ジャニーズタレントの先陣を切り、性加害問題に言及した東山

「日曜の朝にこのような話をしてしまい、重ね重ね、お詫びを申し上げます」

5月21日、ジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏の性加害問題について、同事務所に所属する東山紀之が言及した。

自身がメインキャスターを務めるニュース情報番組『サンデーLIVE！！』（テレビ朝日系）では、藤島ジュリー景子現社長の謝罪動画や、立憲民主党が開いた国対ヒアリングに、性被害を訴えた元所属タレントの男性2人が出席したことなどを報道。東山はVTRを受けて、冒頭のように謝罪をまじえながら、約2分にわたって見解を述べた。

「そもそも『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともに、すべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています。心を痛めたすべての方々、本当に申し訳ありませんでした」

また、発言の冒頭では、これまでほかの所属タレントから謝罪や弁明の言葉がなかったことについて、「最年長である私が、最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには、極力、待ってもらいました」と釈明した。

「5月15日放送の『newszero』（日本テレビ系）では、前日に公開された藤島社長の動画を受けて、キャスターとして出演する嵐の櫻井翔さんがどうコメントするかが注目を集まっていました。

しかし、カメラの前に立ったのは、メインキャスターの有働由美子さんだけでした。櫻井さんは“フレームアウト”したことで、物議を醸しました」（週刊誌記者）

同じくニュース情報番組に出演する城島茂（テレビ朝日系『週刊ニュースリーダー』）や中丸雄一（日本テレビ系『シューイチ』）、風間俊介（日本テレビ系『ZIP！』）らは、現在のところ、性加害問題に関して言及していない。

SNSでは、東山の発言は《真摯な言葉、すごく響いた》と評価する声のほか、櫻井らが“沈黙”していた事情を知ったネットユーザーらのツイートが多数、投稿されている。

《newszeroで櫻井翔がコメントを出さず批判された経緯がこの言葉でわかると。》

《zeroから櫻井くん降板させろとか、キャスター失格とか本当酷かった。東山さんが止めてたんだね。そんな事情言えないわ。》

《ジャニーズの性加害問題、東山紀之がコメントを出すまでは待っていてほしいと事務所の後輩に伝えていたらしい櫻井翔は逃げたとか散々叩かれてたけど、叩きたいだけの連中はこれ聞いても叩くのはやめないんだろうな》

《櫻井翔を叩きまくった人達謝ってほしい東山さんが説明してます》

だが、この日の東山の謝罪内容を言葉どおりに解釈すれば、ほかのジャニーズタレントも、性加害問題について発言することが“解禁”されたことになる。

今後、ニュース情報番組に出演を控える風間や櫻井は、何を語るのだろうか。

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