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「仲村のバカめ。まんまと騙されやがって」…因縁の相手・瓜田純士との出会いから逮捕事件までの真相をバン仲村が激白〈『BreakingDown 7』で対決〉
2月19日に行われる第7回『BreakingDown』。大会屈指の注目カードが「バン仲村vs瓜田純士」だ。甲府の実業家・バン仲村と新宿のアウトロー・瓜田純士は、なぜ相対することになったのか。その因縁のきっかけとなった過去の事件を、バン仲村が語る。
互いにアウトローだからこそ引き寄せられた
――瓜田純士さんとの出会いのきっかけを教えてもらえますか?
僕の大学時代の友達がある講演会を山梨で開いて、その講師として瓜田純士を呼んだんです。僕も講演会の運営に参加していて、そこで初めて彼と出会いました。
彼は当時「ドブネズミのバラード」という、アウトローとして新宿で生まれ育った、自叙伝的な本を出していて、たしか20万部ほど売れたのかな。その本を看板に山梨を訪れて、人生に行き詰まった人たちへアウトローからのメッセージ、というような講演会でしたね。
――瓜田さんとはすぐに打ち解けたのでしょうか?
最初はスタッフとして一緒に行動したり、飲みに行ったりして。何となく毛並みが似ているからか、話しているうちに意気投合しちゃって。
その時は連絡先を交換したくらいで終わったんですけど、1年後くらいに「山梨に来る」という連絡が純士からあって、再会することになったんです。
会ってみると、顔に入れ墨が入っているし、浴びるようにお酒を飲むし、言うことも支離滅裂で、少し壊れているような感じがして…。でも僕としては「色んな意味で現実から逃避したくて、東京じゃない田舎に遊びに来たがってんのかな」くらいに見ていて。
――普通の遊び仲間だったのですね。
そんな感じで1、2回ほど純士が甲府に来て、仲良く遊んで過ごして。たしか3回目の時かな。純士から「今から行く」と急に連絡があって。理由も何も言わずに「もう電車に乗っている」と。同じアウトローという立場上、なんとなく気配はわかるから、特に探らずに「もちろん来ればいい」と伝えて。
それで彼がこっちに来て、飲んでいる時に少し探ってみたら「関東の半グレに指名手配されて、東京にいられない。追われているから匿って欲しい」ということだったから、面倒を見始めた訳ですよ。
――瓜田さん、かなり壮絶な状況だったのですね。
風俗店の従業員や日サロのスタッフの寮として使うマンションを僕が所有していて、家具も揃っていたから、裸一貫でもなんとかなる。当時の彼はお金も持っていなかったんですけど、食べ物も僕がご馳走するから、それで成り立つだろうと。
でも、朝から缶チューハイを開けて街中で飲みながら歩いたり、その行動は荒くれていて。
東京での問題もあるから、「あんまり出歩かない方がいいよ」って注意しても、夜の街でヤクザと喧嘩したり、飲み屋さんで迷惑掛けたり、女の子たちに脅しのようなことを言っちゃったり。その度に僕が謝りに行って。
最初は見逃していたものの…
――かなり荒んでいたのですね。
当時僕は経営の傍らで、甲府の飲食店やナイトスポットを紹介するフリーペーパーを発行していて。掲載店は飲み屋さんや風俗系が多かったから、その打ち合わせや集金が終わるのは夜の12時頃。
帰ってからもイラレだのフォトショだので編集して…寝ないで仕事するような、かなり忙しい状況でした。
でもそのフリーペーパーに純士がモデルとして出てくれていて、その恩もあったから、まあ甘く見よう、という感じで放っておいたんです。
――なるほど。
その頃、日サロのビルの一角で、浴衣を着た女の子が膝枕で耳掻きをするお店も経営していて。その店長を任せていた子が「瓜田のファンだ」って言うから、二人を会わせてあげたら、その子と純士がくっついちゃって。
その子が急に仕事を辞めるって言い出したり、ぐちゃぐちゃな状況になってきて。「ちょっと厳しいな」と思っていた矢先に、ある出来事が起きた。
駅前の通り沿いに東横インがあるんですけど、ある日、僕がフリーペーパーの仕事を終えて帰っていたら、純士とその女の子が肩を組んで、東横インに入ろうとしているところに、ちょうど鉢合わせて。
そのすぐ近くに、純士を住まわせていた僕のマンションがあったから、その部屋ですればいいのに(笑)。
借りている部屋では気まずいのか、アウトローの嗅覚なのかわかりませんが、なぜか東横インに入ろうとしているから、声を掛けたんですよ。「純士、なにやってんだ」と。
東京に送り返した朝
――険悪なムードですね。
そしたら「これには色々と理由があって…」みたいなことを彼が言っていたから、「まあ別にいいよ。店の子に手を出すのも構わないけど、部屋を貸しているんだから、そっちでやればいいじゃん」と、伝えたんです。
それに対して純士は「いいの?」という返事で、彼らは東横インには入らず、そのマンションに歩いて向かって。彼には伝えてなかったんだけど、そのマンションに僕の仕事部屋もあったから、車で向かった僕の方が先に着いて。
