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橋本マナミが家庭を持って失ったこと「今は今で良かったのかなって」

〈バディだけスゴくて16歳で熟女の色気〉イヤだったグラビア撮影、減り続ける仕事…「需要ないよ」と言われた橋本マナミ(38)の“下積み15年”から続く

約15年に及ぶ下積みを経て「国民の愛人」としてブレイクした橋本マナミ。覚悟を決め、自分の居場所をようやく掴んだ日々、そして本当はなりたかった“存在”とは――。(全2回の2回目/前編を読む)

【画像】「裸一貫で撮影に臨みました」という 篠山紀信が撮影した橋本マナミを見る

◆◆◆

仕事もなく崖っぷち。そんな時、手ぬぐいと紐だけのグラビア撮影に挑んだ

――グラビアはずっと嫌だったと仰っていましたが、26歳で事務所を移籍後、再びグラビアのオファーがきてどう思いましたか?

橋本仕事もなくて崖っぷちだったので、自分にはそれしかないって、覚悟が決まりました。今までビキニが嫌だとか、どうやって隠そうってことしか考えてなかったんです。でも、FRIDAYのグラビアの撮影ではポロリしようが、見えてようが、読者に何か伝わるならもうどうでもいいやって。手ぬぐいと紐で隠すとか、浴衣は着るけど下着はつけてないとか。露出度も高かったんですけど、そんなのも全然気にならなかったです。

橋本マナミが家庭を持って失ったこと「今は今で良かったのかなって」
撮影石川啓次/文藝春秋

――手ぬぐいと紐とは、どのようなシチュエーションだったのでしょうか。

橋本温泉の中で撮影したんですけど、湯船の中で手ぬぐいがフワ―ってなって隠すとか。でも、全然アンダーも見えていたし、隠せてない写真が出ちゃったこともあるんですけど(笑)。ニプレスも一応貼ってはいたけど、男性スタッフに見えても気にしてなかったですね。あとは、お湯から上がって床で寝たり、畳の上ではだけるとか。

そこで撮ったグラビアの反響が、結構大きかったんです。その後も撮りおろしが続いたり、他の雑誌から声が掛かったり、DVDのお仕事がきたりして。今までリピートが続くなんて一回もなかったから、本当に嬉しくて…!

あと、カメラマンさんも10代の頃からお世話になっていた橋本雅司さんだったので、私の良さをご存知で、すごく安心してお任せできましたし、色々な表情を撮って頂きました。

――仕事への意識が変わって、また違った表情が出てきた、ということでしょうか?

橋本仕事への意識もあるし、10代の頃は、「笑顔」とか「元気」を求められることが多かったんです。カメラマンさんも私をどうやって笑わそうかって考えて下さったと思うんですけど。でも、私が20代後半に壇蜜さんのようなグラビアが流行ってきたんです。木陰でしっとりするとか。アンニュイな感じとか。そうなると、私も頑張って笑うことを求められなくなって、やりやすくなってきたんですよね。

元々10代の頃から大人びているねって言われてきたんですけど、20歳を超えて外見と年齢がマッチしてきて、ちょうどいい感じになってきた気はします。

20代後半で「国民の愛人」と呼ばれて思ったこと

――10代の頃から大人の色気もあったような…?

橋本中学生の頃から、制服着ていても「コスプレみたいだね」とか、友達と一緒にいても「一人だけ雰囲気が違う」って、ずっと言われていました。小学生の頃から大人びていたので、バスも子ども料金を払ったことがないです。大人料金を請求されちゃって。でも言えなくて。

――20代後半に「国民の愛人」と言われて話題になりましたが、「愛人」と呼ばれてどう思いましたか?

橋本やっと居場所が見つかったなって思いました。それまでずっと、「個性がないね」って言われてきてコンプレックスだったんです。でも、愛人キャラができてから、私の居場所はここなんだ…!ってしっくりきたし。愛人っぽく見られるように雑誌を見て研究して、話し方とかしぐさ、服装、髪形も全部変えましたね。服装は、おじさまが好きな服装…、上品だけどちょっとボディラインが見えているような服にして、髪は染めずに黒いロング巻髪で、姿勢は酔った時の姿勢。喋り方も声のトーンを落としてゆっくり喋るなどですね。

私の「愛人キャラ」がフォーカスされた頃、ドラマ「昼顔」もすごくブレイクした年だったんです。不倫ブームも話題になって、さらに愛人にフィーチャーされた気はしますね。

「国民の愛人」以外にも色々ネーミングをしてもらって、「平成の団地妻」とか、「若き熟女」、そういうのがいっぱいありました(笑)。やっぱ熟女とか団地売りだったんですよね、私。

「お嫁さんにしたいナンバー1になりたい」と事務所に相談すると…

――プライベートの橋本さんも、「愛人キャラ」だったんでしょうか…?

橋本プライベートは全然違います(笑)。だから視聴者にバレちゃって!嘘ついているとか無理してるとか、エゴサーチすると書いてありました。

自分でも、本当は愛人キャラじゃないよな…って思ってはいて、途中から「お嫁さんにしたいナンバー1」とか、どうにかそっちの方向に変えられないか?って事務所に聞いたんです。でも、26で手ぬぐい撮影やって、グラビアのタイトルも「びちょびちょ」とか激しめのも多かったので、誰もお嫁さんにしたくないよねって言われて(笑)。愛人面白いじゃん!という雰囲気になって、自分でもそうだよなって納得しました(笑)。

心のパンツを脱いだら、ほんとのパンツも脱いじゃって

――「国民の愛人」キャラから約1年後には、篠山紀信さんにも撮影されました。

橋本篠山さん、巨匠でした。やっぱりすごいです!初めてお会いしたときに、当時72、3歳くらいだったと思うんですけど、私と同じ年齢に下がって会話してくださるんですよ。だから、私もすごく心を開いちゃって。篠山さんの撮影は、いい写真が撮れなかったら帰っちゃうって聞いていたので、心を開きつつも、闘いだと思って挑みましたね。

――篠山さんに「心のパンツを脱ぎなさい」って言われたのは本当ですか?

