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あのちゃんがバス旅で想定外の大活躍 インドア派からロケ番組もOKで無双状態へ
歌手でタレント、俳優、モデル、ギタリストとして若者から支持を受ける“あの”ちゃんが新境地を切り開いた。インドア派と思われていた彼女が、テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅陣取り合戦」で、太川陽介チームのメンバーとして過酷ロケに参加したのだ。
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【実際の画像を見る】“ゆるめるモ!”時代の“あのちゃん”
少女のような外見に、ゆっくりとした喋りは舌っ足らずでたどたどしい。独特の口調と喋りの間が癖になり、その言葉のチョイスも摩訶不思議……。Twitterのフォロワーは64万人、Instagramは55万人、TikTokは62万人というから、人気ぶりもわかろうというもの。そんなあのちゃんだから、バラエティ番組で引っ張りだこだ。民放ディレクターは言う。
あのちゃんのInstagramより「彼女は、もともと女性アイドルグループ“ゆるめるモ!”のメンバーとして活動していましたが、その頃すでに写真集が出版されるなど人気がありました。2019年にグループを脱退すると、“ano”名義で音楽活動をスタート。翌年10月には早くも冠番組『あのちゃんねる』(テレビ朝日)が始まりました」
アッという間に冠番組!
「冠番組といっても、深夜2時36分からの20分番組でしたから、実験枠といっていいでしょう。彼女があの喋りで食レポなど様々な企画に挑戦するといったゆるい番組でしたが、その頃から『この子ナニモノ?』と一部で注目され始めたんです。番組は1年で終了しましたが、その名が一気にブレークしたのは、昨年10月に出演した『水曜日のダウンタウン』(TBS)の“遠隔操作ドッキリ”でしょう」
不思議ちゃんキャラで注目
TBSの他番組とのコラボドッキリ企画だ。情報番組「ラヴィット!」の女性ゲストを“水ダウ”の大喜利芸人軍団が裏で遠隔操作すれば、レギュラーメンバーより笑いが取れることを実証するために選ばれたのが、あのちゃんだった。
「『ラヴィット!』出演者が知らない中、大喜利芸人たちの名回答、珍回答を連発するあのちゃんは、スタジオに大爆笑と“ナニモノ?”という異様な空気をもたらし、“神回”と呼ばれるほど注目されました。11月には『ワイドナショー』(フジテレビ)にも呼ばれました。それ以後はバラエティ番組から引っ張りだこです」
今年に入ると、「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ)で“日本語が上手くない”滝沢カレンのナレーションで人気の“THE美食遺産”同様、あのちゃんが“日本技術遺産”のナレーションをたびたび務めたことも評判を呼んだ。
「カレンとあのちゃんのタイプは違いますが、演技や作りではないと思わせる不思議ちゃんキャラ、日本語の下手さは勝るとも劣らずです。番組スタッフにもよく目を付けたという声が上がりました。5月には『ロンドンハーツ』(テレ朝)、7月には『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)で明石家さんまさんをあ然とさせ、8月には日テレの『ダウンタウンvsZ世代』や『世界まる見え!テレビ特捜部』、大御所がMCを務める人気番組にも次々と登場するなど出突っ張りといっていいでしょう。とはいえ、インドア派を自称する彼女が、まさかテレ東のロケ番組に登場するとは意外でした」
楽しむあのちゃん
その不安は「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅」の太川陽介も一緒だったようだ。番組冒頭、太川が相手チームのリーダー・河合郁人(A.B.C-Z)にゲストを紹介する。
太川:今回、我々のチームは河合君の頭をグチャグチャに混乱させるべく、予測不能の2人をお呼びしました。まずはティーンのカリスマ、歌手のあのちゃんです!
あの:最初に謝っておきます。ごめんなさい。
太川:どうして?
あの:めちゃめちゃインドアなんで、バスとかよくわかんないです。
河合:もう早速、予測不能……。
太川:あのぉ、早く喋ることはできる?それもできない?
あの:が、がんばります。
太川:歩いたり、走ったりできる?
あの:がんばります。
太川:短距離は得意なんでしょ?
あの:短距離は得意です!
太川:50メートル速いんだよ!何秒だっけ?
あの:わかんない。
太川:いくつ、今?
あの:非公表です。
河合:太川さん、頑張ってください!
太川:あのね、河合君の頭をグチャグチャにさせるために呼んだんだけど、今、僕がグチャグチャ……。
不安がよぎるオープニングだった。前出の民放ディレクターが言う。
「ロケ中も『家に帰りたい』などのわがまま発言や、単独行動あり、バス車内での居眠りありというものでした。とはいえ、あのちゃんならではの自由奔放で予測不能な行動は面白かった。太川さんに物怖じせずズバッと言える関係もいい感じで、1年ぶりの太川チーム勝利に貢献しました。なにより、あのちゃんがバスを乗り継ぐ対決旅を一生懸命に楽しんでいて面白がっているところが、観ていて最後まで楽しめました。今後はスタジオバラエティのみならず、旅番組やロケ番組もこなすタレントとして仕事の幅が増えるのは間違いありません。出演番組はますます増えていくでしょう」
ちなみに10月からは、アニメ「チェンソーマン」(テレ東)の週替わりエンディングテーマも受け持つ。アーティスト“ano”の活躍も注目される。
デイリー新潮編集部
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