確かなアナウンス技術に加え、タレント性や親しみやすい人柄でも視聴者の心をつかんでいる「フリーアナウンサー」たち。AllAbout編集部は全国10〜70代の437人を対象に、フリーアナウンサーに関するアンケート調査を実施しました（調査期間：3月20日〜4月10日）。

この記事では男性アナウンサーに焦点を当て、好きな「男性フリーアナウンサー」ランキングを発表。上位にランクインした3人を、回答者からのコメントと併せて紹介します。

【10位までのランキング結果を見る】

3位：武田真一

3位は、元NHKアナウンサーの武田真一さん。

武田さんは1990年にNHKに入局し、『NHKニュース7』『クローズアップ現代＋』などのキャスターを担当。報道番組を中心に、NHKの看板アナウンサーとして活躍しました。

2021年からは大阪放送局で『ニュースきん5時』『列島ニュース』を担当していましたが、2023年2月末で退局。4月からは日本テレビ系の朝の情報番組『DayDay.』に出演しています。

回答者からは「わかりやすい話し方で、物腰柔らかな態度に好感がもてた（30代女性／福井県）」「クローズアップ現代＋を見ていてとても聞きやすかったから。また、熊本出身ということで応援したくなった（10代男性／熊本県）」「真面目な感じがするけれどお茶目な感じもする（30代女性／愛知県）」などのコメントが届きました。

また「NHK時代から落ち着いたアナウンスとハプニングに対するフォローアップなど実力は確かな方なので、新番組も楽しみ（40代女性／大阪府）」など、今後に期待を寄せる声も上がりました。長年NHKで活躍してきた武田さんがこれからどんな姿を見せてくれるのか、楽しみですね。

2位：桝太一

2位は、元日本テレビアナウンサーの桝太一さん。

2006年に日本テレビに入社し、情報番組『ZIP!』『真相報道バンキシャ！』や、バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の企画「DASH海岸」などに出演しました。

大学院時代にアサリの研究をしていたことで知られるなど、もともと生き物や科学に深い関心を寄せていた桝さん。2022年4月からは同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究所員（助教）を務めています。

回答者からは「好きなことを追求していて素晴らしいと思う（20代女性／東京都）」「ZIP!を毎朝見ていて、毎朝元気をもらっていた（20代女性／広島県）」「桝さんは多弁ではないがしっかり相手のトークを引き出されるので、必要な情報がこちらに伝わりやすいから（40代女性／大阪府）」「いつも誰に対しても謙虚であり人間として素敵だなと思っています（50代女性／東京都）」などのコメントが届きました。

桝さんは2023年3月、海の環境保全に関わる活動を推進する「日本列島ブルーカーボンプロジェクト」を自身のTwitterで紹介。「本社が海に近くてDASH海岸という伝え場を擁する日本テレビだからこそきっとできる、と信じて社員時代に企画書を出していました」と述べています。自然への情熱と行動力は、さすが桝さんですね。

1位：羽鳥慎一

1位に輝いたのは、元日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一さん。

羽鳥さんは1994年に日本テレビに入社し、情報番組『ズームイン!!SUPER』の司会を担当。『ぐるぐるナインティナイン』の「グルメチキンレース・ゴチになります!」コーナーなどバラエティ番組でも司会を務め、局アナ時代からマルチに活躍していました。

2011年4月にフリーに転向し、現在は『羽鳥慎一モーニングショー』（テレビ朝日系）のほか、『ぐるぐるナインティナイン』（日本テレビ系）にも継続出演中。また、『24時間テレビ』や『THEMUSICDAY』（ともに日本テレビ系）などの特別番組でも司会を務めています。

回答者からは「ユーモアもあり頭の回転が早く、安定感があると感じます（30代女性／東京都）」「硬軟両方いけるとても明快なアナウンサー（50代男性／神奈川県）」「ぐるナイの進行が特に面白く、メンバーとの会話も面白い（20代男性／静岡県）」「よく涙している姿を見ていて人間味あふれる方だと思う（30代女性／神奈川県）」などのコメントが届きました。

2022年12月にオリコンが発表した「好きな男性アナウンサーランキング」では、名だたるアナウンサーを抑えて羽鳥さんが1位に輝きました。2010年から通算で6回も頂点を獲得していることから、絶大な人気ぶりがうかがえます。
(文:高橋遼子) 外部サイト 【10位までのランキング結果を見る】 ◆好きな「女性フリーアナウンサー」ランキング！3位「神田愛花」、2位「有働由美子」、1位は？ ◆「フリーになって成功している」と思うアナウンサーランキング！2位「羽鳥慎一」、1位は？ 「アナウンサー」をもっと詳しく

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