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キンコン西野、迷惑行為する人「昔からいた」スシロー問題解決策に反響

キンコン西野、迷惑行為する人「昔からいた」スシロー問題解決策に反響

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(42)が4日までに自身のSNSを更新。回転寿司大手チェーン「スシロー」で客による迷惑行為の動画の拡散が問題になっていることについて言及した。

拡散された動画では、客の男性が店内で指に唾をつけ、回転している寿司のネタに塗り付けたり、置いてある湯飲みや醤油ボトルの口をなめて戻したりする迷惑行為が映されており、社会問題化している。

ツイッターでは迷惑行為対策として、「プラレール」のポイント切り替えの画像を添付し「(1)お客さんのテーブルから手の届かないところにレーンを置く。(2)お客さんは切り替えレバー(※黄色いやつ)を客席で操作する。(3)お客さんが選んだ寿司だけがテーブルに流れてくる。…で解決すると思います。#『湯飲み』もレールに流すとイイ」と提案。フォロワーからは「天才」「確かに!個人の問題にしている限り、永遠の問題ですね。仕組みで解決!!」という声があった。

またブログでは「『もう本当にどうしようもないヤツだな』と思いつつ、これは皆、言ってますが、あんなヤツは昔からいて、ただそれが可視化されただけで、これまでも僕らは、頭の悪い店員や、アホな客がペロペロ舐めた食品を口に入れてきたと思うんです」とした。

「『TwitterやTikTokのように可視化される装置ができたから、ああいう悪戯が生まれた』という人もいらっしゃいますが、もしかすると『可視化される装置ができたから、ああいう悪戯が加速した』という側面はあるかも知れませんが、可視化される装置ができる前から、ああいうバカは確実にいました。地元にいたじゃないですか?ああいうヤンキーのザコキャラみたいなヤツ世の中には会話ができないアホは一定数いて、家族を持って、父親になったのに、『アンチ活動』に励む恥ずかしい40代とか50代とか昔から普通にいるんですね」と分析。

「田舎とかだと、どこの田舎にも『暇を持て余したご近所さんの嫌がらせ』とか普通にある。ただ、これまではそういったものが隠れていたけれど、スシローの一件と同じで、アホとか、アンチ活動に励む父親とか、暇を持て余したご近所さん達の声が可視化されるようになり、耳元まで届くようになってしまった。今さら言うまでもない話ですが。僕、いろんな経営者さんや、個人事業主さんや、クリエイターさんとお話しさせていただくのですが、そういう声に心を痛めたり、そういう声に判断を揺るがされたりしている人って、本当に多いんですね。でも、結論、耳を傾けなくていいと思っています」と私見。

SNS発達による可視化で、様々な事象が露呈する現代。「当然、彼らの言い分としては『お客さんの声に耳を傾けないなんて何事だ!』というところだと思うのですが、たとえばホラ、皆さんのご実家で昔、野球中継を見ている親父がテレビに向かって『おい!なんで、そんな球に手を出すんやっ!!』とか言ってませんでした?あれって、父親も勢いで言っているだけで、翌日にはリセットされて、また同じように野球中継を観ていたじゃないですか?つまり、本人的には、課題解決の為の議論をしているわけじゃなくて、空振りをした時に口をついて出てくる『何しとんねんっ!!』は、『炭酸を飲んだらゲップが出た』ぐらいの生理現象だと思うんですね。その生理現象が可視化されて、サービス提供者の元に届くようになったのが今ですが、そんなものには対応しなくていいし、『ゲップを出させないように』と対応するとおかしなことになっていっちゃう」と指摘した。

「僕、ここだけはデビュー当時から一貫しているのですが、お客さんの声には耳を傾けますが、何かの腹いせで意見してくる(頭の悪い)感情のコントロールができないお客さんの声はガン無視なんです。SNSでそういう声が耳元に届く回数は増えましたが、その声自体は増えたんじゃなくて、SNS以前からお茶の間レベル、居酒屋レベルでたくさんあった。そういう風に捉えています。元も子もない言い方をすると、サービス提供者は『お客さん』と『アホ』をちゃんと分けた方がいいと思います。アホの声に対応してしまって、サービス内容を変えてしまうと、本末転倒なので」と毅然とした姿勢で臨むべきだという考えをつづった。

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