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「ちむどんどん」最終回16・7% 4作連続20%届かず 期間平均15・8%は10年以降最低

「ちむどんどん」最終回16・7% 4作連続20%届かず 期間平均15・8%は10年以降最低

女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の本編最終回(第125話)が9月30日に放送され、平均世帯視聴率は16・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。ハッシュタグ「#ちむどんどん反省会」とともに、作品への疑問の声が最後までSNS上に噴出。異例の朝ドラとなった。

番組最高は第116話(9月19日)の17・6%。配信への視聴スタイルの変化もあり、2020年後期「おちょやん」以降、4作連続して大台20%には一度も届かなかった。

全125話の期間平均は15・8%。前作「カムカムエヴリバディ」の17・1%を1・3ポイント下回り、放送開始時間が午前8時に変更になった10年前期「ゲゲゲの女房」以降、最低となった。

個人視聴率が公表された20年前期「エール」以降の期間平均は以下の通り。

20年前期「エール」=個人11・0%、世帯20・1%

20年後期「おちょやん」=個人9・6%、世帯17・4%

21年前期「おかえりモネ」=個人9・0%、世帯16・3%

21年後期「カムカムエヴリバディ」=個人9・6%、世帯17・1%

22年前期「ちむどんどん」=個人8・9%、世帯15・8%

(個人視聴率は4歳以上の個人全体の視聴率)

朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描いた。

「東京編」(第6週、第26〜30話、5月16〜20日)に入ったあたりから、インターネット上にはストーリー展開や演出はもちろん、時代考証、劇伴、料理の見た目などへの指摘が続出。「#ちむどんどん反省会」が連日、活況を呈した。

最終回は、1985年(昭和60年)11月24日、暢子(黒島)の新しい店「やんばるちむどんどん」は無事、開店初日を終えた。しかし、その日、歌子(上白石萌歌)が熱を出し、倒れてしまう。高熱はなかなか下がらず、暢子、優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)たちは心を痛め、千葉から賢秀(竜星涼)も駆けつける。歌子の無事を祈る暢子は、賢秀と良子とともに“とある場所”へ向かう…という展開。

暢子が歌子のために「フーチバージューシー」を作り、暢子たちが海に向かって「お父ちゃーん!」「歌子を助けてちょうだい!」と叫び、歌子は目を覚ました。

ラスト10分になり、「202X(令和X年)」と一気に約40年が経過。歌子は「この10年、風邪もひいてないよ」と元気。病名などの説明はなく「歌子は民謡歌手として、たくさんレコードを出しました。そして、子どもたちに唄三線を教えています。智は歌子の歌手活動を支えています」(語りジョン・カビラ)。暢子も「暢子の『やんばるちむどんどん』は大繁盛。今日も料理三昧の日々を送っています」(同)など、それぞれが夢を叶えたが、“ナレ説明”によるものだった。

SNS上には「最後まで乗り逃げ」「最終回まで無賃乗車」「歌子が倒れる必要あった?」「結局、歌子の病気は何だったの?」「一瞬目を離したら、全員が白髪になっていた。玉手箱開けたの?」「それぞれの登場人物の大切な途中の過程は全部ナレーションって」などの声が相次いだ。

「ちむどんどん」最終回16・7% 4作連続20%届かず 期間平均15・8%は10年以降最低 外部サイト 「ちむどんどん」房子・原田美枝子9・30最終回直後に「あさイチ」生出演!名シーン振り返る 「鎌倉殿の13人」第2章完結漆黒の2代執権・北条義時爆誕!ネット鳥肌「ダースベイダー」「完全体」 「ちむどんどん」最終回16・7%期間平均15・8%は2010年以降最低最後までネット疑問 三浦大知「燦燦」地元ファンの前で初ライブ生歌唱「ちむどんどん」主題歌会場に大きな拍手 「ちむどんどん」をもっと詳しく

片岡鶴太郎が「比嘉家集合SHOT」を公開「涙しながら見てました」などの声 批判が多くなる一方で…「#ちむどんどんする」生まれた賛辞のハッシュタグ ちむどんどんの最終回、「メイク」にツッコミ続出「本当にひどかった」

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