「弱ったもんだな」と思っていたら、「仲村のバカめ。まんまと騙されやがって。(女の子に対して)お前は俺が東京に連れて行って、幸せにしてやるからな」みたいなことを酔っ払ったデカイ声で言いながら、純士とその子が歩いてきて。
それを聞いちゃって、「ここまでやってもわかってくれないのか、もういいや」と、アホらしくなっちゃった。今となっては、彼も酒を飲んだ勢いでの言動だから、目をつむってやればいい話なのかもしれない。だけどその時は俺も余裕がなかったから。
「匿ってくれ」って頼ってきたにも関わらず好き放題やっているなら、「新宿に帰ってヤラレればいいじゃねえか」と。でも、夜中で電車が走ってなかったんで、「明日の朝締め出して、もう帰らせよう」と。
――堪忍袋の緒が切れた、と。
次の日の朝、純士の部屋の鍵を開けて部屋に入ったら、純士と女の子が下着姿で寝ていて。水をかけて、「起きろ」って言って、そのままボコボコにして、部屋の外につまみ出した。
「お前の面倒はもう見てやれないから、二度と山梨には来るな。もし来たら、俺も俺の部下も絶対にお前を見つけ出すからな」という話をして。帰りの電車代の5千円を渡して、駅のホームまで見送った。そこまでしないと、帰らずに甲府の街でまた面倒を起こすだろうと思ったから。
彼は泣いて土下座して、「許して欲しい」とずっと謝っていたけど、僕は「悪いけど、ここで縁は切らせてもらう。もうお前には関わらない」という話をして、東京に送り返したんです。
3ヶ月後のとある日の朝、10人くらいの警察が…
――ついに袂を分かつ、と。
そうしたらアイツが、東京に帰ったその足で警察に被害届を出した。怪我もちょっと盛って、全治2週間以上の診断書を取りに行って、警視庁の組対(組織犯罪対策部)に、「山梨のヤクザの仲村にやられて、5,000万円を要求された。盗聴器も仕掛けられた」と。
なおかつ、揉み合った時に僕が純士の携帯を踏んじゃって、画面がヒビ割れたらしく、器物損壊という罪も足されて。
盗聴器じゃなくて、俺はその場で聞いちゃっただけ。他には、俺がそのマンションで少女たちを監禁している、という設定にもされて。20歳を越えている訳だからもちろん少女じゃないし、そもそも従業員の寮として使っていただけ。
それで組対が山梨県警に連絡を取って、僕のことを調べたら、「ヤクザじゃない普通の経営者だ」ってわかったらしいんだけど、被害届は受理されてしまって、僕の逮捕状が出ちゃった。
3ヶ月後のある朝、10人くらいの警察が僕の家に来た。「なんですか?」って聞いたら、「瓜田くんのことわかりますか?」と。「わかりますよ。東京に叩き返しました」って伝えると、「その件で逮捕状が出ちゃってるんだよね。連れて行かないといけない」と。
逮捕状も見せられて「手錠はかけないけど、来てもらえるか?」と聞かれたから、「悪いけど1~2日で帰らせてもらうよ」って言ったんだけど、取り調べを受ける中で、アイツの話と僕の話が全然違うから、10日過ぎても勾留が終わらなくて。
――長いですね(起訴前の勾留は最大20日間)。
でも僕は純士を“やる”時に、日サロの店員を証拠人として連れて行っているんですよ。手を出すかもしれないけど、その場で起きたことを明確にしておくために。その子を取り調べに出したら、僕の話が通って、いよいよ勾留20日っていう手前で、嫌疑不十分で釈放された。
疑いが晴れたのはいいものの、こっちは頭にきてるじゃないですか。留置所の中で「あんにゃろー」って腸が煮えくり返ってたんだけど、警察もそれを勘づいたのか、「絶対にやり返しに行っちゃダメだよ」という誓約書を、留置所を出る前に書かされて(笑)。
――そういう誓約書もあるのですね。
名誉毀損で訴えようかとも思ったけど、弁護士に相談したら「瓜田さんにお金がないから、裁判に勝っても意味がない。もう関わらない方がいい」と諭されて。そういう経緯で「もういいや」って、僕は裏の世界に潜ったんです。
それが『BreakingDown5』のオーディションでの「裏から表に出てきた」という僕の言葉に繋がるんです。“裏”というのは、経営者という意味で、ヤクザという意味ではないですよ(笑)。
――あの言葉にはそういう背景があったのですね。
ちなみに、その事件の顛末を東京スポーツが記事にしたんです。「前科13犯のアウトロー・瓜田純士が、人生初の被害届を提出。その犯人は山梨のXで、少女を監禁して売春行為をさせている」みたいな。純士なりのストーリーを作ってて、ちゃんと記者と打ち合わせて、俺が逮捕された次の日くらいに発刊。たしか全国紙の一面ですよ。
ネットの記事は残るから、「仲村は少女を監禁して売春させたんじゃないか」という話がいまだに残っていますけど、山梨の人からしたら、僕はめちゃくちゃいい人で通ってますからね(笑)。
自分で自分を紹介すると、人情味があって、“弱きを助け強きを挫く”じゃないけど、そういう存在。
組に入門なんてしたこともないし、刑務所に入ったこともない。留置所はありますけど、そんな程度なんです。
取材・文/佐藤麻水
撮影/浅井裕也
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