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52歳・西川貴教、渦中にいることで続けられる「現役」揶揄する声への思いも

52歳・西川貴教、渦中にいることで続けられる「現役」揶揄する声への思いも

音楽だけでなく、様々な分野で活躍が続く西川貴教。近年ではその肉体美が注目され、フィットネス方面でも大きな話題を提供している。そんな西川が、『日めくりカレンダーまいにち、西川貴教』(小学館刊)を発表した。ここには、T.M.Revolutionとしてデビューして以来、26年間の経験から生まれた言葉が1ヵ月31日分、記載されている。順風満帆に見えるが、実は「多くの批判や悔しさを乗り越えてきた」と西川。そんな彼も、本日19日に誕生日を迎え、現在52歳。新たな挑戦となったフィットネスへの思い、“現役”でい続けることの大切さを聞いた。

【衝撃写真】「は、半分出てる…」思わず目がくぎづけ!西川貴教のキレまくり肉体美

■「どこ目指してる?」理解得にくいフィットネス、「それでも挑戦する姿を見せることでしか、生きる価値はない」

含蓄のある言葉から、クスッと笑ってしまう言葉まで、数々の言葉が散りばめられた日めくりカレンダー。なかでも、自身の腹筋の写真とともに記されている「ガタガタ言いたいならこの体か、これ以上になってから言ってくれ。話はそれからだ」は、力強さとユーモアが同居した、西川貴教らしさ全開の“煽り文句”だ。この言葉が生まれた背景には、2020年、2021年と出場したコンテスト『ベストボディ・ジャパン』の存在があるという。

「優勝の報告をした時に、『ええ!?どこ目指しているの?』とか、『どこに向かっているんだ、この人』みたいに言われることが多くて(笑)。もともと僕は、体型の維持、精度の良いパフォーマンスを提供するための嗜みとして、フィットネスを続けていたんです。ところが、優勝にしても見た目にしても、『自慢しているんでしょう』とか、ルッキズムに対する反発なのか、なかなか理解してもらうのが難しい。この言葉は、そんな反応に対して突き放すのではなく、『だったらこっち来いよ。同じ目線になったら絶対言えなくなるから』といった気持ちで放った言葉ですね」

大会へ挑戦したきっかけはコロナ禍。ライブやイベントが制限され、アーティストは手足をもがれたと同然になった。だが、そんな状況だからこそ「コロナ禍の中で見せられる西川貴教とは何か」を考えた上で、個別に行えるフィットネスに専念。「それでも挑戦する姿を見せることでしか、西川貴教が生きる価値はない」と、覚悟を決めたのだ。

「フィットネスは準備のスポーツ。大会当日にミラクルは起きないんですよ。毎日コツコツ積み上げることでしか評価されない競技であり、だからこそ大会で見られる景色、そこに向かうための日々は豊かな時間なんですよ」

『ベストボディ・ジャパン』への出場も、新たな挑戦だった。大会側にとっても西川の出場はあまりに意外すぎたせいで、最初に申し込みをした際には「えっ、西川貴教!?本物?何しに来るの?」と、イタズラかと思われたようだと笑う。

「大会当日は、本当に恥ずかしくて…。そもそもオーディションすら受けたことがない僕が、この年になって見ず知らずの人に審査される。それは、とても信じられない緊張感でしたね。でも、初挑戦だし砕け散ってもおかしくないという気持ちで演じました。恐怖を乗り越えることで、また次のチャンスってもらえるものなんです」

その結果、モデルジャパン部門ゴールドクラス(50歳〜59歳)で2連覇した西川は、「にわかでもいいから、とにかくやってみることが大事」と続ける。

「例えば、僕は出身地・滋賀県のふるさと観光大使として、地域改善、問題解決のための制度作りなどめちゃめちゃ深く関わっていますけど、『政治の話をするのなら、政治家になれ』っておっしゃる方もいるんです。でも、別に政治家にならなくても、僕のようにアーティストやいろいろな活動をしながら地域と密接に関われますし、資格が必要な問題でもない。やらずに言う、同じ目線に立たないで揶揄するのは誰でもできる。でもそれって結局、やらないことへの言い訳なんじゃないかと。やってみてから話そうよと、僕は思うんです」

