フジテレビとダウンタウンの浜田雅功（60）の距離感をファンが懸念している。4年ぶりに復活した「FNS27時間テレビ」が7月22日から23日にかけてフジテレビ系で放送され、午後10時台には、90年代の伝説的な番組「ダウンタウンのごっつええじ感じ」のメンバーが出演。ダウンタウンの松本人志（59）や今田耕司（57）、東野幸治（55）らが登場したものの、浜田の姿はなかった。そんな浜田に対し、松本は、「浜田に逃げられたからな（ギャラが余分に上がった）」「言っときますけど、浜田さん。愛人と見てます」とボケてみせたが、浜田について言及したのは、この時だけだった。

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「他の番組で浜田さんが病気などで番組を欠席した時などは、松本さんはもっとイジるし、他の出演者も便乗して、不在の浜田さんを盛り上げるのですが、今回はかなり気をつかっている感じがしました。一部でフジテレビと浜田さんの関係がギクシャクしていると報じられたことで、フジテレビが神経質になっている影響もあったと思います」（バラエティ番組関係者）

■ノープラン番組に嫌悪感

その直前の7月22日配信のネットニュース「ピンズバNEWS」が、浜田が「27時間テレビ」に出演しないとして、「フジテレビが大嫌い説」を報じた。その理由について、制作会社関係者の話として「浜田さんは芸人やタレントを大勢集めて、ノープランでワチャワチャするようなコンセプトのないバラエティ番組が大嫌いだそうで、そういう仕事は絶対にしないといいます」と説明している。さらに、昨年9月に放送されたフジテレビの超大型特番「FNSラフ＆ミュージック〜歌と笑いの祭典〜」で、松本がアポなしで浜田に電話をするというシーンについて触れている。折り返し電話をかけてきた浜田と松本のやりとりに番組は大いに盛り上がったが、この演出にも浜田が激怒したと「ピンズバNEWS」は報じた。

「この件について報じたのは『ピンズバNEWS』だけ。他のメディアは一切後追い報道をしませんでした。ただ、実際に浜田が『FNS27時間テレビ』に出演しなかったことから、信ぴょう性のある話だと言えるでしょう。『ピンズバNEWS』は、浜田とフジの確執を繰り返し報じていることから、双方の関係について何らかの確証を得ているのかもしれませんね」（芸能ライター・弘世一紀氏）

松本は、「人志松本の酒のツマミになる話」や「まつもtoなかい」、「IPPONグランプリ」などピンでフジテレビで冠番組を持ち、局との関係は極めて良好。ただ、その松本も「ダウンタウンのごっつええ感じ」の放送を巡って、過去にフジとギクシャクしたことがある。ダウンタウンとフジの関係を案じるファンも出そうだ。

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