お笑いコンビ・麒麟の川島明が8日、生放送のTBS系バラエティー番組「ラヴィット！」（月〜金午前8時）で、2日に放送し炎上した韓国ロケVTRでの不適切な言動を謝罪した。ロケVTRでは、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛が屋台で売り物の唐揚げに、使用済みの爪楊枝を直接刺して口にしていた。その姿に共演者や店の人が注意するも、山添の反省のない言動に放送後批判が相次いでいた。

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番組終盤で田村真子アナは翌9日に予定していたロケ企画の続編を放送しないと伝えた。田村アナは5日の放送回でも、1人で謝罪している。ネットでは、山添が直接謝罪していないことへの批判が相次ぐ一方で、こうした騒動を予見していたようだ。

今年1月には、「プロが選ぶポテトチップスサワークリームオニオン味人気18品の中で1番美味しい商品は？」と題した企画で、出演者が商品名を答えるシーンで、山添は「カルビーさんの"クラチン"ポテトサワクリ＆ダブルオニオン」と回答。読み上げている途中で、MCの川島から「文字の順番が違います」と指摘され、「クランチポテト」と訂正する一幕があった。

「これも山添さんにとってお決まりの展開でした。ほかにも過去に『スーパー＆コンビニで買えるアイス人気20品プロが選んだ！1番美味しい商品とは？』と題した企画では、山添さんは『FANTAグレープアイスバー』と回答したかった"設定"で『FANTA』の綴りをわざと間違え、アダルトポータルサイトの名前を出していました。慌てた川島さんらから注意、書き直しさせられています。もちろん、ネットで炎上しています。

いずれも、MCや出演者が内輪で笑いに変えていましたから本人もケロっとしている。こうした山添さんの朝の番組に適さない“幼稚なおふざけ”を快く思わない視聴者からは“何かしでかすのではないか？”と懸念する声はたびたびあがっていました。今回の騒動も想定内という反応ですが、最近は『寿司テロ』など衛生面を損なう迷惑行為に注目が集まっているタイミングでしたから、簡単にはおさまらないでしょう」（テレビコラムニスト）

破天荒キャラが人気の山添。出演者の立場としては爪痕を残そうと必死なのはわかるが、さすがに笑えない状況だ。

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