嵐の松本潤（３９）が８日、ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」（日曜後８・０）の東海プレミアリレーに参加。イベントの合間にサンケイスポーツなどの取材に応じ、「皆さんが愛している家康公を精いっぱい演じ、１年間楽しんでもらえる作品として届けたい」とファンに誓った。

自身が演じる主人公・徳川家康ゆかりの地をめぐるイベント。ここまで本多忠勝役の山田裕貴（３２）、榊原康政役の杉野遥亮（２７）と静岡市や静岡・浜松市を回り、最終地の愛知・岡崎市にたどり着いた。

現地には瞬く間にファンが押し寄せ、急きょ警察が出動して?交通整理?する事態に。大きな混乱はなく、ファンの前で?公開会見?を行った松本は、岡崎城を背に「いよいよ始まるなという思い」と武者震い。「１日で３カ所回れて、徳川家康がいかに広く愛されているかを感じた。３都市をめぐって初回を迎えるのは大河でもなかなかないこと。家康という人物の大きさを物語っている」と背筋を伸ばした。

愛知県出身の山田は、劇中で演じる本多も岡崎市出身で「この場所で初回を迎えられてうれしい。力になりました」と笑顔。同市民会館でのパブリックビューイングには、９００人の定員に対して１９６倍の１７万６５９３人から応募があり、山田は「『殿、すげーな！』と。たくさんすてきなキャストがいて、大河ドラマへの期待値でもある」としみじみ。松本は「数字じゃなくて、気持ちがうれしい」と喜びを噛み締めた。

杉野は岡崎市の印象を聞かれたが、「移動車で寝てしまって…」と苦笑い。それでも「３カ所を回って地に足をつけられ、有意義な時間を誇りに思う。誠心誠意、頑張りたい」と約束。３人は語尾が上がる独特の地名イントネーションで「岡崎、大好き！」と叫び、岡崎城に集まったファンを喜ばせた。

★第１回「どうする桶狭間」あらすじ武士が激しい領土争いを繰り広げていた戦国時代。尊敬する今川義元（野村萬斎）のもとで、人質ながらも楽しい生活を送っていた松平元康、のちの徳川家康（松本潤）は、心優しい姫・瀬名（有村架純）と恋に落ちる。このまま幸せな日々が続くと信じていたある日、織田信長（岡田准一）が領地に攻め込み、元康は重要なミッションを任される。命からがら任務を果たしたものの、戦場のど真ん中でまさかの知らせがあり…。

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