現在放送中のＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」に石川博夫役で出演中の俳優、山田裕貴が１３日、自身のツイッターを更新。劇中の結婚式のシーンで着用した紋付き袴は、自身が過去に出演した朝ドラ「なつぞら」で使用したものと同じであることを明かし、フォロワーから「それはちむどんどんするわ」などのメッセージが寄せられている。

沖縄のサトウキビ農家の次女として生まれ、沖縄料理に夢をかけるヒロインとそのきょうだいたちの姿を描く「ちむどんどん」。主演を女優の比嘉暢子が務める同作で、山田は暢子の姉、良子（川口春奈）の夫を演じている。

博夫は学校の教師で、良子とは学生時代からの友人。勉強熱心で生真面目な性格で、学生時代から勉強会を催して良子たちと交流してきた。教師になった後も良子とはお互いに男女として意識しあっていたが、なかなか自分の気持ちを伝えられず、しびれを切らした良子は地元の御曹司との結婚を決意したこともあった。しかし両家の顔わせの場に“乱入”し、良子にプロポーズ。晴れて結婚し、その後、長女の晴海が誕生した。

第３５話（５月２７日放送）では、結婚した２人のお披露目が行われ、紋付き袴姿の博夫と白無垢を着た良子がたくさんの家族や友人に祝福されるシーンが描かれた。

山田はこの時のカット写真を自身のツイッターにアップし、「実はね、実はねこの袴、なつぞら雪次郎が結婚したときも着た袴なのです。朝ドラスタッフさんの愛情を感じます」と裏話を披露。「本当にちむどんどんさせてくれますありがたや〜〜〜ありがたや〜〜〜」などと感謝の気持ちをつづった。

山田は２０１９年前期に放送された朝ドラ「なつぞら」で、主人公、奥原なつ（広瀬すず）の幼なじみで菓子職人を目指す小畑雪次郎役を熱演。やがて、なつの育ての父、柴田剛男（藤木直人）の長女、夕見子（福地桃子）と結婚し、なつ・坂場一久（中川大志）夫妻と合同で結婚式を挙げた。

山田が披露した現場エピソードにフォロワーは「あきさみよー！」「その話を聞いて『ちむどんどん』しました」「思い出の袴だったのかぁ」「素敵なサプライズ」などとびっくり。衣装が保管されていたことに「同じ袴姿だなーとは思っていたけど、雪次郎が着たのと同じだとは、まさかや〜」「もしかして…と思っていましたが、そうだったんですね！！」「ちゃんと取ってあるんですねー愛だな！愛」「スタッフさんの思いやり素敵ですね」「雪次郎から博夫に受け継がれた袴だったとはー」といった書き込みが続々と寄せられた。

「なつぞら」を知る朝ドラファンは「雪次郎の合同結婚式も良かったな〜。粋な計らいですね。それだけ愛されてる証拠です」などと回顧しながらコメント。ほかにも「それ着てあと何人の嫁をもらうかしらぁ〜」「いつか山田くんご自身の結婚式にも着られたら尚更ちむどんどんしますね」といった書き込みが寄せられた。

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