■成功者・西川でも若い才能に嫉妬、50代でも“現役”でい続けられる理由

こうした信念が、西川貴教のオールマイティーな活躍の根底にあるのだろう。だが一方で、こんな言葉もある。「嫉妬したり、羨ましがっていい。それって諦めてない証拠だから」。これだけのキャリアがあり、様々な分野で成功を収めてきた西川。嫉妬したり、羨ましがったりするような、一見ネガティブな感情には無縁のように思うが…。率直に質問を投げかけると、「年中してますよ」と意外な答えが返って来た。

「何に関しても若い才能は続々と出てきますし、特にデジタルネイティブの皆さんは我々と発想が違いますから。例えば、レコーディング一つをとっても、デジタル化の進化によって『あのテイク、消しちゃった!』みたいなことがない。今はファーストテイクから最終テイクまでしっかり残せる時代で、僕の時代からは考えられなかった。そういった技術面以外でも、新しい発想でいろいろな問題と向き合い、解決しようとしている。すごいなあ、悔しい。そんなことを考えちゃうんです」

嫉妬や羨み。成功者に見える西川も、そんな感情を度々味わう。だが、その感情の処理を「へえ、君たちはそうですか」と、自分と別モノとして扱ってしまうとおしまいだという。

「『僕とは違う、必要ない』としちゃったら、そこで進化が止まる。『こいつら何やっているんだろう?悔しいなあ、でも面白そうだな』って思えることが大事で、そういう自分でいたい。僕は年代的にも、アナログとデジタルの中間世代だからかもしれません。とにかくどのジャンルにおいても、新たな技術、考え方を持っている人と出会う機会は増やしたい」

蚊帳の外ではなく、渦中にいること。現役であること。そこから「悔しい」が生まれる。次の挑戦が生まれる。しかし、そう俯瞰して見られるようになったのは40代に入ってからだそう。今は、悔しさも感じながら、50代という年齢を楽しんでもいる。

「フィットネスの世界も、20〜30代って『俺の方が筋肉がでかい、綺麗だ』とか楽屋でもバチバチしているんですよ。でも40〜50代クラスだと、ちょっと違う。皆さん、家庭や仕事がある中で、どうにか頑張って大会までこぎつけたわけじゃないですか。だから、『頑張りましたね〜!』『今年もエントリーされましたか、お疲れさまです』って、お互いたたえ合うし、同窓会みたいになるんです(笑)。そういうところも、若い頃とはまた違った出会い、関係が生まれています。フィットネスにもそういう奥行きがあり、豊かさがある。それを知らずして、気持ち悪いとは言わないでもらえたらうれしいです(笑)。何に関しても、やってみてから語る。僕はそういうスタンスでいます」

年齢を重ねても、これまでどおり臆さず、いちから学んで挑戦する。音楽にしても、フィットネスにしても、向き合い方は同じだ。これこそが、西川貴教を現在の姿に導いた生き方と言えるだろう。彼の26年の歴史が詰め込まれた日めくりカレンダーには、長らく生きているとつい忘れがちな言葉が並び、ハッとする。

「生活の彩として、先入観を持たずにクスっと笑ってもらえたらと思います。『こういうもの背負った西川が、今後もイノベーションに向かいます』と感じていただけたら嬉しいです」

(文:衣輪晋一) 52歳・西川貴教、渦中にいることで続けられる「現役」揶揄する声への思いも 外部サイト 【動画】霊夢コスプレ姿が可愛すぎる!見事なワイヤーアクションで美しい腹筋があらわになった西川貴教 【西川と同年代】50代石田ゆり子'へそチラ'ショット披露「美しいお腹」「見たことないゆり子さん」 【西川と同年代】ドキッ!美脚が…50代でも変わらぬ美しいボディラインをチラ見せする杉本彩 「西川貴教(T.M.Revolution)」をもっと詳しく

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