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「どうする家康」ネット衝撃 突然ガチビンタは岡田信長の提案!松潤元康を導く愛情 演出も感謝「共犯者」

「どうする家康」ネット衝撃 突然ガチビンタは岡田信長の提案!松潤元康を導く愛情 演出も感謝「共犯者」

嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月29日、第4回が放送され、主人公・松平元康(のちの徳川家康)が織田信長との再会を果たした。オンエア上、元康役・松本と信長役・岡田准一(42)の初絡み。チーフ演出の村橋直樹監督に撮影の舞台裏を聞いた。

<※以下、ネタバレ有>

「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

第4回は「清須でどうする!」。永禄5年(1562年)1月、松平元康(松本潤)は織田信長(岡田准一)が待つ尾張・清須城に到着し…という展開。

織田の人質だった幼き頃以来の対面。信長より先に頭を下げても名乗ってもいけないと鳥居忠吉(イッセー尾形)に忠告されたが、元康は「松平蔵人佐元康にござりまする」。信長は「織田上総介信長である」と威厳たっぷりに応じた。

再会のあいさつ代わりの相撲。竹垣(竹柵)に囲われた“異種格闘技”。信長の“右ラリアット”を食らったものの、元康は反撃し“巴投げ”。最後は信長に軍配が上がったが、信長は「それでよい」と元康の闘志を認めた。

松平は織田と盟約を結ぶ。元康は三河と尾張の国境、そして今川との和議を提案した。信長は元康の首に数回“右チョップ”をした後、強烈なビンタ。「情で自らを滅ぼすか。あん?(顎クイをし)いまだ白兎か。フッハハハ。今川は滅ぼせ。よいな」――。両家の結びつきを強めるため、妹・お市の方(北川景子)を娶(めと)れと命じた。

村橋監督は「とにもかくにも、岡田准一さんは自分自身のお芝居よりも『家康(松本)にどう圧力をかければ、相手のお芝居が良くなるか』を一番に考えている、我々演出にとっての“共犯者”として場にいてくださっています」と岡田の“立ち位置”に感謝。信長によるビンタについては「あれも岡田さんが『突然ビンタしてもいいかな』と提案してくれたものです。頬を張られた後の、あの上目遣いで震えるような表情は、松本さんの演技プランを超えて、岡田さんの仕掛けによって生まれたものです」と明かした。

SNS上には「信長ボンバイエッ!戦国闘魂注入ビンタ!」「信長さんの本気ビンタに良く耐えた!偉いよ」「岡田信長がビンタするなんて思わなかったくらい助走なくって、叩かれた瞬間、こっちが『いたっ!』て叫んだ」「岡田信長めちゃくちゃ怖いし、あれガチでビンタしてたよね。相撲もそうだけど、松潤、結構体張ってるね。頑張れ」「織田信長の恐さがビシビシ伝わりました。容赦ないビンタ…元康の命を救った信長ならではの教え、愛情とポジティブに捉えてます」などの声が続出。衝撃が走った。

相撲という名の異種格闘技シーンも、格闘技に精通している岡田が“振付”を兼任。主演を務めた2014年「軍師官兵衛」以来9年ぶりの大河出演に、村橋監督も「事務所の先輩として、そして大河ドラマの座長の先輩として、アドバイスだけではなく、芝居の中でも松本さんを導こうとしてくれている愛情を日々感じています。本能寺の変まで、2人の関係がどのように揺らいでいくのか。最初にお芝居を見せてもらう私も、楽しみでなりません」と期待は膨らむばかりだ。

第4回は信長からのプレッシャーに加え、市から「欲しいものは、力で奪い取るのです」と背中を押され、元康は信長が向けた刀を握り「元康、今川領をことごとく切り取り、今川を滅ぼしまする!そして、我が妻と子をこの手で取り返しまする。ご異存、おありでございましょうや」。右手から血を流しながら、今川氏真(溝端淳平)に人質に取られた瀬名(有村架純)奪還を決意。覚醒した。

“岡田信長”に追い込まれれば追い込まれるほど“松潤元康”は強くなる。

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