狩野英孝、長文で震災12年経過への思いつづる「東北のみんな、頑張っぺ」

宮城県出身のタレント・狩野英孝が１１日、自身のツイッターを更新し、東日本大震災から１２年が経過したことへの思いをつづった。

狩野は「３・１１」と題して文書を掲載。「僕が１２年たって思うことは、【まだ傷は癒えていない】」と断言した。一方で、地元の人々や若者たちの努力が「東北人達に力を与えてくれて」いることも明言。新しい店が開いたり、イベントが開催されるなどして、地元の人々だけでなく、観光客も楽しませているとした。

「津波で被害にあった若い漁師さんが、海は素晴らしいと発信している事仙台育英高校の野球部の皆さん、スタンドで応援していた生徒さん達が勝ち取った、甲子園優勝など若い世代の力が、僕たち東北人達『まだまだ頑張るぞ！』という気力、活力を与えてくれています。」と地元の人の活躍を称賛した。若者をサポートする環境を大人世代が作っていることにも賛辞を贈り、「１人１人の力が合わさり、とてつもない大きな力になり今を生きています。」と感謝の思いを伝えた。

震災後に被災者に「今、何が欲しいですか？」と尋ねた時には「宮城県に遊びに来て欲しい」と答えが返ってきたという。「東北は、美味しい食べ物や、きれいな景色、温泉、楽しいアクティビティも、観光地もたくさんあります。ぜひ１度遊びに来てみて下さい。」と“地元の人間”としてアピール。「１２年。これからもずっと、絶対にあの日の事を忘れず強く生きていきます。東北のみんな、頑張っぺ！！」とエールを送った。

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