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【堺屋大地】松本人志の芸能界引退は迫る…「本当にやりたかった番組」と「実は引退しない可能性」

【堺屋大地】松本人志の芸能界引退は迫る…「本当にやりたかった番組」と「実は引退しない可能性」 (全4枚)

ここ数年は“65歳までには引退”をたびたび示唆

「(芸能界引退まで)そんなに長くはもうないのよ」

「早ければもう2年や、遅くても5年かなぁ」

2月24日放送のトーク番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で飛び出したダウンタウン・松本人志さんのこの発言。今年9月の誕生日で還暦を迎える松本さんの5年後ということは、65歳までには引退するという意味でしょう。

松本さんは以前からたびたび自身の引退時期について言及してきたため、そこまでの驚きはなかったものの、本当に着々と“芸能界終活”を進めているのだという真実味が、ぐんぐん増してきた感は否めません。

Photobygettyimages

しかもこの発言は、コメンテーターを務めるワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、2021年1月に語っていた「さすがに65歳でやめようとは思っているけど」という時期ともおおむね一致。

つまりここ数年の松本さんは、“65歳までには引退”という考えで一貫しているということになります。

上岡龍太郎、島田紳助の潔い引退劇の影響

2019年3月の『ワイドナショー』でも、「上岡龍太郎さん、(島田)紳助さん、60歳手前くらいで辞めてらっしゃるんで」、「そう考えると俺もそこまで長くないんじゃないかなと思いますよ」と尊敬する2人の名前を出して引退に言及。上岡さんが58歳(2000年当時)、紳助さんが55歳(2011年当時)で引退したことを引き合いに出し、自身も引退までそう遠くないと語っていたわけです。

そんな2人の引退当時の年齢を今の松本さんはすでに超えていることを踏まえれば、引退までのカウントダウンは着々と進行していると考えるのが自然です。

くしくも、たびたび引退発言を繰り出していた『ワイドナショー』を、3月いっぱいで卒業することが正式に発表されました。『ワイドナショー』勇退も“芸能界終活”の一環と考えていいのではないでしょうか。

また、2006年から始まって大晦日恒例となっていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)も、2020年を最後に休止されていますので、こちらも引退を意識しての決断だったのかもしれません。

4月スタートの大型新番組も“芸能界終活”の一環?

一方、4月から新たな大型レギュラー番組のスタートも決まっています。

親友・中居正広さんとタッグを組み、過去2回特番放送されていた『まつもtoなかい』(フジテレビ系)が、日曜21時枠でレギュラー放送がスタートするのです。

松本さんは『まつもtoなかい』のレギュラー化に際して、

「まぁ、『ワイドナショー』を辞めてまでやるんで(笑)。中居くんもよく『ワイドナショー』に出てくれてて、たぶん中居くんも、俺が『ワイドナショー』出ないと、もう出ないと思うんで。そういう意味じゃ、『まつもtoなかい』は『ワイドナショー』を辞めてまでの意気込みで臨む、ということです」

というコメントを発表。

【堺屋大地】松本人志の芸能界引退は迫る…「本当にやりたかった番組」と「実は引退しない可能性」 Photobygettyimages

松本さんと中居さんは2000年に放送された連続ドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)で共演して以来親交を深めてきた仲ですが、バラエティのレギュラー番組で共演するのは初とのことで、松本さんも相当気合いが入っているのでしょう。

こうして大型新番組がスタートし、松本さん自身も乗り気であるということは、一見するとまだまだ芸能活動に意欲的であるようにも思えます。しかし、やはりこれも引退前に中居さんと思いっきり全力で取り組んで、有終の美となるようなおもしろい番組を作っておきたいという想いが透けて見えるのです。

2021年8月に2夜連続で放送された特番『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』(フジテレビ系)では、1日目の松本さんのサプライズ電話がきっかけで、2日目にウッチャンナンチャン・内村光良さんと久しぶりに共演。

松本さんと内村さんは、1988年から1991年まで放送されたバラエティ番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)時代からの盟友ですが、松本さんは番組中に「ウッチャンナンチャンとダウンタウンで何かやりたいよね」とも語っていました。

【堺屋大地】松本人志の芸能界引退は迫る…「本当にやりたかった番組」と「実は引退しない可能性」 Photobygettyimages

この発言も松本さんが芸能活動にまだまだ前向きであるととらえることもできますが、ここ数年の引退についての発言をふまえれば、こちらも“芸能界終活”の一環と考えるのが妥当でしょう。

松本さんの頭のなかには引退までにやっておきたいことがいくつか残っており、それが中居さんとのレギュラー番組であったり、ウッチャンナンチャンとの再共演であったりすると考えると、“芸能界終活”のチェックリストを一つひとつ消化しているようにも見えます。

千鳥やかまいたちなど後進育成が納得いく状況に?