橋本本当です。たぶん、本当のパンツは脱がなくていいけど、心のパンツは脱いでねって。それで伝わるものがあると思うので。

――心のパンツは脱げました?

橋本脱げました。そしたらほんとのパンツも脱いじゃって(笑)。ニプレスも外して、アンダーも外して、全部脱いじゃいました。

 

裸一貫で撮影に挑みましたが、巨匠が作り出す空間がすごく心地よくて、気持ちも盛り上がっちゃって。写真集に載っている写真は隠してますが、色味は透けてるかな。撮影では身も心もはだけて、一番攻めた写真集になったと思います。撮影の夜は高揚して、眠れなかったです。

篠山さんのグラビアもそうですし、自分でも、なんとかして読者に喜んでもらいたいなって思うようになって、よく、「グラビアはセックスだ…!」って言っていたんですけど。写真を見た人に、その瞬間を妄想してもらいたいなって思っていました。

婚活を始めると「一晩限り」とか「愛人契約」とかそんなのばっかり(笑)

――グラビアで活躍されながら2019年、35歳のときに結婚されました。婚活もされていらっしゃったんですよね。

橋本それまでジェットコースターのような恋愛が多かったので、30代になって結婚を考えたときに、そうじゃない、安定した、優しくて波長が合う人がいいなって思ったんですよね。

――ジェットコースターのような恋愛は、愛人キャラの影響もありますか?

橋本あると思います。自分でもちょっと危ない人を求めがちだったのもあるんですけど。女性にだらしないとか、お金が全然ないのに、家でゲームばっかりして働かないとか。それも楽しかったんですけど、30代になって結婚を意識したんですよね。

ただ、婚活を始めたときって、ちょうど愛人キャラでいっぱいテレビに出ていた頃だったんです。来る人来る人、愛人契約とか、一晩限りどうですか?とか、そんなのばっかり。パブリックイメージってすごいなって。私は元々そういうタイプじゃないのに、本気でそうやって来られる方が多かった。愛人キャラの印象が強くて、誰からも口説かれなかったんですけど(笑)。

――ご主人様はお医者さんと伺いましたが、どんな方ですか?

橋本東京では出会わないような、物静かな人です。今まで都会で会う人は派手な方が多かったので、最初に出会ったときからビビっときて、この人と結婚したいな…!って思いました。毎年クリスマスに、さびしんぼの会っていう集まりを私が幹事でやっていたんですけど、そこに友達が連れて来てくれて。

夫に出会って何回かお食事に行って、1カ月後にはお付き合いが始まりましたね。

家庭を持って良かったことと失ったこと

――結婚する際、グラビアなどお仕事については何か言われましたか?

橋本グラビアOK、キスシーンOK、濡れ場OK。一応相談はしますけど、特に何がダメだっていうのは全然ないですね。やりたいならやってもいいよと言ってくれます。

――2020年に第一子を出産されました。家事分担、子育てなどどうしていますか?

橋本二人でやっていますが、私の仕事がどうしても不規則なんです。夜にロケに行くときは、夫が時短勤務をして17時には帰ってきて、シッターさんは頼んでないですね。料理は私が担当していますが、その他の家事、掃除とかも、できる方がやろうって感じです。

――家族を持って良かったことはどんなことですか?

橋本不安定な仕事についているので、心の保ち方が難しいときもあるんです。今は良くても、来月から仕事がなくなったらどうしようって不安に襲われることもあるし。でも、家族を持ってから、安心して仕事が出来るようになった気はします。前より自信を持って、取り組むことができていると思います。

たとえば、バラエティでもちゃんと使われる発言をしないと二度と呼んでくれない世界にいるから、それが怖すぎて、逆にやりすぎちゃって、空回りしたこともあるし。だからいいバランスが取れるようになったのかなって思います。

一方で、結婚したことによって失った仕事もたくさんあります。露出とかセクシーを求められる仕事もたまにはあるけど、少なくなりましたね。今は、ドラマとかバラエティ、女性誌の美容コーナーなど、マルチにやっています(笑)。今は今で良かったのかなって思います。

――今後のお話ですが、「ブラウン管より愛をこめて」の舞台に出演されます。

橋本元々すごく舞台が大好きで、ずっと出てみたい劇団だったんです。自分で演出家さんに会いに行って、「私、舞台に出たいので出してください」って直談判したんです。シアタートラムっていう三軒茶屋にあるすごくいい劇場なんですけど、そこに立ちたかったし、夢が叶う感じですね。ちゃんといい作品が作れるように、プレッシャーと不安もありますがすごく楽しみです。

撮影=石川啓次/文藝春秋

INFORMATION

橋本マナミさんが出演する「ブラウン管より愛をこめてー宇宙人と異邦人ー」は6月29日(木)から7月16日(日)まで世田谷パブリックシアター内のシアタートラムで上演されます。詳細はこちらをご覧ください。
https://setagaya-pt.jp/stage/2092/

(松永怜)

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