（呂布カルマのTwitterアカウントより）

熊本県の県立高校の修学旅行で、女子生徒30人が入浴中、複数の男子生徒から盗撮やのぞき被害にあった問題について、人気ラッパー・呂布カルマの発言が物議を醸している。

報道によると、2022年の修学旅行で、女子生徒約30人が宿泊先の露天風呂で盗撮被害にあったという。盗撮やのぞきをおこなったのは同じ学校の複数の男子生徒で、学校は生徒らを登校禁止などの処分に。一部の生徒は自主退学したとも伝えられた。

「今回の報道では、のぞきだけでなく盗撮までおこなわれたことに対する、驚きや非難の声が多く聞こえます。昔は漫画などの表現で、のぞき行為が描写されることもありましたが、現代はスマートフォンが普及し、ネットで一気に拡散される可能性もあります。とくに多感な若い時期での被害ということもあり、生徒たちの心のケアも重要です」（週刊誌記者）

そんななか、呂布は6月29日、こうツイートした。

《のぞこうと思えばのぞける様な露天風呂を選んだ学校が悪い。男子生徒はのぞけるならばのぞく。当たり前だろ。》

《こんなの全員正座させて頭から水ぶっかけて反省文ぐらいで許したれよ。》

だが、ツイートのリプ欄では、同意する人もいるものの、どちらかといえば批判の声が多く寄せられている。

《昔ならそれでよかったけど、今はおそらくスマホで撮影してるんですよ。自分の娘が入浴してる裸の姿を盗撮されても同じこと言えますかね？拡散して不特定多数の人が見てもそれ言えます？》

《呂布さん含め、男性の大人がそういう態度だからこういうことが起こるんじゃないですか。「どうせ反省文程度で済むだろう」と甘くみてるんですよ。》

《「多感な思春期に、身近な生徒に裸を覗かれた女の子の気持ちを考える」ということがすっかり抜け落ちています。それで本当に大丈夫ですか？それとも、「そんなことくらいでそこまで傷つくわけない」ですか？「そんなに傷つく方がおかしい」ですか？「こんなの」という枕言葉がとてもショックです。》

呂布にも呂布なりの持論があるようで、その後は寄せられた多くのリプライと意見を戦わせている。《男は覗けるなら誰でも女湯を覗く、覗かないほうがマトモじゃ無い、と、覗きを悪く無い行為だとあなたは言っています。それを容認といいます。》という意見には、《事実として言ってるだけです。是非の話はしてません。》と反論。《学校が悪い理由にならないと思いますが。》という意見には、《想定しとけよって事です。》と打ち返している。《だからそんなとこに学生を連れて行くべきではない。》とも語っていた。

あくまで、事前に予見できなかった学校側の責任を追及する姿勢だが、言葉足らずな感は否めない。ここ最近はバラエティや情報番組に多数出演し、ラップバトルで鍛えた辛口トークを展開していた呂布。ちょうど6月30日に発表された「2023上半期ブレイクタレント」ランキングでは、9位にランクインしている。

おめでたいニュースの矢先に炎上とは災難だが、本人は《俺が頑張れば頑張るほど俺を好きな人は喜び、俺を嫌ってる人はイラつく。どちらも同じぐらいのモチベーションになります。》とツイートするなど、どこ吹く風といった様子だ。

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