もしかすると、松本さん的に後進の育成が納得いく状況になってきているというのも、引退が現実的になってきている一因かもしれません。

1990年代に一大ムーブメントを巻き起こした『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(1989年〜/日本テレビ系)や、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(1991年〜1997年/フジテレビ系)。この2番組は、“作り込まれた松本人志の笑い”の濃度が非常に濃い、松本個人の独創的な才能やセンスをこれでもかと見せつけた伝説のバラエティ番組です。

一方、特番で放送されている『人志松本のすべらない話』(2004年〜/フジテレビ系)、『IPPONグランプリ』(2009年〜/フジテレビ系)や、Amazonプライムビデオが提供する『HITOSHIMATSUMOTOPresentsドキュメンタル』(2016年〜)は、毛色が違います。

【堺屋大地】松本人志の芸能界引退は迫る…「本当にやりたかった番組」と「実は引退しない可能性」 Photobygettyimages

これらの番組に共通しているのは、松本人志個人の笑いを追求したコンテンツではなく、後輩芸人をはじめとした他者の笑いを引き立てるコンテンツだということ。

『すべらない話』は松本さん自身もトークを披露していますが、あくまでMC兼一プレイヤーという立ち位置なので、“松本人志の笑い”濃度は濃くありません。『IPPONグランプリ』ではチェアマンという立場で、『ドキュメンタル』はジャッジする立場のため、さらに“松本人志の笑い”濃度は薄くなっています。

こうした番組を観ていると、昨今の松本さんは自身のお笑い作品を孤高の立場で極めていくというフェーズから、後輩芸人たちとともに笑いを作り上げ、それと同時に後進育成に努めていくフェーズに移っているように感じるのです。

あくまで一例ですが、千鳥やかまいたちといった松本さんが目をかけている実力派コンビが、ここ数年間に冠番組を持って猛スピードで経験を積み、もともとあった才能に実績がプラスされたことで風格を身に着けてきています。そんな後輩たちの成長を実感し、自分が引退してもお笑い界は安泰だとほっと一安心できているのかもしれません。

前言撤回が“人間としての成長”だとしたら…

さて、ここまでは松本さんが“65歳までには引退”する可能性が高いという状況証拠を提示してきたわけですが、当然それはまだ確定したわけではなく、くつがえる可能性も残っています。

なぜなら松本さんはこれまでに何度も前言撤回してきた過去があるからです。

1994年に発売され250万部を売り上げた松本さんの著書『遺書』(朝日新聞社)では、自身のピークを40歳ぐらいと想定したうえで、「そのあと、俳優だとか司会だとか、とにかく形態を変えてまで芸能界に残りたくない」と記述。「引退ですね。引退したいことはないけど、まあ、せなあかんでしょうね」とも記しています。

約30年前のアラサーだった松本さんは、40歳で引退するつもりだったわけで、60歳目前でまだ現役バリバリで活躍している今は、前言撤回の真っただ中だということ。

同書では「コメディアンという肩書で、歌を歌ったり、ドラマに出たりするのは、オレは違うと思う」と綴っていましたが、その後松本さんは先述したドラマ『伝説の教師』に主演。こちらも前言撤回した結果です。

またかつては、映画は撮らないと明言していましたが、映画監督として『大日本人』(2007年)、『しんぼる』(2009年)、『さや侍』(2011年)、『R100』(2013年)の4作品を生み出しています。ほかにも以前は、芸人は見るからにケンカが弱そうなほうがいいと言っていたのに、今はムキムキのマッチョになっているなど、前言撤回をすることが多々あったのです。

松本さんは、かつての発言と現在の生き様や状況が違うことについて、2014年のテレビ出演時に「人間って成長していく生き物ですからね。考え方とかはどんどん変わっていっていい方向にいく」と持論を展開していました。

要するに、松本さんにとって心変わりすることは“成長”だということ。

65歳をすぎた後もまだまだ松本さんの活躍を期待しているファンたちは、ここからさらに松本さんが成長を遂げ、引退発言を撤回してくれることを願っていることでしょう。

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