作家の岩下尚史氏（62）が11日、TOKYOMX「5時に夢中！」（月〜金曜後1・55）に生出演し、TBS安住紳一郎アナウンサー（49）が役員待遇に昇任したことについてコメントした。

安住アナはTBSの1日付人事で、役員待遇に昇任した。同局の現役アナが役員待遇になったのは初めて。佐々木卓社長は5日の定例会見で、「安住アナウンサーは天才だと思うんです」と絶賛。「すごい努力の人で、1つの番組をやるのに、努力してからほんの一瞬を生む努力家。後輩を面倒をよく見る」と絶賛し、「天才で努力で後輩の指導力があったら、役員待遇なんかは当然かなって思います」と話した。

安住アナのラジオ番組にゲスト出演するなど、懇意にしている岩下氏は、「どんな大御所と言われるゲストでも物怖じしない、ロケに行ってもこびもへつらいもしないで、対等にできて、という感じの人」と、安住アナの器用さを絶賛。「もうちょっと早く役員待遇、遅いよ、TBSも」と、昇任はむしろ遅すぎるとの見解を示した。

さらに、岩下氏の怒りの矛先は、番組MCを務める垣花正、大島由香里両フリーアナへも向けた。「この人はあんたたちみたいにフリーで何かやってやるっていうような、よこしまなことは思わないんですよ、うちの紳一郎は。ろくなのいないだろ？フリーになったやつらは。何でみんないい人ぶってるけど、なかなかのやつじゃない？」。全フリーアナを標的にしたキツ〜い一言に、垣花アナは「私達のことを言う分にはいいけど、他もまじえるとややこしいですよ？」と言い放った。

安住アナは昨年、出演したラジオ番組で、「会社の猫になりたい」と発言。「猫のように付かず離れず。人ではなくて、家とか街に居着くような、そういう組織との向き合い方がいい」と、理由を説明していた。

これに岩下氏は「安住紳一郎は、弱肉強食とか、野生のところじゃ過ごせないから、飼い猫になろうって言ってるの。練りに練った言葉ですよ。あんたたち人でなしと一緒にしないで」と、安住アナを上げつつ、垣花、大島両アナを再び攻撃した。しかし、「あんたたちはましな方よ」と言い直し、「他のさ、嫌だなあ、朝から出る…」とさらに別のフリーアナをやり玉に上げそうな雰囲気に。すると大島アナは「これ以上言うと何かが出てきそうなので…」と、話題を打ち切った。

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