏り過ぎているのだ。

内村に批判が飛び火するレアケース

だからこそネット上には番組の先行きを不安視する声が挙がっているのだが、それ以上にMCの内村光良を心配する、あるいは落胆するような下記の声が目につく。

「また韓国ネタ、この番組おかしいんじゃないか。司会内村の気持ちは?」「なんでまた韓流?フジはどうかしている思う!ウッチャンもイヤならイヤと言えばよいのに。こんなつまらない番組を続けているとウッチャンの人気が下がるいっぽうだと思うよ」「内村の無駄遣い」「内村さんも落ちたものですね。残念です」

内村と言えば、笑いの技術はもちろん、MCとしての存在感や人間性なども視聴者から支持され続けてきた好感度の高いタレントの1人。現在も『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『THE突破ファイル』(日本テレビ系)、『スクール革命!』(日本テレビ系)、『ぴったりにちようチャップリン』(テレビ東京系)、『内村のツボる動画』(テレビ東京系)や多くの特番でMCを務めている。

2018年に『イッテQ!』の祭り企画が「やらせ疑惑」を報じられ批判を受けたことはあったが、それが内村に飛び火することはなかった。その他の番組への批判は他のMCと比べても極めて少なく、それは「視聴者が内村光良というMCを信頼しているから」というのが業界の見方でもある。

BTSに関して内村は「娘の影響でハマった」と話していたが、「重要な初回の大半を使うことは快く受け入れたのか?」。さらに「再び韓国ドラマの特集をすることや、ストレートな番宣企画をOKしたのか?」などの疑念が視聴者の間で広がっているのだろう。

もともと韓国カルチャーは好き嫌いがハッキリ分かれがちで、テレビで扱うことでさらにその感情が強くなりやすいところがある。「好き」な人は特集されたときだけ見るが、「嫌い」な人は「この番組は二度と見ない」というほど嫌悪感を抱いてしまうのが難しいところだ。

もちろん制作サイドにしてみたら、「数字を獲る」という狙いでこれらの特集を組んだわけだが、視聴率とネット上の反応を見る限り、そんなリスクの高い企画を序盤から投入しすぎてしまった感は否めない。

春の改編テーマは「目、新しい。」

あらためて韓国や自社番宣以外の「タワマン」「エレベーターに閉じ込められたら」「軽井沢移住」「アルパカを飼ったら」という企画を見ると、目新しいものがなく、「どこかで見たようなもの」という印象を受けるのではないか。「新番組なのにオリジナリティを感じられない」ところが、先行きを不安視される理由の1つになっているのだ。

しかし、フジテレビは今春の改編テーマに「目、新しい。」というフレーズを掲げていた。

“韓流推し”と“自局番宣”のフジ新番組に寄せられる「落胆の声」 photobygettyimages

昼は帯番組の『ポップUP!』、ゴールデン帯は『あしたの内村!!』『千鳥の鬼レンチャン』『呼び出し先生タナカ』、深夜帯は『トークィーンズ』がレギュラー番組としてスタートしたが、放送のたびに「あの番組と似ている」「どこが新しいの?」などの声が挙がっている。

さらに自社制作のドラマも、『元彼の遺言状』が男女バディの事件解決ミステリー、『ナンバMG5』がヤンキーコメディ、『やんごとなき一族』が富豪一族のドロドロ劇と、よくあるジャンルや、「どこかで見た」と言われる作品がそろう。

たとえば本広克行監督の手がける『ナンバMG5』は映像の質が高いように、決してクオリティが低いわけではないのだが、すべて原作ありきのプロデュースであることも筆頭に、「目、新しさ。」はどこにも感じられない。

キリがないのでここでは書かないが、それぞれ似ている番組名が挙げられてしまうリスクは、制作サイドも分かっていたはずだ。そもそもフジテレビに限らず、「『目、新しい。』番組なんて数字を狙おうとしたらできないよ」と思っているテレビマンは多い。

日ごろ彼らと話していると、決して能力が低いのではなく、むしろ面白そうなアイディアがどんどん飛び出す。ところがテレビマンたちの間には「『目、新しい。』企画は選ばれない。やれたとしても深夜帯だけ」というあきらめに似たムードがあり、アイディアが実現するケースはめったにない。

「『あしたの内村!!』の作り手たちも、『目、新しい。』ものに挑戦する自由を与えられたら、現在の数倍は面白く、批判を受けにくい番組を作れるのではないか」と感じている。これ以上、番組と内村の印象を下げないために、韓国や自社番宣以外の企画を前面に押し出していくべきではないか。

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