離婚を決意するまでの家庭生活を語る美奈子。何度も涙を流した

7月10日、本誌が報じた美奈子の離婚決意が反響を呼び続けている。

ビッグダディこと林下清志氏の元妻として知られる美奈子は、夫で元プロレスラーの佐々木義人氏からDV被害を受けていた。

2015年、佐々木氏と再婚し、2児をもうけた美奈子。いまは10人の大家族で、佐々木氏はバスの運転手に転職している。佐々木氏が、美奈子の連れ子と打ち解けようとする様子が2019年に『ザ・ノンフィクション』（フジテレビ系）で放映されるなどして、大きな反響を呼んだ。

なぜ美奈子は、4度めの離婚を決意したのか。本誌は美奈子が家を出る様子を目撃、美奈子本人に取材もおこなっている。

7月上旬、埼玉の閑静な住宅街。美奈子が暮らす家で、朝から引っ越し作業が始まっていた。私服警官2名と、制服姿の警官2名が“警護”をしている状況だった。引っ越し作業が終わると、幼い子ども2人は佐々木氏とではなく、警察車両に乗せられ立ち去ったのだ。

「以前から、警察には夫のことを相談していたんです。子どもを連れて家を出て行くつもりだと告げたら『わかってるだろうな。どうなっても知らねえぞ』と、脅迫されました。

身の危険を感じたので、警察に来ていただきました。無事、同居していた子ども6人を連れて、逃げることができました」

本人によれば、佐々木氏との結婚生活のなかで、暴力を振るわれることもあったという。さらには、佐々木氏から「さっさと死ね」「早く死ね」とLINE上で暴言が送られることが多発。最終的には、佐々木氏の口から「血のつながっていない子どもは嫌いだ」と、連れ子に対する非情な発言まで飛び出していた。

「涙ながらに実情を明かした美奈子さんですが、同情の声が寄せられる一方で、心ない声も見られます。

ビッグダディと離婚したことで、美奈子さんの離婚歴は3回。その離婚歴の数から『男運が悪い』『男に依存している』といった言葉が寄せられているのです。

しかし、取材に応える美奈子さんは、『真剣に向き合ってくれている証拠だ』と自分に言い聞かせ、夫婦生活を続けてきたと明かしています。それだけ、限界の状況だったのでしょう」（週刊誌記者）

2017年、本誌は佐々木氏との間に子どもを産んだばかりの美奈子を取材している。自宅では子どもたちに加え、佐々木氏の作業服も洗うため、10kg洗える洗濯機を1日3回、フル稼働させていた。当時、本誌には「離婚はもう繰り返したくはないわ」と明かしていたが……。

限界を迎えた現状で、弁護士に用意してもらった離婚合意書も、目の前でビリビリに破かれてしまったという美奈子。今後は「慰謝料も養育費も財産分与もなくていいので、離婚したい」という条件で、弁護士を通じて協議する予定だという。

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