ロンドンブーツ１号２号の田村亮が６日放送の「ロンドンハーツ」に出演。逆ドッキリ企画にはめられ後輩から説教される一幕があった。

亮には予め偽の企画「後輩に説教し逆ギレさせるタイムレース」と説明し仕掛け人のつもりで臨むが、実は逆ドッキリという仕組みの企画。その「後輩」に選ばれた２０１７年のＭ−１グランプリ王者「ともサーモン」の久保田かずのぶが本当の仕掛け人という裏設定だった。

打ち合わせから緊張気味の亮。企画がスタートすると、久保田がいる控室にさりげなく登場。久保田がカメラ位置に合った席に座らず、いきなり亮は大苦戦を強いられる。さらに途中で別の仕掛け人の「ＦＵＪＩＷＡＲＡ」の藤本敏史が入ってきて、ペースをかき乱された。

再び２人になり、久保田は「ＭＣの番組とかあるじゃなじゃないですか。俺、意外と何もないんですよ。その辺が」と言うと、亮は「それはＭＣやるような感じに見えてないってことやろ」と指摘。久保田が神妙な表情で「向いてないんですか？」と聞くと、亮は「いや向いてないんじゃなくて、毒舌言ってると、ＭＣをやる感じではなくなる。よそで悪口とか言わんほうがええて」と、久保田の持ち味でもある“毒舌”にダメ出し。そこから「だって聞いたぞ！お前、俺のこと『ギャラ泥棒』って言うてるらしいやん。『淳の横に居るだけなら、犬にもできるわ』とか言うてるって」と“嘘の言いがかり”で問い詰めると、久保田は「『淳さんのピットブル』とは言いましたよ」と返した。亮は「言うてるやん。ナメてるやん」と怒り口調になった。

だが、亮は久保田はキレずに冷静なまま。亮は詰め寄り「陰で悪口言われていることにムカついてんじゃ！」と久保田が頭にかけていた眼鏡を手で払い飛ばした。久保田をキレさせるための“最終手段”に出た亮だったが、久保田に「僕のことを信じてもらえないんですか？」と聞かれると「信じてへんよ」と答えてしまう。

久保田が「信じてないのに、僕とここまで話しているんですか？」と聞かれると、「信じてへんよ」としか答えられなくなり旗色が悪くなっていった。その後、久保田が「今日、何のためにここに来たのですか？」「なんもなくて俺に怒りに来ただけ？」「ここになんでずっといるんですか？」と畳みかけられると、亮は追い込まれる一方に…。

１時間が過ぎ、久保田に“逆ギレ”のＧＯサインが出ると「俺にＭ−１の話したじゃないですか。舞台出てますか？出てないですよね。俺はリアルに立ってます。漫才の何知ってんですか？分からんでしょう。素人のゴタにしか聞こえないんですわ！リアルに立った奴だけ言う権利がある。黙って聞いていたけど」とリアルさ満点の説教を展開。さらに「悪口言われるようなことしてるから、そういうことでもあるんじゃないですか？証拠もちゃんと出さない。理不尽すぎる。支離滅裂。挙句、暴力ですか」とバッサリ。亮は師匠に怒られる弟子のように何も言えなくなってしまった。

ここでネタ晴らしされ、亮は「ふぅ〜」と安どした様子。自身が仕掛けられた側だということが明らかにされると、亮は「どういうこと？」と戸惑った。「しんど。これいつまで続くんやろと（思った）。（仕掛け人は）引退します」と心底ホッとした表情を浮かべた。

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